キャラクター/【闇の探求者アンセム】

Last-modified: 2020-02-29 (土) 14:00:57

KHIの時点では、かつて荒廃する前のホロウバスティオンを治めていた賢者で、ハートレスや世界の秘密についての研究をしていた人物とされていた。
ただし、それは本物の賢者の名を騙っていたに過ぎず、KHIIで明かされたその正体は、本物の賢者アンセムの弟子ゼアノートがハートレス化した姿である。

  • 正体が判明した当初のKHIIでは「ゼアノートのハートレス」等と呼ばれていた事もあったが、結局以前からの呼称である「アンセム」に落ちついたようで、以降の作品でも引き続き「アンセム」の名で呼ばれている。基本的にファンの間でも単に「アンセム」と言えばこの人物を指す場合が多い。
    • KH3Dによれば、闇の探求者アンセムは「アンセム」、賢者アンセムは「賢者アンセム」の呼称で区別されている模様。
  • 元々は偽物という設定はなかったが、野村氏がKHIのシナリオ作成時に「賢者と言うわりに悪役っぽ過ぎる」と感じており、その感覚がきっかけでKHII以降の設定が作られたことがKHIIIアルティマニアのインタビューで明かされている。
    • KHIでは素性が先に明かされたために悪人面にも違和感がなかったが、賢者として顔だけが先に分かっていたら、確かにあまりの賢者らしからぬ人相に先の展開が読めそうなものである。

現在確認されているハートレスの中で、唯一はっきりとした人格と意思を持つ人型ハートレス。
KHIで一度リクの体を乗っ取り、それ以降も彼の心に潜む闇として、リクの宿敵となる。
 
CVは大塚明夫。後のゼアノートと同じである。

  • FM版及び北米版の声優はビリー・ゼイン(KHI)→リチャード・エプカー(KHII以降)。

褐色の肌に長い銀髪、濃い金色(オレンジに近い)の瞳を持つ。

  • ちなみに当初のデザインは金髪、色白と今とは真逆の設定だったが、最終的に今のデザインになったらしい。その後、初期設定を意識したのかKHIIで登場した本物の賢者アンセムが金髪色白のデザインとなっている。

ホロウバスティオンで現したこの姿はリクの体を乗っ取ったことで得た肉体であり、肉体の無い本来の姿はKHIなどで度々見られる茶色のローブの姿をしており、アルティマニアではこの状態はローブの男茶ローブの人物などと表記されている。

  • メモリアルアルティマニアによると、体がないことを利用して世界の壁を超えることができたと解説されている。他のハートレスと同様の原理なのだろうか。
  • ソラがハートレス化した時もノーバディであるロクサスのみが人型になったように、自我はあっても心のみの存在ハートレスは人の形にはなれないようだ。

茶ローブの人物の背丈はアンセムと比べてかなり小さく背筋も曲がっており(開発後半までは謎の老人という設定だった)、まるで同一人物とは思えないが、これは本体であるゼアノートのさらに元の姿であるマスター・ゼアノートの影響だと考えられる。
ロングコートの服装もマスター・ゼアノートとほぼ同一のもので、思想にも彼の影響が強く見受けられる。


背後にはハートレスのような怪物(通称スタンド)を従えており、戦闘中はこれによる攻撃や防御を多用する。
腕を組むなど毅然とした振る舞いを保ち、屈強なスタンドを従えた攻撃を行い、更に衝撃波などの力強い魔法攻撃を放ったりなど、「屈しよ!」「ひれ伏せ!」などの戦闘時の台詞に相応しく敵をねじ伏せるような重々しい攻撃を使用している。

  • 全体的な技を見ると物理攻撃は基本的にスタンドに任せ、自身は振る舞いを崩さないまま魔法攻撃を使用したりなど、自身が直接手を出すような攻撃は少ない。

BbSのラストエピソードに登場したテラ=ゼアノートも彼と酷似した戦闘スタイルである。
KHIでラストボスのワールドオブカオスと化した際にはダブルセイバーのような形のソウルイーターを使用した。


ゼムナスとの関係については、元の存在が同じというだけであってお互いが協力関係にある訳ではない。
ただ、ある目的の為に行動をしていたのは共通している。


 

KH Edit

闇の勢力に襲われる前までホロウバスティオンを治める傍ら、ハートレスの研究をしていた人物で、それ以降は行方不明になったと思われていた。
その正体はヴィランを影から操る黒幕であり、同時に数々の世界を消滅させていた今作のラストボス。
キングダムハーツを手中に収める為、強大な闇の力でハートレスを操って世界の心を集めていた。
また、初めて登場した際は肉体が無い状態だったため(3Dの項を参照)、リクの体を乗っ取り、ソラと戦った。
 
ヴィラン達にセブンプリンセスを集めさせ、ホロウバスティオンで完成した闇へと通じる鍵穴からキングダムハーツへの道に至ろうとしたが、カイリの心が欠けていたために鍵穴は未完成のままだった。
ソラにキーブレードを取り返されて動揺していたリクを闇に誘い、リクの身体を乗っ取ったアンセムは、同じくセブンプリンセスの心から作られた人の心のキーブレードを使ってソラの中のカイリを目覚めさせようとするも、逆に敗れてしまう。しかし、ソラが闇へと通じる鍵穴を閉じるため、カイリの心を解放して鍵穴を完成させたため、本来の姿を現し、カイリたちを消そうとする。
カイリたちの始末は体に残っていたリクの心に阻止されるものの、完成した鍵穴から世界の闇の中心であるエンド・オブ・ザ・ワールドに向かい、闇の扉を開こうと動いていた。
エンド・オブ・ザ・ワールドでソラ達に敗北し、残った力でキングダムハーツの扉を開き闇の力を得ようとするが、扉から差し込んだ光に触れて消滅した。


ラストバトルにおいての最終形態はワールドオブカオス
戦艦の上の方にアンセムの本体と強化されたスタンドがいる。


今作ではホロウバスティオン(レイディアントガーデン)を治めていた賢者アンセムが、人の心の闇について研究するうちに、ハートレスを人工的に生み出したり、自分が治めていた世界を滅ぼすなど、闇の力に取り憑かれて暴走したかのように振る舞っていた。
KHIIの裏アンセムレポート2で明かされるが、アンセムレポートはナンバー0のみ本物の賢者アンセムが執筆したもので、ナンバー1以降は全て彼の人間時代に書かれたものである。


デスティニーアイランドについて、「まるで牢獄のような世界。自由な心の持ち主には狭すぎる」と語っていた。
ソラはリクの気持ちを知ったふうに言うアンセムに対して怒っていたが、彼の本体は実際過去に同じことを感じていたのである。だからこそリクに上手くつけこめたのだろう。

  • まあ、実際のところリクは探求心のためと見せかけて外に出ることは目的ではなく力を手に入れる手段であるため、方向性はかなり違っていたのだが。
    • ある意味ソラの方が方向性は似ているかもしれない。

序盤、秘密の場所でソラの前に現れた時は「お前は何も知らない」「何も知らない者が何を見ても何も理解できない」と力いっぱいソラを馬鹿にした発言をしている。

  • この言い草にイラっと来たプレイヤーもいただろう。
  • 実際ソラもムッとしたようで「俺はこれから色々知るんだよ」と言い返している。

COM Edit

リク編におけるラストボス。
前作のKHIでソラに倒されたはずだったが、自らの影をリクの心に忍ばせ、その復活の機会を伺っていた。
忘却の城でリクの身体を何度も乗っ取ろうとするが、その度に王様に阻止される。
ナミネは心に鍵をかけることで、リクが闇に堕ちた記憶と共に心の闇ごとアンセムを封印することを提案するが、リクはそれを断り、アンセムとの対決を選ぶ。
心の闇を引きずり出す忘却の城のカードによってリクの前に姿を現し、闇の力を使って戦うにも関わらず、同じく闇に導かれた似た存在であるアンセムを拒むリクに疑問を投げかけるが、リクには「あんたのにおいが嫌いなだけだ」と返され、戦いを挑まれる。

  • アンセムの力の強大さを知っているにも拘らず戦いを挑むリクを愚かと評するが、「あんたの力をもらったのに俺はソラに勝てなかった あんたの力なんて その程度さ」と返されている。

最終的にリクに敗北するが、リクの闇は自分が与えたものであるため、リクから自身の影は消えることはないこと、そしていつかの再び復活することを仄めかして消滅した。


物語内で登場するアンセムは、状況によってディズが化けたアンセムと、本物のアンセムのどちらかに分かれる。
このうち、本物のアンセムはリクが闇により近く関わっている時に彼を乗っ取ろうと登場する。

  • 例えばレクセウスが倒される直前に強大な闇の力を発し、その闇にリクが飲み込まれる。その時アンセムはその闇の力を利用し、闇の中でリクの体を乗っ取ろうと迫るが、王様によって阻止され悔しがりつつも退けられる。その代償として王様の力は一時、リクの元に届かなくなった。
  • もう一つはリクがゼクシオンを倒し、闇を受け入れた直後のこと。リクに潜むアンセムは彼が闇の力を受け入れたことで力を強くし、その場でリクを宙に浮かせて動きを止め操ろうとするという離れ業を披露した。しかし、王様の本体がリクの元にたどり着いたため、またしても阻止される。

なお、冒頭でリクを忘却の城に導いたのは闇の探求者アンセムのふりをしたディズ。
その真意は機関を倒すための戦力を整えるため。リクのことを本物のアンセムは「お前」、ディズは「君」と呼ぶので、そこでも判別できる。


計二戦ある。
第一戦はリク編の序盤に行われ、この時は普通にコンボを連発していれば勝てる。

第二戦目はリク編ラストバトル。この時はスタンドによるガードを多用し、こちらの攻撃を跳ね返す。
このガードは厄介で、ダークファイガなどのストック技も普通に防がれる。
ストック技はダークシャドウ。喰らうと厳しいのでブレイクしてしまおう。
 
攻撃速度が異常に速く回避も困難で、こちらのカードブレイクなどの対応が遅いといくらHPがあっても足りない。「忘却の城」の固定デッキが強いとはいえ総合的には本作最強クラスのボスである。
「屈しろぉ!」と連呼されまくってうんざりすることだろう。


エネミーカードは存在するが、ただ彼を倒すだけでは手に入らない。
リク編をクリアした後、ソラ編の忘却の城の宝箱から入手できるようになる。
効果は「ストックブライン」、炎・氷・雷属性の技の受けるダメージを半減する相性の変化が起こる。

Re:COM Edit

第一戦目がリク編の追加システムであるスピードブレイクデュエルのチュートリアルバトルとなった。
 
また、レクセウス戦の後のイベントが変更された。
戦闘後反撃を喰らい意識を失ったリクの体を乗っ取り、レクセウスを目にも止まらぬ速さですれ違い様に斬り伏せ「遅い」と言い放ち撃退した。レクセウスはリクの中のアンセムがゼムナスの片割れだと感じ取っていたようである。
手負いとはいえ、XIII機関トップクラスの実力と明言されているレクセウスを一撃の下に討ち破り、その彼に「無謀な戦いだった」とまで言わせるあたりは、やはりゼアノート達の戦闘力は別格のものらしい。


エネミーカードの入手場所がトワイライトタウンに変更されている。
リク編をクリアしてから入手できるのは無印と同じ。

  • 入手できるタイミングの関係で使いどころに困る。

各種モーションがKHI仕様となったため極端に低速化。画面端でダークシャドウが超多段ヒットして即死することもなくなった。
ジャンプやドッジロールでの回避も通用しやすくなり、かなり弱体化している。
これらの仕様変更はRe:COM全般に言えることだが、それにしてもアンセムの落差の大きさは群を抜いている。オリジナル版がそれだけ強かったとも言えるが。

KHII Edit

彼本人が登場するわけではないが、リクが心の闇を解放したことでストーリー終盤まではアンセムの姿となっている。
また、彼も闇の住人となる覚悟を決め、「アンセム」と名乗っていた。


ホロウバスティオンの住人たちが言っていた賢者アンセムとは別人であり、彼の本体は賢者アンセムの弟子、ゼアノートであることが判明した。

  • 正直ゼアノートの肖像画は髪型などからアンセムにあまり似ているようには見えないのだが、ソラ達はアンセムと同一人物と認識できている。

因みにゼアノートのノーバディであるゼムナスとは同じ顔立ちをしている筈だが、大分印象が違って見える。
これは髪型や肌の色(アンセムの方がマスター・ゼアノートと同程度に色黒)の他にも、アンセムの方が頬がこけているためだと思われる。

  • 及び、声優の濃さもまた拍車をかけているかもしれない。
  • また、IIIのロード中に表示されるSNS投稿風の画面において、リクが「アンセムの姿には自分の影響もあるのか?」と言った具合に考察している写真が挟まることがある。もしその予想通りだとするのならば、闇の探求者アンセムの容姿は厳密に言うと「テラノートとリクを足して割った」ということになるのかもしれない。
    • ただし正直なところこれはこれで「リクの要素どこ?」と思わないでもない。
    • あえていうなら髪の色? アンセムは他のゼアノートたちと異なり、若干紫っぽくてリクの髪色に近い。

KHIIFM Edit

リクがロクサスとの戦いの中で追いつめられる中、目隠しを外して心の闇(心に封じ込めていたアンセム)を解放し、闇の探求者アンセムの姿になった回想シーンが追加された。
圧倒的な力でロクサスを一瞬で破り、彼をディズに引き渡した。

Days Edit

KHIIFMの追加イベントが、ロクサスが体験した出来事としてラストボス戦後に流れる。
また、リクがアンセムの姿で現れ、目隠しをつけることでリクの姿に戻るシーンもあり、ロクサスと戦う前からリクの体が徐々にアンセムに近づいていたことが明かされた。

BbS Edit

登場はしないものの、彼の言動にはマスター・ゼアノートの影響が色濃く出ていることが判明した。


テラ編のラストでテラを乗っ取ってテラ=ゼアノートとなったマスター・ゼアノートが、KHIのラストと同じ「心は闇に還った。世界は闇に始まり、闇に終わる」から始まり、「あらゆる心は闇に帰るべきなのだよ」で終わる一連の台詞を言う。
KHIのオマージュが多い今作の中でも特に印象的な場面である。

ただし、アンセムと違って否定する存在が居ない代わりに、留まりし思念が結界を張って行く手を遮った。


アルティマニアの野村インタビューでは、KHIでデスティニーアイランドに現れた理由について、マスター・ゼアノートの故郷であることや、テラの記憶にあるリクに目をつけていた可能性について推測されている。

  • 上述の理由もあるのかもしれないが、実際は3Dで明かされたように時間を超えてきたソラとリクに接触するためであった。

また、インタビューではリクの中に眠るアンセムの中にテラの何かが残っている可能性についても触れられている。

  • 3Dのアンセムの背後の怪物の意味深な描写と何か関係はあるのだろうか。
  • てっきりCOMで一旦消滅したと思いきや、このインタビューだとまだアンセムがリクの中に残っていることになる。
    • 一応COMアンセム戦後にリクが「ほんのかすかだけどアンセムの匂いを感じる」と言ってまだアンセムの闇に囚われている可能性を考えているが、王様からは「リクの闇は(リクの光と同じように)君のもの」と言われている。

coded Edit

修復されたジミニーメモの記録から、デスティニーアイランドが闇に飲まれる直前にリクと接触していた事が明かされる。
3Dの王様の発言から考えて、実際はこの時からリクに取り憑き、事あるごとにリクの前に現れていたようである。完全に肉体を乗っ取るのはもう少しあとのため、心に潜む形で同行していた模様。

3D Edit

主にリク編にて活躍する。
リク編のラ・シテ・デ・クローシュからいつもの姿で登場し、黒コートの青年と共に、心の闇にとらわれたフロローの末路を目にしたリクの前に現れ、闇に囚われれば彼のようになると助言めいたことを言う。
しかしリクは「俺は夜明けへの道を行く」と一蹴する。

  • この時青年はアンセムのことを「リクの親友」と表現していた。
  • アンセムは自分のことを「闇を制したもの」と謳っている。実際その闇に裏切られたのは他でもない彼自身なのだが、連れてこられた時間軸が裏切られる前なのだから致し方ない。

終盤、存在しなかった世界でリクが闇に飲み込まれた際に再び登場。
そこでリクにこれまでの旅の真相、リクがソラを守るドリームイーターの役目を果たしていた事、しかし結局ソラを守ることはかなわなかったことを告げる。
そして守れなかったのは闇を拒むからだと指摘し、もう一度闇を受け入れるようリクを促すが、リクは「闇を光に変える」とまたしても拒絶。リクと戦うも敗北する。

  • リク曰く、アンセムを見ていると小さい時の秘密の約束と、リクが外の世界に憧れるきっかけを作ったある人物を思い出すらしい。
  • また、リクはアンセム(ゼアノート)に対して「闇に心を失い、キーブレードも失った」と発言しているが、マスター・ゼアノートの前例もあるため、闇に傾きすぎた結果としてキーブレードを失ったかどうかは不明。「ハートレスになった結果」という意味では合っているかもしれない(3Dの冒頭、ハートレスになる直前のゼアノートがキーブレードを使っている)が、覚悟の上であっただろうしそもそもキーブレードを失ったかも不明。
    • これはリクがKHIにおいて闇の力に頼った結果キーブレードを失った自分自身とアンセムを重ね合わせているのかもしれない。
  • リクが闇の力を閉じ込めたことを知っていたり、「もう一度闇の力を解放しろ」、「ようやく受け入れたか」等と元の時間軸がKHIならば知りえない事を言っていることと、リク自身「心に闇を閉じ込めてもお前はこうして現れる」と発言しているため、このアンセムはリクの心に閉じ込められていた存在だとも考えられるが、詳細は不明。
    その場合、3Dでは真XIII機関のアンセム(過去)と、リクの中のアンセム(現在)二人のアンセムが登場していたことになる。
    • 青年ゼアノートがポータルとなって時間移動したことで、KHI以降の未来の出来事も知った可能性も捨てきれない。
    • ソラ編で、夢から覚めかけた彼をアンセムが妨害するシーンが見られ、シグバールは「眠りのきっかけを与えただけで俺たちは夢には関与していない」と発言していることから、過去から連れて来られた存在でない事は何となく窺える。
      • タイミングからするとリクの呼びかけで目覚めかけたのをリクの中のアンセムが妨害したと考えるのが妥当なところ。
    • リクに闇の力を使わせようとした理由が、体を乗っ取る為か闇の器にする為のどちらなのかによって解釈が変わってくるのではないだろうか。闇にこだわり続けるアンセムなので、どちらにしても都合が良いわけだが。
    • メモリアルアルティマニアでは、闇の力の解放を迫ったアンセムはリクの中のアンセムだと記述されている。

リクの地獄の連戦の二番手・三番手を務める。特に第二形態(通称ビリヤード)は初見殺しで有名。人によっては歴代最強とも囁かれる四番手より苦戦することも。以前までは「出した方が弱体化する」と揶揄されていた闇の怪物が非常に強力な攻撃を繰り出してくる。

  • ちなみに実用性は無いが第一形態のアンセム戦でガードしているスタンドさんに対してウォールキックができる。

第2形態は本作の本編ボスでもっとも防御力が高く、ステータスが低いとダメージが通りづらく苦戦しがち。
また「ダークマター」発動時に強引にリクとの距離を離してくるのだが、この瞬間にダークオーラダークスプライサーを発動するとワープで強引にアンセムに接近することができる。ビリヤード対策として非常に有効なので、デッキに仕込んでおきたい。
 
第2形態に限りホーリー属性弱点だが、リクでの攻撃手段は非常に限られている(シャドウブレイカーくらい)。
一方ダーク属性に対しての耐性が高いわけでもない(10%しか変わらない)ため、特段不利にもならない。ダークオーラやダークファイガは技の性質的にも対アンセムにかなりマッチしていたりする。


真のXIII機関が集結した際、狭間の者のコートをまとい登場。このアンセムは上述とは異なり、過去から連れてこられた存在だと公式で明かされている。ソラを助けようとするリクを一瞬で押さえつけ、さらには怪物を使ってリクと王様を捕まえるが、ドナルドとグーフィーによって助け出された。

  • ボス戦ではあれ程強力だったスタンドさんがドナグーのタックルで消滅するのは何だかシュールである。
  • このとき座っていたのはかつてのNo.3ザルディンの席。
    • 余談だが、かつてのNo.2にあたる席に座しているゼムナスよりも座席がやや高い模様。

その後、青年ゼアノートが過去に戻ることによりポータルとしての効果が切れ、過去から呼び出されていたアンセムは、他のメンバーと共に姿を消した。


ハートレスとなって肉体を捨てたことにより、時間移動の能力を得ていたことが発覚した。アンセムはこれを利用して過去へ飛び、青年時代のゼアノートにこの力を移し、島から旅立つきっかけを作った。後に、夢の世界に侵入した青年ゼアノートは、この力を使うことで、時間の壁を越えたポータルの役割を果たすことになる。
精神体のアンセムの姿は過去作で見られた茶色のローブの姿の人物で、最序盤のデスティニーアイランドに現れていた。
彼を見たリクはとっさに異変を察知し、無意識のうちにソラの夢にダイブし、旅をすることになる。
この時ソラと接触して異端の印を付け、ポータルになっている青年ゼアノートがいる間のみ、過去の何処かから一時的に呼び出されていた。

  • 異端の印を付けた時は二人とも意識を失っており、ソラ達が服の×印を初めて見たのは服が変わった後だったため、二人からは教えられるまでは異端の印を付けられたことは分からないようになっている。
    • ちなみに最初のダイブモード時のソラはKHIの服装のまま。
  • ファミ通のインタビューでは、異端の印をつけたのはXIII機関となっている。一応アンセムも真のXIII機関メンバーであるから間違いはないのだが。

また、プリンセスを集めていたことは、マスター・ゼアノートの策の一つだったと本人が話している。
記憶喪失だったため、計画通りの行動は取れないように思えるが、そもそも時間移動による計画の共有は記憶ではなく「標」という心(深層意識?)に残る曖昧なものであるため記憶喪失による計画の影響は少ないと思われ、また、マスター・ゼアノートはいくつもの策を講じる策士であり、今回明かされた「7つの光」と「13の闇」によるχブレードの作成という計画も、キングダムハーツを手に入れるためにいくつも講じた策の内の一つだろう。
実際、人の心のキーブレードは、世界の再編後に用意されたキングダムハーツに近づくための手段であることをゼアノートが記しており、現在の世界でキングダムハーツに近づく手段としては、ある意味本来の方法であるχブレードより正式な手段と言えなくもない。


今作から、彼の従えている怪物が実はテラの心そのもの、もしくは、エラクゥスの心、あるいは怪物の中にテラの心が閉じ込められているのではないか?とファンの間で議論になり始めた。
その根拠としては以下のようなものが挙げられる。

  • リク戦後、怪物がリクとキーブレードを意味深に見つめながら消えていった。
  • テラのキャラ紹介文で、「彼の心は未だ戻っていないのかもしれない」とある。
  • BbSにてこの怪物が登場したのはラストエピソード、即ちマスター・ゼアノートがテラの身体を乗っ取った後のことである。

なお、今作よりキャラクターモデルが大幅に変更された。顔立ちが丸くなった印象を与え、肌の色も色黒というよりは他のゼアノートと同じような褐色になり(それでもゼムナスと比べると黒いが)、前髪の生え際も変わっている。
後発のキャラクターであるテラ=ゼアノート等に寄せる形で修正されたと考えられる。

χ Edit

キャラクターとしては未登場だが、カードで出演。
リバースカード(闇側勢力のカード)として採用されている。
これまで3回レイズドローの景品になっており、1・3回目はアンセム単体、2回目はアンセム+スタンドの絵柄。
SR+は3枚あり、1・2枚目はどちらもパワータイプ、3枚目は絵柄は同じで3つのタイプが混在している。
 
何の嫌がらせか、ほとんどのカードの絵柄が顔の表情付けのない、いわゆるローポリモデルを使っている。しかもモデルはKHIの時のもので3Dで一新したモデルは使っておらず、さらに言うと1枚目のSR+は攻略本によく載っている絵柄の使い回しであった。
一方、片割れのゼムナスのカードにはしっかり表情付けやポージングがされており、えらい違いである。

  • 3回目のレイズドローへの登場ではついに3Dのモデルが使用され、ローポリからも脱却した。ゼムナスらと一緒のカード化だったのだが、コンボプラスEXの付いた当たりカードの枠はゼムナスに取られてしまった。やはり不遇……まぁ、2回目がコンボプラスEX付きだったので順当と言えば順当なのだが。

Edit

変わらずメダルとしてのみ出演。当然だがすべてリバースメダル。

KHIII Edit

トワイライトタウンでゼムナスと共にソラの前に現れ、ロクサスの復活について具体策の無いソラを笑いつつ(シグバール曰く)ヒントを与える。

  • ソラがロクサスの器に関して、もう一つのトワイライトタウンでロクサスが存在していたことを例としてあげた時、「それはただのデータにすぎない」「心は何にだって宿る それがデータであっても」とプレイヤーにとっては今更すぎるやりとりをソラとしている。
    • まあ、データに心が宿ってもそれはロクサスとはまた別のロクサスなので、微妙にずれた会話だが。

機関の誘導に気付かないソラの楽観を笑う彼だが、シグバールに今までの計画をソラに潰された事を指摘されると「思い通りに動かなければ消せばいい」と断言している。


リクと王様が闇の海岸へ向かうより前、賢者アンセムを迎えに闇の海岸へ赴き賢者を連れていくとともに、ミッキー達への「土産」としてアクアを闇の海へ落とした。

  • 賢者アンセムを探していた理由は「ある少女」の行方を探るためである。
    この時はKHII終盤のゼムナスの様に、最初は賢者アンセムの弟子であるゼアノートとして接していたが、途中から元の口調に戻っている。
  • アンセムを初めて見たアクアは、彼にテラの面影が一切無いことから「あなた何者なの」と問い警戒した。一方アンセムもアクアを見て「消えた光の守護者か?」という反応を示す。これまでアンセムの言動にはマスター・ゼアノートの影響が色濃く出ていると推測されていたが、マスター・ゼアノートとしての人格を持っているというわけではない(おそらく記憶喪失となったテラノートのハートレスであるが故)ということが判明するシーンである。

しかし賢者アンセムと共にトワイライトタウンの幽霊屋敷に訪れた際にハイネピンツオレットの3人によって賢者アンセムの逃走を許してしまう。

  • この時、今作屈指の迷言を残す。

なお賢者連れ去りと賢者逃走までの間は時系列的にかなり間が開いており、この間Wアンセムが何をしていたかは不明。


キーブレード墓場の決戦では、断絶の迷宮でダーク・リクシグバール戦で戦いに加わる。

  • ムービーではリクとダーク・リクが剣を交えているのを横で眺めている。
    • トレーラーでこのシーンが映った際には「なんか保護者が見てるみたい」などと言われていた。

この時は倒すことはできず、しばらくするとフィールドを自身の闇で覆った後、戦闘から離脱する。

  • リクは後を追おうとするが、ダーク・リクに邪魔されてしまう。

 
キーブレード墓場終盤の戦いでは、青年ゼアノートとゼムナスも交えた3人でソラ・リク・王様に戦いを挑んでくる。

  • 先の迷宮での戦いでもそうだが、「」を従えておらず(この時点で既にテラが解放されているので、こちらのタイミングではある意味当然ではある)、KHにて使用した「ダークレーザー」、自身へ引き寄せた後にオーラのような衝撃波を広げる「大いなる闇」に似た「ダークネスルーラー」などの攻撃をする。
    影から歪な刃が飛び出す技や周囲にトラップを発生させるなど、先のダーク・リクの強化版にあたる技も一部使用する。
    3人の個性様々な技、時に外部のマスター・ゼアノートによる無数のキーブレードの残骸を操る攻撃も交わって、かなりの猛攻撃を繰り出される。
    • ちなみに「影」を使った攻撃は断絶の迷宮においてテラ=ゼアノートが用いる。
    • いつも「影」を引き連れていたので、アンセムとだけと戦闘するのはシリーズ中初めてなのかもしれない。

敗北すると、アンセムの名を呼び進み出るリクに対し、自分とリクの「旅」が終わったことを告げた。

  • この時一人称が「俺」となっている。賢者アンセムの弟子だった時代も「俺の名はゼアノートではない……」と言う台詞があるため、素の一人称は「俺」だったのかもしれない。
  • それに対し、リクは「さみしさ」を感じていた。

リクと共に旅をしたアンセムは彼の持つ闇さえ包む強さを知っており、最初から負けを悟っていた。
それでも多少は悪あがきも考えたらしいが、真XIII機関に裏切り者がいると知っても、正直どうでもいいと感じている自分に気づいてしまったことを語る。

  • 既に計画の成就に興味が無くなっていた様子が見られる。シオンの離脱時、ゼムナスが「闇の欠落もスペアはいる」と発言した辺り、裏切り者がいることの報告すらしていなかった可能性がある。おそらく自身が「探求者」ではなくなっていたことに気づいたのだろう。
  • 人間に戻っているマスター・ゼアノートにも同じ記憶や自覚があると想像できるが、あまりその様子は見られない。以前と全く同じ心に戻ったゼアノートと、当時の心を持ったゼアノートでは、これまでの顛末を全て知っていようと考え方や感じ方が違うのかもしれない。

最後にソラとリクに探求の旅を続けるよう激励し、消滅した。

  • KHI冒頭に於いてソラに言っていたことを考えると、何とも感慨深い気持ちになる。
  • この後にソラはソラ自身も、そしてプレイヤーも予想だにしない状況で旅を続ける事になる。彼の言葉は残酷な形で現実のものになってしまった。

この時のやり取りを見るとリクの中からも素直に消えたように見えるものの、この消滅したアンセムは「過去の時間軸から心を切り離して連れてきた存在」であり、厳密にはリクの中にいたアンセムとは別に存在している。

  • KH3D冒頭でソラに異端の印をつけたのは過去から来た方のアンセム(茶ローブ)だが、終盤でソラの目覚めを妨害してリクに闇の力を解放するよう迫ったのはリクの中にいたアンセムの方である。
    今回も、レプリカを使用しているか否か以外は3Dと同じような状況のはず。

何故彼自身がこれまでリクと旅をしてきたことが前提のような発言をしているのだろうか。というかそもそもリクの中にいるはずのアンセムの方はどうなっているのだろう。

  • 3Dの一件で完全にリクの中に溶けた可能性はある。ただ、COMの時も消滅したと思いきやまだリクの中に存在していたので、3Dで倒されたからと言って大人しく消滅するとは限らない。
    • シオンがソラの中にあった自分の心に触れ合って思い出したように、リクの中にあった自分と触れ合って感じたとも考えられるが、シオンの場合は彼女の持つ「ロクサスとソラの力を吸収する能力」によって引っ張られたようなので、アンセムでも同じことが起きたとは考えにくい。
    • マスター・ゼアノートが「人」として3D終盤で復活している以上、それまでの段階でハートレスとしては完全に消え去っているのでは?との意見もあるが、仮にそうだとしても、このアンセムの最期の言葉への違和感はやはり拭えない。
      • この場合ゼアノートがどの時点の過去からアンセムの心を連れてきたかによるか。リク個人に純粋な興味を持ち始めたCOM時点あたりから連れてきているとすれば、自分の力の残滓をもはや恐れていないリクの成長ぶりから「自分との旅」と表現したとすれば、ギリギリ理屈は通るだろうが、その場合何を以て自分のことを「闇を制した者」と言っていたのかという疑問は残る。
      • ゼムナスも消滅時に「また負けるのか」と明らかにKHIIでの敗北を意識した発言をしている。この発言から察するにマスター・ゼアノートは全員消滅の間際から心だけ抜き取って連れてきたと解釈もできる。
      • ゼムナスもアンセムも、IやIIの記憶があるのかもしれないし、IIIの時点でマスター・ゼアノートから事の顛末を聞かされていたのかもしれない。その辺りの説明はDLCで描写される可能性がある。だからそれくらい最初から入れとけよというつっこみが以下略
  • 仮にKHIの頃の記憶しかなかったとしても、codedで明らかになったようにリクがデスティニーアイランドから旅立つ時点からずっと彼の心と同行していたわけなので、それを踏まえての発言という可能性もなくはない。COMでの「よく似ている」発言や彼自身のルーツであるヤング・ゼアノートのことを思うと、かなりの部分でリクの思いに共感らしきものも感じていたのかもしれない。

KHIIIRM Edit

リミットカットエピソードの新マップ、集積の庭園に再現データとして登場。

キーブレード墓場からの順当な強化と思いきや、新たに闇の空間を展開する技を使用。
2つの闇の球体を従え、大量のエネルギー弾をばら撒いたり挟み込んだりして攻撃してくる。
後半から使用する縞模様の球体攻撃はガード不可でかなり避けづらく、全弾回避は至難の業。
無敵時間を利用して終了するまで押し切ってしまうのも手。

余談だが、再現データでも「影」の出番はなし。
結果的に今作ではテラ=ゼアノート専用技になった。

  • いままでのシリーズではあまり本人が直接攻撃を行うことが少なく、もっぱら「影」頼みで本人はさほど強くないのではなどと言われていたアンセムだが、本作で「影」がなくても十分に強いということを証明したと言えよう。テラ=ゼアノートとは別ベクトルに汚名返上である。