佐々木球

Last-modified: 2026-05-03 (日) 22:22:23

2022年のNPB使用球のこと。特にパ・リーグのものに対して使われた。
2022年4月10日のロッテ対オリックス戦(ZOZOマリンスタジアム)で完全試合を達成した佐々木朗希(ロッテ→LAD)に由来する。

概要

佐々木は2022年4月10日のオリックス戦に先発登板したが、この試合で史上16人目となる完全試合を達成*1。球界や野球ファンたちを大きく沸かせた。

…のだが、同年のパ・リーグでは統一球時代を思わせるようなロースコアゲームが乱発、さらにはノーヒットノーランが毎月のように達成される*2ほどの打低ぶりであった。

結果として佐々木の完全試合は同年のパ・リーグの打低の象徴として扱われ、さらに「打低なのはボールの反発係数が変わったからでは?」という疑惑も生まれ、2022年のNPB使用球は佐々木球と呼ばれるようになった。
言うまでもなく佐々木自身はボールの製造には全く関わっていないため、佐々木にとっては完全に風評被害である

ちなみに佐々木の完全試合では19奪三振・13者連続奪三振も記録されており*3、驚異的な奪三振ショーを披露していた。打者側にとってはフェアゾーンにボールを飛ばすことすらできないほどの完璧なピッチングであったため、佐々木の完全試合はボールの質を問わないものであったといえる。

山川穂高の意見*4

西武山川が投高打低に見解「球は飛ばない」が「普通に打てば本塁打は入る」
https://www.nishinippon.co.jp/nsp/item/n/940778/


ベルーナドームで再開された全体練習後に、報道陣の取材に対応。球団にある自身の過去の飛距離データなどと照らし合わせた上での実感として「ボールは飛ばないですよ。飛ばないです。何かいつもより飛ばない気がするな、くらいの。でも、確信は持っています。何年か前の打球速度に対する飛距離の感じを見ても飛んでいないので。大体(打球速度が)160キロ出れば本塁打を打てる。僕だったら速いときは180キロぐらいいくんですけど(バットの芯を)食ったときの打球の飛距離が、本塁打は本塁打ですけど、飛ばんなって。当たった感覚も一緒なんですよ。ただ映像を見ると、意外と(飛距離は)そこまでなんだ、って」と今季感じた感想を口にした。


関連項目


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*1 1994年5月18日の広島戦(福岡ドーム)で達成した巨人・槙原寛己以来334ヶ月(27年10ヶ月)ぶり。平成では槙原のみ達成で、令和の達成者は佐々木が初。
*2 同年は佐々木以降、パ・リーグ在籍投手では5月11日の西武戦(福岡PayPayドーム)のソフトバンク・東浜巨6月18日の西武戦ベルーナドーム)のオリックス・山本由伸8月27日のソフトバンク戦・(札幌ドーム)の日本ハム・コディ・ポンセの3人、セ・リーグ在籍投手ではDeNA・今永昇太6月7日に交流戦の日本ハム戦札幌ドーム)で達成。ノーヒットノーランの年間5人達成は1940年以来。また5月6日の中日・大野雄大10回2アウトまでパーフェクトピッチング7月20日のオリックス・椋木蓮も9回2アウトまでノーヒットピッチングだった。
*3 19奪三振は、1995年4月21日のロッテ戦でオリックス・野田浩司が記録して以来のNPBタイ記録(この試合は佐々木の完全試合と同カードだったが、オリックス側が快挙を達成していた)。また、13者連続奪三振はNPB新記録。
*4 この年41本塁打90打点。いずれもパ・リーグトップ。