2009年9月2日の巨人対横浜戦(福井県営球場)で、レフトの内藤雄太が定位置から消えた現象。
ライトノベル『涼宮ハルヒの消失』を捩って「内藤雄太の消失」とも言われる。
現象
9回裏、巨人は5-5の同点に追い付きなお一死1塁の場面でアレックス・ラミレスが三遊間を破るヒットを放つ。1塁走者の小笠原道大は俊足ではない*1ため良くて3塁止まりと思われたが、打球は誰もいないレフトを転がり、フェンスまで達する様子がテレビ中継で映し出された。直後に画面右側から現れた内藤が慌てて打球を処理するも、小笠原はシャカシャカ走りで余裕の生還。横浜はサヨナラ負けを喫した。
原因
直接の原因は、前打者の小笠原に対して敷いた守備シフトの解除し忘れ*2である。
解除されなかった理由は不明だが、いずれにせよ横浜側が誰一人として守備シフトの誤りを指摘しなかったボーンヘッドを犯した事実が残り、低迷期の横浜を象徴する珍事として多くの野球ファンの記憶に残った。