2-26事件

Last-modified: 2022-05-15 (日) 19:17:47

オリックス・バファローズが関わった以下の2つの大量得点差試合を指す。

  1. 2015年6月12~14日、阪神タイガース対オリックス3連戦(京セラドーム大阪)で阪神がオリックスに3タテされ、さらに両チームの総得点が2-26だった事件。
  2. 2016年5月24日、福岡ソフトバンクホークス対オリックス(福岡ヤフオクドーム)のスコアが1試合で22-6だった事件*1

名前の由来は1936年(昭和11年)2月26日未明~29日夕方にかけて、日本陸軍上層部・皇道派の影響を受けた青年将校らが起こしたクーデター未遂事件『二・二六事件』から。


【目次】


1.の概要

2015年6月12~14日のオリックス対阪神3連戦。この時期交流戦で9勝5敗と好調だった阪神がパ・リーグ最下位独走中*2のオリックスに惨敗、また関西に本拠地を置く球団同士の対戦が陸軍内部のクーデターであった上記事件を想起させた事から野球スレは盛り上がった。その圧倒的な得失点差から「33-4の再来」とも評されている。


スコア

  • 第1戦
    京セラドーム大阪 1回戦(オリックス1勝0敗0分)
    試合時間3:23 観衆34,142
    12345678910RHE
    阪神0000000000031
    オリックス0000000001x190
     
    バッテリーメッセンジャー、●福原(3勝2敗)-藤井
    山﨑福、塚原、平野佳、佐藤達、○岸田(2勝2敗)-伊藤
  • 第2戦
    京セラドーム大阪 2回戦(オリックス2勝0敗0分)
    試合時間3:17 観衆36,154
    123456789RHE
    阪神000100000160
    オリックス00061602X15162
     
    バッテリー●横山(0勝2敗)、鶴、小嶋、松田、高宮-鶴岡、梅野
    ○金子千尋(2勝1敗)、白仁田、前田-伊藤
    本塁打福留8号(1)
    糸井7号(3)、縞田1号(2)
  • 第3戦
    京セラドーム大阪 3回戦(オリックス3勝0敗0分)
    試合時間3:30 観衆35,971
    123456789RHE
    阪神000000100160
    オリックス00205210X10171
     
    バッテリー●能見(4勝7敗)、松田、島本、歳内-藤井、梅野
    ○西(3勝3敗)、マエストリ、白仁田-伊藤
    本塁打ゴメス6号(1)
    安達4号(2)、中島5号(1)
  • 3連戦の総スコア
    試合阪神-オリックス
    総スコア2-26
    10-1
    21-15
    31-10


「この回10点とれ!」→「この回20点とれ!」

第2戦で、とある阪神ファンが掲げていたボード。これと同じものとみられるボード自体はこの試合以前から目撃されている。
最初は「この回10点とれ!」と掲げたものの、オリックスの4回以降の猛攻によって6回裏終了時点で1-13と、阪神が逆転するには10点では足りなくなったため、「10」の上にやっつけ仕事のように「20」を貼り付け、もはやヤケクソとばかりに掲げ直す姿が目撃された*3

20点という無理難題や阪神ファンの悲壮感(とボードを持たされている女の子のギャップ)がウケ、なんJ内でも阪神に限らず大量リードを許した際に頻繁に使われるようになった。

その後、2018年9月16日のDeNA戦と2020年7月28日のヤクルト戦では、1試合トータルではあるが阪神が20点取っている。
ちなみにリーグ全体でも1イニング20点が記録されたことはなく、2009年6月11日に千葉ロッテマリーンズが広島東洋カープ戦の6回裏に記録した15得点、2軍では同じくロッテが2021年に対DeNA戦で記録した17得点が最多。また、計算上では1イニング20点入る確率はリーグ全体で約1万6000シーズンに1回(単純計算では阪神が達成する可能性は約20万シーズンに1度)とのこと*4


2.の概要

2016年5月24日の福岡ソフトバンクホークス対オリックス戦。
この日、オリックスの6投手が17安打を浴びた上に14与四球という自滅もあり、ソフトバンクは先発全員打点・3イニング連続打者一巡・4回裏にわずか2安打で8得点*5・7回(及びホームのため攻撃のない9回)以外の全イニング得点*6・途中出場の吉村裕基が猛打賞など、異様とも言える数々の記録をマークした。
33-4や前述2-26のような複数試合の総得点ではなく1試合での点差であり、試合後にバファローズポンタ表情を失ったツイートを投稿する事件*7も起き大きく盛り上がった。

なお22×6=33×4であり、2+2+6=3+3+4でもある。
また、試合が終了したのは22時6分だった*8


スコア

ヤフオクドーム 7回戦(ソフトバンク6勝1敗0分)
試合時間4:05(開始18:00 終了22:05) 入場者32,275

123456789RHE
オリックス000014010691
ソフトバンク21584101X22170
 
バッテリー●ディクソン(4勝4敗)、海田、大山、鈴木優、コーディエ、吉田一-伊藤、山崎勝
○バンデンハーク(6勝1敗)、岩嵜、岡本、飯田-髙谷
本塁打ブランコ2号(1)、3号(3)
柳田6号(2)、吉村3号(1)


動画


関連項目



Tag: オリックス ソフトバンク 馬鹿試合


*1 なお一方のチームが20得点以上を記録したのは11-20以来。
*2 この影響で6月2日に当時の森脇浩司監督が休養している。
*3 カメラに抜かれたのは直後の7回表の段階だったが、いつ「20点」に変えたのかは不明。
*4 なお、MLBでは19世紀に18得点、20世紀以降は17得点の記録があり、オランダプロ野球では2022年に17点ビハインドの最終回に23点取った事例がある。
*5 4得点は3者連続を含む押し出し四球。今宮健太はほとんど何もせずに打点と得点を挙げた
*6 7回に登板し無失点で抑えたのはあのエリック・コーディエである。
*7 後に試合展開が凄まじくて当初の予定イラストから書き直したとカミングアウトされた。
*8 ただし、NPB公式サイトでの記録上は「22:05」となっている。