元中日ドラゴンズ・吉見一起の蔑称。カッス風の呼び名として「ヌッス」とも。
転じて「吉見が行った、好投している先発から責任投手を奪って得た勝利」「炎上したのに直後の味方の攻撃で勝ち越し・逆転してもらい棚ボタで得た勝利」を指す。
解説 
2009・2011年のように最多勝争いへ絡んだシーズンの終盤になると、リードしている状態の5回から中継ぎ登板で先発投手の勝ち星を盗んで(稼いで)いく様が侮蔑の意味も込めて呼ばれるようになった*1。
これが転じて同様のケースの他に「中継ぎが炎上して先発投手の勝ち星消失→直後に味方が再逆転し炎上した中継ぎが勝ち投手になる」といったパターンの場合は誰であろうと「ヌッス」呼ばわりされるようになった。
なおこの起用法は「選手にタイトルを取らせる」事を重要視した落合博満監督(当時)の配慮という側面もあるため、一概に吉見だけの責任とは言えない。
またタイトルに関わるため、シーズン終盤戦において特殊な起用法をする*2ことは過去にも行われており、この件が例外というわけではない。
ちなみに、この起用が行われたいずれの年も単独最多勝は獲得できておらず、そういった部分で批判を受けることも稀にあった*3。