バックギャモンの戦略・戦術 12.4つのゲームプラン

Last-modified: 2018-08-22 (水) 15:36:11

11.当てる、作る、逃げる << バックギャモンの戦略・戦術 >> 13.敵を「閉じ込める」戦法


さて、ここからは、中盤講座です!
中盤といっても、序盤の考え方はそのまま活きますけどね。

 

さて、中盤にもなると、ゲームの展開はさまざまに分岐していきます。
そこで、展開に応じてねらいを定め、それに沿ってプレーすることが重要になります。

 

そこで、よくあるゲーム展開を4つに分類した「4つのゲームプラン」をまずはご紹介しましょう。
プライム・ブリッツ・ホールディング・ランの4つです!最初は少し厄介かもしれませんが
ものすごく重要な概念なので、ぜひ覚えてください。
そして、それぞれのゲーム展開に関して、基礎的な知識をお教えします。

 

4つのゲームプランとは

まずは簡単に、それぞれのゲームプランを紹介していきます。
詳しくやっていきますから、今の時点で理解できなくても大丈夫です!

ゲーム展開の名前略称説明
プライミングゲームプライム一方が、自陣付近にプライム(連続したブロック)を作り、
相手のバックマンを自陣に閉じ込めて勝ち切ろうとするゲーム展開。
お互いがこれを狙っている展開はプライミングバトルともいう。
アタッキングゲームブリッツ一方が、相手のバックマンをひたすらヒットし続けながら
自分の陣地にブロックを増やしていき、相手のバックマンを
場外に閉じ込めたまま、何もさせず勝ち切ろうとするゲーム展開。
ホールディングゲームホールディング一方がバックマンを逃がして逃げ切りを図ったのに対して、
もう一方が後方にアンカーを作って待ちかまえ(※)、
終盤に相手のコマをヒットするなどしての逆転勝ちをめざすゲーム展開。
ランニングゲームランお互いがバックマンを逃がし、すべてのコマがすれ違い、
あとはサイコロ勝負!という単純な展開。

(※)特に、数多くのコマを後方に配置して待ちかまえる場合はバックゲームといいますが、
難しいゲーム展開なのでこの講座では省略します。

 
 

11.当てる、作る、逃げる << バックギャモンの戦略・戦術 >> 13.敵を「閉じ込める」戦法