中原諸国

Last-modified: 2023-01-22 (日) 15:23:19

概要

「第59話 ほんの少し」で登場。「第152話 枝のある国」で、中原だけでも300カ国以上あることがわかっている。
竜の首あたりにある場所で、小国が集まって小競り合いをしている。*1
「第68話 馬」でマウの発言から、300年ほど前は森だったようだ。そのため、古い家には木の柱が多い。
風の大精霊が消滅した後も、小さな精霊が痩せた土地に栄養豊かな黒い土、水の足りない土地に湿った空気を広く届けている。

ハルディア

「第79話 どうやら無関係」で名称が登場。
中原にある小国の一つで、長い戦いが続いており、精霊が減っている中大規模な魔術を使い、大量の黒精霊が生まれるきっかけを作った。

トルム王国

「第174話 眼」で登場した。
中原の戦乱に乗じて周辺の小国を併合している国で、アッシュたちの母国乗っ取りを企てていた。

エリチカ

「第334話 目的が変わることもある」で登場した平原の端にある塩の精霊の加護を受ける国。
「第334話 目的が変わることもある」の時点では赤かぶれ(熱かぶれ)が流行っているという話だったが、「第452話 乾杯を」で終息したことがクリスから語られる。
(赤かぶれの特効薬が赤トカゲの粘液から作られる)
「第390話 出会った精霊たち」で岩塩坑に白鯨がいたことが、「第444話 不参加のはず……」でも再度名前が登場している。
ジーンが訪問したのは特別ショートストーリー「海の記憶と日々の食事」*2にて。
山に囲まれた湖畔の美しい街。山は山肌が見え、ひょろりとした木が生えているだけの緑豊かではないようだ。
「第444話 不参加のはず……」で再度名前が登場。ハウロンたちを送っていくこととなった。城塞都市とは国が違うが近いとのこと。

名物

鱒料理と煮込み*3

パーカス

ジーンの岩塩坑見学の案内を任された青年。
「9巻外伝「エリチカ観光と棘の理由」」でも再登場し、塩鉱山の所有者の一人となっていた。

デン

「9巻外伝「エリチカ観光と棘の理由」」でも登場したパーカスの部下の模様。
鉱山の案内をした。

エルウィン(白鯨)

坑道から入る精霊の道から行ける場所にいる白鯨の姿をした塩の精霊。イシュの知り合いのようだ。
本体であった石の結晶にツルハシが刺さっていたため、ジーンに抜いてもらった。その礼にを渡す。
人を好きになるとのめりこむタイプで、構いすぎてウザがられた模様。その結果、ツルハシを本体につきたてられ、現在は人づきあいに憶病になったようだ。

乙女の呪い

エルウィンに突き立てられていたツルハシの【鑑定】結果。
イシュに渡された。

塩の宝石

精霊が光らせた塩の塊。
透明で宝石のように磨くと輝くとのこと。実際に宝石と同じように扱われているらしい。


*1 「第59話 ほんの少し」
*2 紙版書籍限定もっと!山の中フェア特典
*3 9巻外伝「エリチカ観光と棘の理由」