概要
「第202話 材木調達」で訪れた。「第398話 混ざるな」にて「北の湖」と言う描写があるため、北、黒山に近い場所のようだ。
岩ばかりで荒涼として、申し訳程度の草が生えているような土地だが、はるか昔、大樹の精霊の強かったころは森であったらしい。
鈍い色の湖の底に、ジーンが両腕を広げたよりもはるかに太い木々が沈んでいる。
近くに地の民が暮らしている。
緑の女神
「第203話 土偶と遭遇」で登場した北の木材が沈む湖に住む遮光器土偶なガワをしている「女神」。
地の民が夏至の日に「大地を一掴みささげ、枝を頂く」と言うが、彼女は「栄養価の高い土が好み」であるために、栄養価の低い北の土をささげていた彼らはここしばらく小枝一つもらえなかったようだ。
人の生活に大きな影響を与える女神だったが、現在は姿を隠していることから「失われた女神」とも呼ばれて*1いたが、「第400話 遮光器土偶再び」にて、ジーンに黒檀渡すとともに、契約を果たす。
「第574話 話そびれていた白い巨人」にてアミジンの白い女神が関係しているのではないかとジーンが推測していた。
地の民
「第204話 気合声と賛美歌は一緒」で登場したずんぐりむっくりヒゲでドワーフを彷彿とさせる。
歌によって精霊に力を借りることができる。ジーンが青の精霊島の自身の塔での作業を依頼した結果、「水と石の島のソレイユ*2」と彼のことを呼ぶようになった。
黒鉄の竪穴の奥に岩のドラゴンの精霊が住む超高温の乾燥部屋と、【収納】の力を持つ箱を持っている。*3
黒鉄の竪穴のガムリ
黒髭、三つ編み
赤銀の谷のグリド
焦げ茶の髭で真ん中から左右に分かれて大きく弧を描く
硫黄谷のモリク
茶色寄りの金茶、ガムリ、グリドに比べて短めで普通に真っ直ぐ。
硫黄谷は細密な彫刻が得意とのこと。*4
鉄の竪穴のウード
「第584話 ハーヴグーヴァ」で登場。
料理が逸品とのこと。
硫黄谷のモード
「第584話 ハーヴグーヴァ」で登場。
料理が絶品とのこと。
赤銀の谷のデード
「第584話 ハーヴグーヴァ」で登場。
料理はまずいらしい。
岩のドラゴンの精霊
「第407話 黒鉄の竪穴の秘密」で登場した、黒鉄の竪穴の多くに住むドラゴンの形をした岩に覆いかぶさっている精霊。
どこかけだるく、半目。印象として大岩のおじさんを彷彿とするようだ。
ハーヴグーヴァ
名前は「第559話 穏やかな朝」で「海の怪物」として登場している。
「第584話 ハーヴグーヴァ」でクジラであることが判明した。
魔物化したクジラで、鱗がある模様。
パフィン
名前は「第559話 穏やかな朝」で登場。
飛ぶ動物のようだ。