初午

Last-modified: 2006-03-07 (火) 22:58:22

はつうま

二月最初の午の日のこと。
稲荷神社の祭礼である。
和銅四年二月初午の日に,稲荷大明神が京都伏見の稲荷神社に,
初めて鎮座されたことに基づくという。
この日は,全国の稲荷神社で「正一位稲荷大明神」の幟が立てられ,
多くの参拝客で賑わう。
稲荷大明神は農業の守護神(宇迦之御魂神)であることから,
沿道では種物や穀物などが売られる。

伏見神社の稲荷山にある数千の摂社・末社を参詣して回ることを「お山回り」というが,
初午の日のお参りは「福参り」という。__銅鐘