ガリアーン宗主権国家(Gallian Suzerainty State)
概要:
ガリアーン宗主権国家(Gallian Suzerainty State)とは
アナトリア銀河ハルド腕に属する「アイナラック星系第3惑星 ソウルサラスト」を首都とする宗教国家である。
AG連合でも大派閥を持つ「ガリアス教」を国教に掲げる宗教国家。
連合は比較的友好的な接触の後、当時の教皇の判断で自ら支配下に身をおいた珍しい国家。「ガリアス教」の布教が最大の国家業務としている。AG連合は特定の宗教を国教に指定はしていないが、その反面、信仰の自由を保障しているため、惑星ガイアにもガリアス教の教会などが建設されている。信者の総数は兆を超えるとも言われる。
第一次、第二次クロノス大戦時においては「自国防衛」の為に「教国軍」をAG連合の直属で組織。それまでは実質的な軍隊を持っていなかった。第二次クロノス大戦時の遠征打撃群には不参加だったが、後方支援の艦隊には従事していた。
圧倒的な信仰心からくる統率力はAG連合軍精鋭にも引けを取らず、多種多様な民族を高度にまとめてあげている。実戦経験についても従軍経験豊富な兵士による指導などによって悪くなく「地方小国なら一瞬で蹴散らせる」と評されている。
ガリアス教由来の装飾を施した「ガリアーン仕様」と呼ばれる兵器群を保有。有名所ではドレッドノート級を改造した「サラスティナ級戦艦」やインディアナポリス級を改造した「シュルンブルグ級駆逐艦」など、独特な改造を施した艦艇は一部で根強いファンを持つ。
AG.220年に採択された「自国防衛安全権保障基本法」において今まで「準軍事組織」だった「教国軍」を「ガリアーン国防宗主軍」に正式に格上げ、各種装備を整え始めている。MSF社とDAS社、更にはBSW社とも契約を取り付けることに成功。軍備を拡張している。
詳細
主要言語 | ユリト語 | 体制 | 政教一致体制 |
首都星 | アイナラック星系第3惑星 ソウルサラスト | 公式略号 | GSS |
首都 | クライツデール | 通貨 | ユリス(シークも使用可能) |
第2首都星 | なし | 暦 | ガリアス歴(AG歴も併用) |
第2首都 | なし | 現状 | 存続 |
最高機関 | ガリアス教枢機院 | ||
議会 | ガリアス教教議院 |
軍事
AG.220年に施行された「自国防衛安全保障基本法」に基づいて自国の防衛軍隊を新設。現在は宇宙軍を保有している。
ガリアーン宗主権国家宇宙軍(Gallian Suzerainty State Space Force G.S.S.F)
保有戦力一覧=ガリアーン宗主権国家宇宙軍艦艇/機体一覧
歴史
- AG.150年:
AG連合調査船「オルムク・フェイユ」号がアイナラック星系に突入。ガリアーン側の星系監視ネットワークに検知される。
オルムク・フェイユ号側もこれを探知、ファーストコンタクトに成功する。 - AG.151年:
傘下に勧誘した当時のAG連合側の受け入れを当時の教皇が「信仰の自由を保障」することを引き換えに受諾。
以降AG連合傘下となる。なおこの際、まともな防衛戦力を有していなかったガリアーン側の提案でAG連合宇宙軍が進駐する。 - AG.202年:
【第一次クロノス大戦】勃発。ユーリア、マガツ共にクロノス皇国の侵攻を受けるが、両国に比べて被害は軽微であった。これは侵攻方面とガリアーンが遠い場所にあったこと、防衛艦隊と駐留艦隊、ガリアーン艦隊(当時は教国軍という準軍事組織)の連携が当初より取れていたことなどが原因とされている。 - AG.204年:
【第一次クロノス大戦】の最終決戦である惑星ノートルダム沖大海鮮に参加。勝利に貢献する。 - AG.210年:
【第二次クロノス大戦】の打撃遠征軍に勧誘されるも『侵攻は教義に反する』という理由でこれを拒否。後方支援の物資搬送や、前線までの物資輸送任務などに従事する。 - AG.220年:
施行された「自国防衛安全保障基本法」に従い、自国の「教国軍」を「宇宙軍」として再編。正規軍として設立する。と同時にMSF社やDAS社、BSW社などとの契約も締結させる。 - AG.221年
悪化する【クロノス内戦】に対して、自国の艦隊を派遣することを決定。積極的軍事支援を行う初めての行動であった為、周辺に大きな衝撃を与える。
外交
上位国家
-AG連合
:所属している国家連合体にして、実質自国を支配している管理者側の国家。AG.220年の法案通過までは自国軍隊も連合管轄下であった。
友好国
-アリア連邦
:AG連合の初接触以降、AG連合を通して貿易などを行っていた。レンビア星系内に教会を設立し「ガリアス教」をアリア連邦にも布教することに積極的な活動を見せる。第二次クロノス大戦終戦後の復興に勤しむアリア連邦に対して物資支援等を行っている。宇宙軍設立後は独自の防衛協定「ガイアル協定」を締結するに至る。AA航路を用いての貿易行為も盛んであり、航路防衛にも艦隊を派遣している。またSS社、IO社などから技術輸入を行っている。仲は良好。
経済
自国の経済状況
文化/社会
文化や社会性質等
その他
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