AG波動砲装備問題:
波動砲搭載艦として建造されたアーク・ノヴァ級
詳細
分類 | 外交問題 |
年月日 | 詳細非開示 |
場所 | AG連合 |
勢力 | |
AG連合 | アリア連邦 |
ロドリグ帝国 | FN連合 |
結果 | |
AG連合が当該地区への派遣を中止 | |
損害 | |
損害なし | 損害なし |
概要
AG波動砲装備問題とは
主に「AG連合」と「アリア連邦」間で発生した外交問題であり、FN連合の外交的干渉やロドリグ帝国の国内企業追放までの
一連の騒動を総称して扱われる。
同問題以降、AG連合では今日に至るまで内部で暴動等が発生している。アリア連邦やFN連合のその後は公表されていない。
発生経緯
ロドリグ帝国「ハヤセ重工」が開発した「波動砲」(AG名称:アークレギウム砲)は、星間国家の覇権に大きく関わる強力な兵器であった。
同兵器発表後、周囲の星間国家が続々と波動砲装備艦の開発に勤しむ中で、AG連合もハヤセ重工との契約を結び、自国艦艇に装備する手筈を整えていた。
その中でAG連合評議会は「自国/他国防衛の要となりうる」と判断し、保有戦艦郡に順次波動砲を装備する計画を発表。
『波動砲装備計画』と銘打たれた計画を発動した。
これに対して、友好国アリア連邦は、自国の国防上の最大の要所である「レイヤード回廊」や、その周辺地域での「マイクロブラックホールの発生」による障害を懸念し、自国の艦艇に波動砲を装備しないこと、また同時に波動砲装備艦のレイヤード回廊の通行禁止や、周辺地域への進入禁止を決定。AG派遣軍にもこれを遵守するように嘆願書をAG連合アリア大使館に送付、即日大使館よりAG政府へ届けられた。
しかしAG連合政府はこの嘆願書を確認した上で
『波動砲装備は国防計画の一端であり、専用艦の派遣は要項に記載されていない。』とし嘆願を一蹴。
アリア連邦に対し
『波動砲が有事における同兵装の発射以外の使用を禁止する』上での波動砲艦の派遣を通告した。
これに対し、アリア連邦と共同でレイヤード回廊の調査を行っていた「FN連合」が激怒。
『波動砲使用時における周辺宙域への影響は未知数であり、またFN艦隊やAG艦隊の既存兵装でも十分に対応は可能』とした上で
『波動砲艦隊の派遣を強行するのであれば、即時のAG連合への物資輸出停止や、出店店舗の引揚げを行う』とした。
またこの決定に際して周辺諸国からも反対や否定的な意見が多数AG連合に寄せられた。
結果
最終的にAG連合は国際的な孤立を防ぐ事も、国防と並び立つ重要な議題であるとした上で、同波動砲搭載艦のアリア連邦付近への派遣中止を決定した。
が、その後、波動砲搭載艦のレイヤード宙域派遣を決定。なお本決定にはアリア連邦付近は含まれていないとし、波動砲を搭載した艦艇をレイヤード宙域に向かわせる準備を整えた。
この発表に対して、周辺諸国からはさらなる批判が寄せられる一方、FN連合/アリア連邦両国は黙認する形を取った。
特に懸念されていたFN連合が「アリア連邦周辺で使用しない限りは」を理由として黙認した事を受け、AG連合は同政策を推進を決定。反対していた周辺諸国に対しては「理解してもらえるまで説明を続ける」とした。
その後
ハヤセ重工の国内誘致
ロドリグ帝国内に存在するハヤセ重工と長期契約を結んでいたAG連合であったが、同国の「ハヤセ重工国有化」に激しく反発。
「企業の自由を損なう行為」と公的に批判し、ロドリグ帝国の体制そのものを批判したことで、ロドリグ帝国側からも大きな反論を受けた。
一連の出来事の後、ハヤセ重工側からの「AG連合への亡命」が打診されると、これを了承。
「民間企業保護法」(正確には外国民間企業保護法)を適用し、本社をAG連合に誘致した。また自国の艦隊への兵装配備をより強く推進し始めた。
リムネスタル事変
詳細は個別記事リムネスタル事変を参照。
上記のハヤセ重工誘致の結果、ロドリグ帝国との関係悪化も起因となっている。
AG連合としては数年ぶりの国家間戦闘行為であり、また初めての波動砲搭載艦同士の戦闘でもあった。
※もし非常に長い場合は折りたたみ年表(以下)などを使用されることを推奨します。
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