F-16 ナイトソード

性能詳細
| 備考 | 備考 | ||||
| 型番 | AGF-16 | 分類 | 軽戦闘機 | ||
| 用途 | 制宙戦闘 | 現状 | 現役 | ||
| 製造 | 原型:Sterlet Seeker社 改造:Moon Engineer社 | ユニットコスト | 2億5200万シーク | ||
| 運用 | AG連合5軍 | 正式採用 | AG.192.12.24 | ||
| 計画 | 第5時軍備拡張計画 | 前クラス | F-9 | ||
| 乗員 | 1名 | 次クラス | なし |
概要
「F-16 ナイトソード(F-16 Night Sword)」とはAG連合が運用している軽戦闘機に分類される制宙戦闘機である。
原型機はアリア連邦のSterlet Seeker社製「SSIO-SFX-001 Casuarius」であり、同「SS社」製品の中では、AG連合最大保有数を持つ。
本機は、AG連合機種分類における『軽戦闘機(基地防空・短距離偵察)』にあたる機体である。
また原型である「SSIO-SFX-001」は艦載機としての運用を想定して設計されていたが、発展機である本機は艦載機として開発はされていない。
(後に艦載機として改修を受けたAGF-16Bが開発され、主力となる。)
開発当初は、高コスト機である「F-32」や「F-27シリーズ」の「ハイローミックス構想」の「ロー」の部分を担う目的で開発されたが、
度重なる改修や装備更新により、大量生産時でもF-32AやF-27Bと比較しても大差ない生産コストとなった。
しかしながら現行最新機である「F-38」や「F-40」等と比較した場合、同様の運用がある程度可能かつ、半額以下の生産コストの本機は、
諸外国の二線級軍隊や、PMC等に愛用されている。
また本機を原型としてLPA/CGUF/CGFで運用されている「Casyarius R」シリーズが生産されている。
こちらは生産をAG連合Moon Engineer社が担当しており、更に改造型である「Casyarius P」や「PF型」も革命軍で使用されているのが確認されている。
来歴
AG.191年に立案された「第5次軍備拡張計画」において『基地防空に用いる軽戦闘機』という要求を満たすために計画されたが、当時の主力戦闘機「F-32」の開発と調達で精一杯だったMoon Engineer社はこの打診に対して「新規開発は不可能」と返答したことにより、急遽、友好国であるアリア連邦のSterlet Seeker社(以下SS社)に原型機である「SSIO-SFX-001 Casuarius」のライセンス生産許可と同機の大量生産を依頼したことから始まる。
当時AG連合は基地防空任務を行わせる軽戦闘機が不足しており、そもそもの開発リソースを新主力戦闘機のF-32に注力していたことから、輸入当時のF-16はほぼすべてSS社製の無改造機であった。これは個別に「F-16 ファイティングファルコン」とも呼ばれている。
ある程度のF-32の調達が完了した後、F-16をAG連合仕様に改造し、再び改名を行ったのが本機系統の「ナイトソードシリーズ」である。
この時点で生産はME社生産工場に移行しており、SS社製のF-16も順次改装を受けていった。
改造機の初飛行はAG.192.12.24に成功し、AG連合標準の武装やシールド、スラスターを水素エンジン準拠に換装するなどの各種改装が行われた。
AG.193年には大量生産ラインが構築、防空戦闘機として各基地に配備されていく。
AG.202年時点でその配備数は一定以上に達し、適度に改修や改造が施されながら基地防空の任務に従事していた。
侵攻してきたクロノス神聖皇国軍の主力戦闘機「イーター」に対しても十分に立ち回り、
一部パイロットからは「F-32なんぞではなく、こっちをもっと作っておけば良かった」と言ったという。
AG.221年現在、AG連合5軍で運用中。
宇宙海軍では艦載機としての運用を終了し、基地防空任務についている機体も年々減少傾向にいるが、訓練機として非常に優秀な本機の採用は以前として継続していくとしており、近代化改修が施された「プランE2R」等を公表し、艦載機に返り咲きを機体されている。
陸軍では海軍と同じく主に練習機としての運用が主であるが、滑走路が小さい基地や山間部などにある基地には依然として配備されている。
沿岸警備隊/治安維持軍は運用コストの低い本機を以前主力として運用しており、海軍や陸軍からの退役機等を受領して運用している。
海兵隊は専用に改修された「AGF-16DM マリーンソード」を偵察/観測機として運用しており、複座機も確認されている。
型番
AGF-16A
制式採用型の最初期型番。艦載機としての運用は想定されておらず、基地防空等を主任務とする。(画像のものがAタイプ)
AGF-16B
艦載機としての再設計が施されたタイプ。固定脚や着艦誘導システムが一新され、戦闘機動中の航空母艦から振り落とされないようになった。また配線が一部変更され、給油ハッチなどがアクセスしやすいよう上部にも新規で取り付けされた。生産数の9割は海軍に配備された為、別名「ネイビーソード」と呼ばれる。
AGF-16C
大気圏向けに設計がより特化されたタイプ。非常時用の大気圏用スラスターなどが増設され、武装を追加懸架できるようになった。
また一部装甲がより強固なものになり、地上の対空砲火等にも対応できるようシールドが増設された。
陸軍・治安維持軍等が主に採用している。別名「アーミーソード」
AGF-16CSP
上記C型を治安維持軍向けに改修した機体。機銃が従来のBSW社製40mm機関砲から、SWD社製の20mm機関砲にダウングレードされ、対艦などから対人用に特化された他。スモークディスチャージャーやパトランプ、回転型のスポットライト等を装備しており、暴徒鎮圧や捕縛に特化している。別名「セキュリティソード」また後述のAGF-16DMの複座型は本機種の複座型の改修型である。
AGF-16D
海軍型のB型の発展形、宇宙海軍に配備されていた最後の型番。現在は主力艦載機の座を降ろされたが、陸上基地などでは運用を継続中。
B型から発展した設計であり、ある程度の防弾機能や武装の更新が施されている。またエンジンの配置等が一部変更され、機動性が向上している。
海軍での運用が終了した機体のうちの一部は、海兵隊に配備された。海軍時代よりも海兵隊での運用が目立つ為別名「マリーンソード」とも言われている。
AGF-16DM
上記D型の複座仕様。実際はD型仕様へAGF-16CSPを改装した機体。海兵隊専用機であるため、CSPに装備されていたパトランプ等は撤去されている。
こちらは「マリーンソード」ないし「マーリンダブルソード」とも呼ばれる。
AGF-16E
AG.218年頃に発表されたAGF-16系統の新型機。コックピット周りが改修された他、武装を更新、ウィングなどの位置が更新された。
配布情報
SteamWorkshop ※改造・二次配布共に可
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