ひとこと
メインストーリー第1章「王子の旅立ち」のストーリーなの
古来よりアルベリア王国を守護してきた秘宝『聖片』。
その力が弱まるという王国存亡の危機に際し、
第七位王子ユーディルが立ちあがる。
父王の命を受けて、新たな聖片を手に入れるべく
伝説の碧竜のもとへと──。
登場人物
ストーリー動画
ストーリー文章
1.メイリーフの小道
プロローグ
この話のあらすじ
魔獣によって危機に陥った王子を助けたのは
双子の妹ゼシアと妖精のナームだった。
どんな苦難も一緒に立ち向かおうという
昔に交わした約束通り、
3人で一緒に進むのだった。
- 一部シーンには3Dモデルが使われてるの
- ここでの王子の名前は「王子」固定なの
- 途中で名前入力のシーンがあるの
キャラ名 | 台詞 |
王子 | あれは……魔法!? 魔法を使える魔獣なんて初めて見たぞ!? |
王子 | があああっ!! こ……このままじゃ…… |
??? | 兄さま! 今お助けいたします! |
王子 | ゼシア、ナーム! どうしてここに!? 城で待っててくれって言っただろ! |
ゼシア | 待ってなどいられません。 私だって、力になれます! |
ナーム | そうだよ! わたしたちだけなにもしないで 待ってるなんてできないよ! |
王子 | だからって、 ここには魔獣もいるんだぞ! ふたりだけで来るなんて危ないだろ! |
ナーム | 危ないのはそっちも一緒でしょ! だから、追いかけて来たんじゃん! |
ゼシア | そうです。兄さまこそお忘れですか? どんな苦難も一緒に立ち向かおうと、 3人で交わした約束を。 |
王子 | ……そっか、そうだったな。 おれたちはいつでも一緒──わかった! ふたりとも、おれに力を貸してくれ! |
王子 | ふぅ…… なんとか森の最深部までたどり着けた。 |
王子 | ありがとう、ふたりのおかげだよ。 |
ナーム | えへへっ! どういたしまして! |
ナーム | それよりドラゴンと契約石を探そう! きっとこの辺りに── |
仮面の少女 | ここまで来てしまったのですね……。 その罪を知らぬがゆえに……。 |
ゼシア | ……気を付けてください! こんなに禍々しい力、 今まで感じたことはありません! |
王子 | ああ、わかってる。 ……おまえ、いったい何者だ? |
仮面の少女 | もう、手段を選んでいられません……。 力づくでも、その契約…… 止めてみせます! |
魔獣 | (吠える) |
王子 | くっ……この力……危険だ! 逃げろ! ゼシア! ナーム! |
王子 | ガハッ……! |
ゼシア | 兄さま、今治療を……! |
仮面の少女 | 愚かなことはやめるのです。 今、私の手で、過ちを……! |
仮面の少女 | ううっ、あと少しで……私の願いを 果たせるというのに……。 やはり魔力が……。 |
王子 | これは……!? 一体、なにが起きたんだ……? 禍々しい力が消えた……。 |
王子 | よし!今なら! |
仮面の少女 | 私に……近づかないで! |
(マンティコアが現れる) | |
ナーム | ひゃあッ!? こんなヤツどうすればいいの!? |
王子 | 諦めて……たまるか…… ゼシアも、ナームも、おれが守るんだ! 誰にも奪わせはしない! |
王子 | この森に住まうドラゴンよ! おれの声が聞こえているなら、 どうか力を──契約石の力をおれに! |
??? | 我が力を求むるのは、誰か? |
??? | 竜の力を受け入れても滅びぬ体を 持っているか……見せてみよ! |
NEXT ▽ | |
仮面の少女 | これは契約石の輝き── そんな……契約が、 なされてしまったのですか!? |
王子 | これが……ドラゴンの力! |
王子 | うおおおおおおおおお |
王子 | はぁ…はぁ…… おれが……ドラゴンに…… これが……契約石の力なのか? |
仮面の少女 | あああ……なんという……。 またしても……契約が……。 やはり運命は……。 |
仮面の少女 | 仕方ありません。 ここは一度……! |
王子 | くっ、まだ出てくるのか! ハァッ!! |
仮面の少女 | きゃあっ!? |
NEXT ▽ | |
ナーム | えっ、ウソ!? その顔──ゼシア!? |
ナーム | でも、ゼシアはここにいるよね? ど、どういうこと!? |
仮面の少女 | うっ……あなたたちにだけは……。 見られたくなかった……。 |
仮面の少女 | ここが……限界……。 今は退きましょう……。 でも、わたしは諦めません! |
王子 | 消えた……のか? |
ゼシア | 兄さま! ご無事ですか? |
王子 | あ、ああ、なんとかな。 ふたりも無事でよかった。 |
ナーム | ねぇ、今の…… わたしの勘違いじゃないよね? |
王子 | ああ、おれにも見えたよ。 あの顔──ゼシアとそっくりだった。 |
ゼシア | どういうことでしょう。 私と瓜二つだなんて…… あの方は一体…… |
王子 | わからない。でも、またいつか会う。 そんな気がするんだ……。 |
王子 | それより今は、コレを見てくれよ! |
ゼシア | 契約石! ドラゴンと契約した証です! |
ゼシア | 兄さまは今や立派な王位継承候補です! やりましたね! |
ナーム | やったじゃん! ついにドラゴンが認めてくれたんだね! |
王子 | これでおれも、王位継承権者か……。 |
碧竜 | 契約は未だ成されてはいない。 |
王子 | ドラゴン……!? まだ契約は成されていないって、 どういうことだ!? |
碧竜 | 我は『この世ならざる地』の干渉に、 抗ったのみ。この契約は仮初に過ぎぬ。 |
碧竜 | 一時的に、我が力を貸し与えよう。 我と真の契約を結びたくば、 『霧の森』を訪れよ。 |
ナーム | 一時的にって……。な、なにそれ! 聞いてたのと違うし! そんなのズルいよ! |
王子 | いや、この程度で認めてもらおうなんて 最初から思ってないさ! どこへだって行ってやる! |
碧竜 | 勇ましい人の子よ……。 気に入った。 汝の……名を教えよ。 |
(名前入力画面) ※以降王子の名前は「ユーディル」とするの | |
碧竜 | ユーディル…… それが汝の名か。 どこか懐かしき響きよ……。 |
碧竜 | よかろう、来るがいい、 ユーディル。 我の棲む『霧の森』へ! |
小ネタ
- 「ナームのわくわく冒険記!」でもストーリーの内容を確認できるの
- 3-3「真の契約」のストーリーはナームダイアリー未収録なの
- 3-3「真の契約」で戦うミドガルズオルムは特別な台詞を喋るの