幻想郷のTRPGとして、以下のような特徴を盛り込むことを目指しました。
- スペルカードを使った弾幕戦闘
- 東方projectの原作は弾幕シューティングであり、弾幕による戦闘は欠かせません。幻想郷の世界観の中にも「弾幕ごっこ」としてはっきりと説明されています。もちろん、卓上でサイコロを使って行うTRPGでは複雑な処理やリアルタイムな戦闘が行えるはずがなく、弾幕ごっこそのものを再現することはできませんが、キャラクターが弾幕を張り、ショットやホーミングなどを撃ち合って戦う弾幕戦闘をTRPGとして処理できる形でルール化してみました。
また、キャラクターはオリジナルのスペルカードを持つことができるようにし、幻想郷の住人として、スペルカードルールに基づく弾幕ごっこに参加することができます。
- 多種多様な妖怪や能力
- 幻想郷には様々な妖怪がいて、多種多様な能力を持っています。千幻抄でも、原作で登場する妖怪や能力を念頭に、様々な妖怪をキャラクターとしてプレイできるようにルールを設定しています。また、能力には自由度を持たせ、使い方に工夫の余地があるようにしてみました。原作にはTRPGのキャラクターが使用する能力としては強力すぎて不適切な能力もたくさんあり、全てを再現できているわけではありませんが、それでもかなり幅の広いキャラクターを演じることができるはずです。
- オリジナルのキャラクター
- 千幻抄では、PCとして各プレイヤーがオリジナルのキャラクターを使用することになります。このため、ルールが破綻しない範囲で、様々なキャラクターを作成可能になるよう意図しました。また、原作のキャラクターとの関係をコネクションとして結ぶことができ、原作のキャラクターとの関わりが物語に結びついたり、原作のキャラクターとの会話シーンを楽しんだりすることができます。
(ver1.20から改訂なし)