消費型スペルカード_1.3

Last-modified: 2018-07-23 (月) 01:06:22

消費型スペルカードの効果

 消費型スペルカードは宣言と同時に消費され、効果を失う。「弾消し」「防御」としての使用を除き、消費型スペルカードの使用は必ず「設定した戦闘行動を行った」ことになる。該当する行動が可能な場合にしか使用できず、複数回行動できない限り、これらのスペルカードを1 ターン中に複数回使用することはできない(「弾消し」「防御」使用および展開型スペルカードとの重複は可能)。

 展開型スペルカードを展開中にも、消費型スペルカードを使用できる。展開型スペルカードの状況には影響を与えない。また、消費型スペルカード使用時は消費型スペルカードの効果のみを適用し、展開型スペルカードの効果は無視する。
 消費型スペルカードを使用した行動は以下のような効果を持つ。これらに加えて、発動宣言をしたタイミングで使用者のダイスプールを「DP最大値の半分(切り上げ)」だけ回復する。また、どの消費型スペルカードであっても、「弾消し」「防御」として置き換えて使用してもよい。この場合は該当する効果を発揮し、消費されて効果を失う。
 消費型スペルカードの使用時、自動成功で任意の接近状態から離脱を選択してよい。(ただし、宣言済みの近接攻撃をキャンセルすることはない)

 ダメージの強化を参照する場合、「ダメージ決定ダイス数」と「追加ダメージ」の違いに注意すること。魔法のスペルなどによるダメージの増加は追加ダメージであり、これらは追加ダメージの計算には影響しない。

消費型スペルカードの効果一覧

  • 近接攻撃(強化):攻撃行動「近接攻撃」を実行するタイミングでのみ使用できる。「前衛と後衛」のルールの制限を受けず、対象に自動成功で接近する(それまで別の対象と接近状態にあった場合、自動成功で離脱して新しい対象に接近する)。近接攻撃の命中判定値を+5する。ダメージ決定ダイスの数を、「元の数÷2(端数切り上げ)」だけ増やす。攻撃の終了後に自動成功で離脱することを選択してもよい。
  • 弾幕(強化):攻撃行動「弾幕」を実行するタイミングでのみ使用できる。ダイスプールの減少は「本来の減少数+2」になる。ダメージを与える場合、「本来のダメージ+3」。
  • ショット(強化):攻撃行動「ショット」を実行するタイミングでのみ使用できる。「前衛と後衛」のルールの制限を受けない。判定値を+5する。ダメージ決定ダイスの数を、「元の数÷2(端数切り上げ)」だけ増やす。
  • ホーミング(強化):攻撃行動「ホーミング」を実行するタイミングでのみ使用できる。達成値に+6する。ダメージ決定ダイスの数を、「元の数÷2(端数切り上げ)」だけ増やす。対象数の最大を+5する。
  • スペル(強化):スペルを使用するタイミングでのみ使用できる。セットアップに使用する場合でもよい。スペルを使用する際に用いる能力のレベルを+5する。判定値も+5されることに注意。霊力を消費しない。各スペルの項目でスペルカード設定時の効果が決まっている場合、そちらが適用される。
  • 近接攻撃(拡大):攻撃行動「近接攻撃」を実行するタイミングでのみ使用できる。「前衛と後衛」のルールの制限を受けず、接近状態にない相手も含めて、任意の数の対象を「近接攻撃」できる。ダイスプール消費は、「判定に用いるダイス数×(対象数+1)÷2」となる。命中判定値やダメージは増加しない。命中判定の達成値は一度だけ求め、防御判定は対象のそれぞれが行う。グレイズによるダメージ追加は個別に行う。
    使用後は自動成功で離脱して全ての接近状態を解消するか、任意の対象に自動成功で接近してよい(それまで別の対象と接近状態にあった場合、自動成功で離脱して新しい対象に接近する)。
  • ショット(拡大):攻撃行動「ショット」を実行するタイミングでのみ使用できる。「前衛と後衛」のルールの制限を受けない。任意の数の対象を攻撃でき、ダイスプール消費は、「判定に用いるダイス数×(対象数+1)÷2」となる。命中判定値やダメージは増加しない。命中判定の達成値は一度だけ求め、防御判定は対象のそれぞれが行う。グレイズによるダメージ追加は個別に行う。
  • スペル(拡大):スペルを使用するタイミングでのみ使用できる。セットアップに使用する場合でもよい。本来に加えて、+5体までの対象に使用できる。ダイスプール消費は、「判定に用いるダイス数×(対象数+1)÷2」となる。能力のレベルは増加しない。霊力を消費しない。抵抗を行う場合、発動判定の達成値は一度だけ求め、抵抗判定は対象のそれぞれが行う。
     効果範囲に対象数が規定されているスペルに対して適用可能。効果範囲が「術者」「接触」となっているスペルは拡大できない。また、範囲に効果を及ぼすスペルも拡大できないが、これらの範囲の多くは能力のレベルに依存するため、強化のスペルカードで範囲を拡大することができる。
  • 「弾消し」: 任意のタイミングで使用できるが、回避やダメージ決定を行った後には使用できない。全ての消費型スペルカードは、本来の効果の代わりに、この効果での使用を選んでもよい。使用者のダイスプールを「DP 最大値の半分(切り上げ)」、味方全員のダイスプールを「各自のDP回復数分」だけ回復する。
  • 「防御」(喰らいボム): 任意のタイミングで、回避やダメージ決定を行ったあとでも使用できる。全ての消費型スペルカードは、本来の効果の代わりに、この効果での使用を選んでもよい。受けた攻撃の自分への効果を打ち消す。弾幕の効果も、自分が受ける効果のみは打ち消せる。ダメージを与えないような効果([スリープ][チャーム] などのスペルによるもの)に対して使用してもよい。加えて、使用者のダイスプールを「使用者のDP 回復数」だけ回復する。

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