ソドムとゴモラ

Last-modified: 2023-09-27 (水) 16:45:36

R-18

概要

かつて存在した都市。ゴモルソドムともよばれる。
肉欲愛溺都市の名の通り、性欲に溺れてしまいそれに対して激怒した最高神がこの二つの都市とその周囲の街を滅ぼしたとされる。
この都市があったとされる場所は旧暦46年時点では海と見紛う程巨大な湖であったとされており、当時の状況を記した古文書では「זוהי חושך ללא תחתית, והכניסה לעולם התחתון היא שמובילה לגיהנום ולעולם המתים.(やみのおもてがわなきにせり、しかれどもそこはよみやしのせかいとまぢわりしわかたなきゆうどうのいりくちとなりけり。)*1と記されている。
新暦1718年発見当初の時点ではかつての湖の面影はなく、ソドムとゴモラらしき都市の跡がむき出しになっていた。*2
その後1721年に調査を開始しようとしたときに、最初に周囲の水を採取した結果、30%以上の塩分濃度を有する塩湖であるとされ、当時の調査隊はこの塩湖を「死海」と命名した。
その後の1946年に本格的な調査を行ったところ、死海の周囲に複数洞窟を発見。内部を探索すると天界共通言語と酷似した言語が書いてある羊皮紙やパピルスと呼ばれる紙が断片的にあり、それらを解析した結果何らかの宗教的な内容が書いてあったりした。
これらを死海周辺にあった文書として【死海文書】と命名。
以後も著名的な考古学者たちが定期的な調査を進めている。

出典

『禁断の都市 ソドムとゴモラと呼ばれた町』
マリア・クライスナー著、アルカナ文庫出版、1887年8月27日初版出版
『失楽の都市 ソドムとゴモラの謎』
ゲーヴァル・ポスティアー著、ロコース文庫出版、1965年7月31日版出版

コメント

来訪者数

今日?
昨日?
合計?

tag(): no argument(s).


*1 現代語訳「底の見えない闇であり、そこは地獄や死者の世界と繋がっている黄泉の入り口である。」
*2 正確には湖と呼べるぐらいには水があった。