Cruiser Mk. II

Last-modified: 2020-05-25 (月) 13:03:30

GB69_Cruiser_Mk_II.png

Tier 3 イギリス 軽戦車

公式紹介ページ

スペック

車体装甲厚(mm)30/22/12本体価格(シルバー)31,000
最高速度(km/h)前進40マッチング範囲(戦闘Tier)3~5
後退15派生元車輌Cruiser I
隠蔽率静止時0.26
移動時0.19

パッケージ

Valentine
E:3,500
S:120,000
Cruiser II
E:1,400
S:31,000
A9
E:1,080
S:21,200
A10
E:3,040
S:39,600
Cruiser Mk II*
E:740
S:4,600

E:必要経験値
S:購入シルバー

詳細

パッケージ名エンジン主砲履帯砲塔HP通信機
出力下記参照車体旋回速度砲塔装甲通信範囲
出力重量比地形抵抗旋回速度視認範囲
Cruiser IIRolls-Royce PhantomQF 2-pdr Mk. IXA10 Mk. IA10E1220WS No. 11
12032 / [25.14]30/26/30350
8.381.1/1.4/2.046320
A9AEC Type 17940 mm Pom-PomA10 Mk. IA10E1220WS No. 9
15032 / [31.29]30/26/30375
10.431.1/1.4/2.046320
A10AEC Type 1793.7-inch HowitzerA10 Mk. IICruiser Mk. II240WS No. 19 Mk. II
15034 / [34.72]30/26/30450
10.271.0/1.2/1.846330
Cruiser Mk II*AEC Type 179QF 2-pdr Mk. IXA10 Mk. IICruiser Mk. II240WS No. 19 Mk. II
15034 / [35.37]30/26/30450
10.461.0/1.2/1.846330

※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
青字:オートローダー砲・機関砲

 

主砲性能
名称弾種弾代貫通ダメージ発射速度
連射[間隔]
弾倉[交換時間]
AP弾
DPM
照準時間精度総弾数最高角
最伏角
QF 2-pdr Mk. IXAP
APCR
HE
25
3G
15
64
121
23
45
45
60
27.271,2271.900.36
3.74
1.66
100+20
-15
27.271,2271.700.36
?
?
100+20
-15
40 mm Pom-PomAP
APCR
HE
30
2G
15
49
71
23
45
45
60
34.29
連射[0.50]
弾倉[5.50]
1,5431.900.43
?
?
160
[(2×2)×40]
+20
-15
3.7-inch HowitzerHE
HEAT
156
14G
47
110
370
280
5.001,400
(HEAT)
3.400.58
?
?
30+20
-6

※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。

解説

  • 火力
    どれを選択するかは乗り手次第だが、基本的には3.7インチ榴弾砲を選択するのがいいだろう。
    とはいえ下記の通り癖の強い砲なので、あえて2ポンド砲を使い続けるのも一つの選択となっている。
    • QF 2-pdr Mk. IX
      初期砲はイギリス戦車お馴染みの2ポンド砲。
      ダメージ低めだが貫通力・発射速度・命中精度が高めで、使い勝手がいい。
    • 40 mm Pom-Pom
      Mk.Iでは重宝したポムポム砲は、2連射されてしまう仕様が追加されたため弾が散り、使い勝手が悪くなってしまっている。
    • 3.7-inch Howitzer
      最終砲。
      94mmという大口径榴弾砲。
      Tier3軽戦車にもかかわらず、HEで370という破格のダメージを出せるのが最大の魅力。
      HEの貫通力も47mmと同格相手なら正面から貫通が見込める上に、貫通した場合には重戦車と歩兵戦車シリーズを除く全てのTier4戦車が即死圏内というロマン砲である。
      金弾のHEATはとてつもなく高価だが、貫通力110mm、280ダメージとこれまた高性能。
       
      難点は使いにくさ。
      榴弾砲は命中精度に難があるものがほとんどだが、その中でもこの砲は特別。
      砲の精度が悪い上に弾速も遅いため、よほどの近距離戦でもないかぎり静止目標を狙うのが吉。
      発射速度も素で分間5発、次弾発射までの12秒間の隙を如何にカバーするかが課題となる。
      このTierの軽戦車は皆手数型でDPMや瞬間火力が高いので纏わりつかれたらまず一方的にやられること間違いなし。
      また、この砲のみ俯角が狭く、段差や坂のせいで射撃できないといった場面も多い。
       
      ちなみに、弾速の遅さゆえに自走砲顔負けの曲射が可能。
      稜線の向こう側にいる車輌にオートエイムすることが出来れば狙ってみるのも面白いだろう。
       
  • 装甲
    前面30mmはこのTierではそこそこの厚み。
    とはいえ安定して砲弾を弾けるほどではないので過信は出来ない。
     
  • 機動性
    軽戦車としてはかなり遅いため、運用法は中戦車や重戦車に近い。
    間違っても強行偵察などしないように。
     
  • 総論
    主砲の選択により大きく運用法が変わる。
    ハイリスク・ハイリターンの3.7インチ砲にばかり注目が行くが、2ポンド砲でも堅実に活躍できる。
    2ポンド砲の場合はライバルであるCruiser IVの劣化となるが、3.7インチが肌に合わないなら無理をせずこちらを運用するほうがいいだろう。

史実

巡航戦車Mk.I(A9)の設計終了後、A9を設計したジョン・カーデンは発展案として重装甲を施した歩兵直協用戦車、後の歩兵戦車にあたる戦車の開発に着手しました。
1930年半ばに試作車輌が完成し、後にA10として正式化されることになります。
足回りやエンジンこそベースとしたA9と変わりませんでしたが、車体前部の小砲塔は廃止し装甲厚を最大30mmに強化、砲塔を小改良して機銃もベサ7.9mm機銃に変更して同軸機銃と前面運転席右側に装備させました。

 

1936年の戦車区分変更で、歩兵戦車ではなく重巡航戦車に分類され、巡航戦車Mk.IIとなりました。
1940年9月までに170両が生産され、巡航戦車Mk.Iと同じくフランス戦と初期の北アフリカ戦に投入されました。
派生型に3ポンド榴弾砲を装備した接近支援用のAS型がA9とA10に用意されました。

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