Tier 4 ソ連 軽戦車 (プレミアム)
スペック
車体装甲厚(mm) | 60/60/60 | 本体価格(ゴールド) | 1,000 | ||
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最高速度(km/h) | 前進 | 32 | マッチング範囲(戦闘Tier) | 4~4 | |
後退 | 12 | シルバーボーナス(%) | 57 | ||
隠蔽率 | 静止時 | 0.32 | 経験値ボーナス(%) | 55 | |
移動時 | 0.32 | 搭乗員経験値ボーナス(%) | 無し |
パッケージ
Valentine II 1,000G |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
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出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
Valentine II | AES A190 | 45 mm 20KL | Valentine Mk. II | Valentine II | 380 | WS No. 19R | |
140 | 50 / [44.17] | 65/65/65 | 570 | ||||
8.91 | 0.91/1.03/1.94 | 48 | 350 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
主砲性能 | |||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 発射速度 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
45 mm 20KL | AP APCR HE | 14 2G 14 | 51 84 23 | 47 47 62 | 26.25 | 1,234 | 1.71 | 0.41 2.37 1.58 | 61 | +25 -6 |
解説
- 概要
Tier4ソ連プレミアム軽戦車。
元はイギリスの保有する歩兵戦車で、武器貸与法によりソビエト連邦に多数供給されたもの。
特殊なマッチング優遇があり、最大Tier4までとしか遭遇しないので常にトップTierとなる。
- 火力
- 45 mm 20KL
2ポンド砲にHEが用意されてない問題を解決するため、ソ連製の45mm砲に換装されている。
しかしその45mm砲のTierは2。なので火力がとにかく低い。
実質的には2ポンド砲からの大幅な劣化となっている。
具体的に言うと、発射速度、貫通力、AP及びAPCRのダメージ、照準時間、精度で劣る。
唯一口径は少しこちらの方が大きいのでHEのダメージだけは僅かに勝っているが、正直誤差レベル。
特にAPの貫通力は51mmと最早冗談では済まされないレベルであり、D.W.2をまともに貫通出来ない。
そのため、APCRをメインで搭載して運用する事を強く勧める。
- 45 mm 20KL
- 装甲
貧弱過ぎる砲性能の代わりにD.W.2を上回る頑丈な装甲を備えている。
前述した常にトップとなるマッチング優遇と合わせて、かなりのアドバンテージとなっている。
ただし金弾や日本戦車の弾は平気で貫通するので油断は禁物。
- 機動性
最大速度32km/hは歩兵戦車シリーズの中では最速。
それでも軽戦車カテゴリーの中では鈍足である。
孤立すると砲の弱さ故に囲まれてゴリゴリと削られてしまうので、常に味方と共に行動しよう。
- 総論
運用方法としてはD.W.2とよく似ていると言える。
フル金弾が望ましいこと、昼飯豚飯の技術を駆使しないとあっさり抜かれること等。
同じ車体を持つValentineや更に重装甲のMatildaと対峙した場合、APどころかAPCRですら貫通が困難。
そういった車輌と対峙することは多いので、プレミアム車輌であることを活かして弾はAPCRをメインで積んでいこう。
史実
ドイツが不可侵条約を破ってソ連に攻め込んだことで、米英両国はソ連にレンドリースの援助物資として様々な物資や兵器を供与しました。
レンドリースには戦車の提供も含まれており、イギリスからは歩兵戦車バレンタイン、歩兵戦車マチルダ、歩兵戦車チャーチル、軽戦車テトラーク、軽装軌車ブレンキャリアなどが送られました。
バレンタインは約2,400両ほどがソ連へレンドリースとして送られ、使用されたバレンタインはソ連製戦車よりも故障が少なく、信頼性の高さと防御力の高さ、そして車重が軽いことから雪に足を取られにくく、足回りの整備も楽で、なにより他のイギリス製戦車に比べて機動性が優れていたことから好評を博しました。
しかし、主砲に榴弾が用意されてない事や履帯の強度が低い事は大きな問題として指摘されていました。
バレンタインMk.IIはエンジンを131馬力のAEC製A190ディーゼルエンジンに換装され、追加の外部燃料タンクが機関室左側に増設されました。
航続距離の延長を図ったMk.IIは同じくディーゼルエンジンを運用していたソ連にとって、都合が良かったとされています。
砲身を45mm砲に換装する計画もありましたが実現せず、終戦間際の満州侵攻まで使われていました。
また本車の照準器はソビエト製の物より精度が高く、コピーして使われ続けました。
バレンタインMk.IIは約700両生産されましたが、レンドリースとして送られた正確な台数は定かではないそうです。
後に、イギリスがクロムウェル巡航戦車の提供を申し出たところ、ソ連側がこれを断ったため、イギリスではもう前線で使われていないバレンタインがソ連に供給するためだけに作られていました。
コメント
- 本日2月14日にちなんで配布されてた。車体装甲は厚い。だが防盾部が薄いので、知っている人は狙ってくる。 -- 2021-02-15 (月) 00:23:21
- 火力は、フル金弾で無いと厳しい! -- 2023-06-22 (木) 21:25:35