Tier 5 イギリス 中戦車(プレミアム)
スペック
車体装甲厚(mm) | 75/70/55 | 本体価格(ゴールド) | 1,750 | ||
---|---|---|---|---|---|
最高速度(km/h) | 前進 | 22 | マッチング範囲(戦闘Tier) | 5~6 | |
後退 | 10 | シルバーボーナス(%) | 53 | ||
隠蔽率 | 静止時 | 0.25 | 経験値ボーナス(%) | 45 | |
移動時 | 0.19 | 搭乗員経験値ボーナス(%) | 無し |
パッケージ
Matilda BP 1,750G |
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
Matilda BP | 2x Leyland E165 | QF 6-pdr Mk. V A | Matilda Black Prince | Matilda Black Prince | 610 | WS No. 19 Special | |
190 | 35 / [26.92] | 76/64/57 | 570 | ||||
6.32 | 1.0/1.3/2.3 | 34 | 350 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
主砲性能 | |||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 発射速度 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
QF 6-pdr Mk. V A | AP APCR HE | 45 6G 32 | 110 180 30 | 75 75 100 | 26.09 | 1,957 | 2.30 | 0.41 1.62 1.12 | 55 | +20.00 -12.50 |
解説
- 火力
- QF 6-pdr Mk. V A
Ram IIやChurchill IIIと同系統のQF6ポンド砲を搭載している。
これにより非常に高い発射速度を実現しており、短時間で大量の弾丸を撃ち込むことが可能となっている。
また、金弾の平均貫通力は180mmと同Tier帯ではかなり優秀な数値を記録をしており、搭乗員スキルの射撃の名手とは特に相性が良い。
後述の鈍重過ぎる機動力を押してでも、ハルダウンは積極的に行いたい。
- QF 6-pdr Mk. V A
- 装甲
本車はTier5の中戦車にしては全体的に厚めの装甲をもっており、昼飯の角度に留意すればそれなりの耐弾性を発揮してくれる。
しかし、砲塔は垂直装甲になっており、丸みを帯びた防盾を持っていたMatilda IVよりも弱体化してしまっている。
ただし、初期に追加された車輌を中心に他のTier5プレミアム車輌も同等の数値の車輌は多く、突出した強みとは言えない。
- 機動性
ベースとなったMatildaが元々鈍足であったのにも関わらず、車体重量が増している為、機動性に関しては劣悪の一言に尽きる。
22km/hという破滅的な最高速度だけでなく、6.32という重戦車でさえ哀れむほどの出力重量比のせいで、ちょっとした起伏でもナメクジが這うかの様な速度になってしまう。
旋回速度も重戦車並に遅い。
戦場に着く前に戦闘が終わっているおそれがあるので進撃時のルート選択には気をつけたい。
中盤以降でも余計な行動を取ったり、移動や退避の判断が少しでも遅れると取り返しがつかない事になりやすい。
素早く正確な状況判断が求められる。
- 総論
攻撃面では同TierにRam IIとChurchill IIIという同じ主砲を持つ戦車が存在しており、更に機動性ではRam IIはおろか重戦車であるChurchill IIIにさえ劣り、防御面では言うまでも無くChurchill IIIに及ばない。
本車はこのような戦力的に不遇な面をマッチング優遇で何とか帳消しにしている。
…が、Churchill IIIもマッチング優遇を有しており、プレミアム車輌を買う際に敢えてこの車輌を選ぶ価値は低い。
しかし、金弾を使えばマッチング範囲のほぼ全ての車輌に正面から対抗できる砲性能とそれなりに機能する装甲により、乗り手の使い方次第では思わぬ爆発力を発揮する可能性も秘めている。
史実
6ポンド砲を装着したA27砲塔が特徴の車輌。
砲塔の装着が複雑であったことからプロトタイプ1両を製造して開発は中止され、配備はされなかった。