Tier 3 イギリス 駆逐戦車
スペック
車体装甲厚(mm) | 60/60/60 | 本体価格(シルバー) | 34,000 | |||
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最高速度(km/h) | 前進 | 24.0 | マッチング範囲(戦闘Tier) | 3~4 | ||
後退 | 12.0 | 派生元車輌 | UC 2-pdr | |||
隠蔽率 | 静止時 | 0.351 | ||||
移動時 | 0.211 |
パッケージ
┏ | Alecto E:3,700 S:130,000 | ||||||||
Valentine AT E:1,050 S:34,000 | ━ | Valentine AT Mk I* E:2,180 S:29,500 | ━ | Valentine AT Mk II E:3,100 S:38,100 | ┳ | Valentine AT Mk II* E:3,500 S:48,100 | ┛ | ||
┗ | Valentine AT Mk II** E:3,200 S:40,100 |
E:必要経験値
S:購入価格(シルバー)
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
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出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
Valentine AT | AEC A189 | QF 6-pdr AT Gun Mk. II | Valentine AT Mk. I | Valentine AT | 170 | WS No. 11 | |
135 | 34 / [28.33] | --/--/-- | 350 | ||||
9.15 | 1.0/1.2/2.0 | 44 | 330 | ||||
Valentine AT Mk I* | AEC A190 | QF 6-pdr AT Gun Mk. IV | Valentine AT Mk. I | Valentine AT | 170 | WS No. 9 | |
131 | 34 / [27.40] | --/--/-- | 375 | ||||
8.85 | 1.0/1.2/2.0 | 44 | 330 | ||||
Valentine AT Mk II | GMC 6004 6-71S | QF 6-pdr AT Gun Mk. IV | Valentine AT Mk. II | Valentine AT | 170 | WS No. 19 Mk. I | |
138 | 38 / [31.27] | --/--/-- | 400 | ||||
9.21 | 0.9/1.1/1.8 | 44 | 330 | ||||
Valentine AT Mk II* | GMC 6004 6-71A | 3.7-inch AT Howitzer | Valentine AT Mk. II | Valentine AT | 170 | WS No. 19 Mk. II | |
165 | 38 / [37.53] | --/--/-- | 450 | ||||
11.05 | 0.9/1.1/1.8 | 44 | 330 | ||||
Valentine AT Mk II** | GMC 6004 6-71A | QF 6-pdr AT Gun Mk. IV | Valentine AT Mk. II | Valentine AT | 170 | WS No. 19 Mk. II | |
165 | 38 / [37.39] | --/--/-- | 450 | ||||
11.01 | 0.9/1.1/1.8 | 44 | 330 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
主砲性能 | |||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 発射速度 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 左<射界>右 最伏角 | |
QF 6-pdr AT Gun Mk. II | AP APCR HE | 45 6G 32 | 105 170 30 | 75 75 100 | 21.43 | 1,607 | 2.00 | 0.41 ? ? | 102 | +15 15< >15 -5 | |
QF 6-pdr AT Gun Mk. IV | AP APCR HE | 45 6G 32 | 110 180 30 | 75 75 100 | 19.35 | 1,452 | 2.00 | 0.40 ? ? | 102 | +15 15< >15 -5 | |
0.40 ? ? | |||||||||||
3.7-inch AT Howitzer | HE HEAT | 156 14G | 47 110 | 370 280 | 7.50 | 2,100 (HEAT) | 2.50 | 0.49 ? ? | 42 | +15 15< >15 -5 |
※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
解説
- 火力
6ポンド砲と3.7インチ砲はどちらも一長一短であり、好みに応じて選ぶと良いだろう。
なおいずれの砲も俯角は-5°と取りづらく、地形によっては撃てなくなるため注意しよう。
射界は左右15°ずつと前身からやや狭くなっているが、気になるほどではない。- QF 6-pdr AT Gun Mk. II
初期砲。
基本的な特性は後述のQF 6-pdr AT Gun Mk. IVと同じ。
発射速度がMk. IVより早いので、手数を求めるなら敢えて初期パッケージのまま運用するのもありだろう。 - QF 6-pdr AT Gun Mk. IV
Mk. IIと比べ、装填速度が落ちた代わりに貫通力と精度が向上している。
単発火力はやや低いが、貫通力は通常弾だけでも十分過ぎる程高く、金弾はほとんど必要ない。
精度はそこそこと言ったところだが、弾速が優秀であり、装填の早さと貫通力の高さを活かした中・遠距離からの狙撃に向いた主砲である。
ただ火力の低さからダメージを稼ぐには連射が必要となるため、なるべく見つからない場所からの射撃を心がけたい。 - 3.7-inch AT Howitzer
3.7インチ榴弾砲。
Cruiser IIと並び自走砲以外では同格最高の単発火力を誇る。
同格以下は装甲も薄い車輌が多く、当たりどころによっては一撃で敵を倒せる可能性が高い。
榴弾を使うことで格上でも十分なダメージを与えることができるため、選択する余地は十分にある。
また、かなり高価だが金弾のHEATは単発280、貫通力110mmと、このTier帯では破格の性能を誇る。
榴弾で貫通できないような車輌への使用がオススメである。
Cruiser IIと比べて精度・発射速度は多少マシとはいえ、劣悪な事には変わりない。
加えて弾速が自走砲を除く全車輌の砲の中でも飛び抜けて遅く、少し距離が離れただけでも山なりの弾道を描いて着弾する。
撃った直後に敵に動かれるとそれだけで当たらなくなるため、かなり接近して撃つ必要があるなど癖が強い。
6ポンド砲に対し、こちらは近距離戦を基本とする主砲である。
- QF 6-pdr AT Gun Mk. II
- 装甲
車体は装甲に優れたValentineのものを流用している為、全周60mmとTier3駆逐戦車としてはかなり優秀。
しかし、主砲周辺の戦闘室は見るからに薄い鉄板で構成されており、装甲厚は14mmと、せっかくの車体装甲を台無しにしている。
更に戦闘室内、特に側面には広く弾薬庫判定があり、被弾すると破損・誘爆しやすい点には注意しよう。
- 機動性
ベースのValentineが非常に鈍足であるため、当然この車輌も同じく鈍足である。
最終エンジンにすることで多少マシになるが大して変化は無い。
なお、Valentineと違いこちらは無砲塔。
車体旋回こそ速めだが側背面に回られると何も出来なくなってしまうので、快速車輌への警戒を怠らないようにしよう。
- 偵察性能
隠蔽性能は同格駆逐の中では低いが、実用性は十分。
同格にはやたらと隠蔽率の高い駆逐戦車が多く、本車輌が決して悪い訳ではない。
- 総論
Valentineの車体のせいで機動力は低く、パスパスと抜かれるその薄い防盾と側面にある丸出しの弾薬庫のせいで何とも使い辛さが際立った仕上がりになっている。
当然、攻撃はその弱点に集中するので、車体だけ硬くてもあまり意味がない。弾薬庫が破損、大破しやすいのは言うまでもない。
隠蔽性がそれなりに高いため、下手に前に出ず敵に見つからない位置からの射撃を心がけたり、味方が前に出ている状態での支援射撃を行う事が本車の良さを活かせる鍵となるだろう。
機動性が優れない本車では中々難しい立ち回りを要求されるが、上手くやれれば大火力による6ポンド砲以上の活躍も可能であり、腕があれば試してみるのも悪くないだろう。
加えて無線機が様々なイギリス戦車と互換性があり、他の戦車で開発しておくと手間が省ける。
史実
この試作駆逐戦車は車体中央部に防盾を有する主砲を搭載。
1両のプロトタイプが制作されましたが、Valentineをベースとした強力な17ポンド砲を搭載した新型駆逐戦車の開発に伴い、計画は中止されました。