Tier 7 ドイツ 駆逐戦車(プレミアム)
スペック
車体装甲厚(mm) | 50/30/30 | マッチング範囲(戦闘Tier) | 7~8 | |||
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最高速度(km/h) | 前進 | 65.0 | ボーナス | シルバー | 30% | |
後退 | 20.0 | 車輌経験値 | 20% | |||
発見可能範囲(m) | 静止時 | 270.81 | 搭乗員経験値 | 0% | ||
移動時 | 340.72 | フリー経験値 | 5% |
パッケージ
E 25 G:6,700 |
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G:購入価格(ゴールド)
E 25 FE:134,000 |
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FE:購入フリー経験値(FREE EXP)
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
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出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
E 25 | Maybach HL 230 TRM P30 | 7,5 cm Pak 42 L70 | E 25 | E 25 | 830 | FuG 7 Ausf. F | |
700 | 44 / [40.62] | ---/---/--- | 710 | ||||
26.62 | 1.2/1.3/2.3 | 44 | 360 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
砲性能
主砲性能 | ||||||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 攻撃半径 | 砲弾速度 | 砲弾射程 | 発射速度 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 左<射界>右 最伏角 | |
7,5 cm Pak 42 L70 | AP APCR HE | 109 7G 98 | 150 194 38 | 135 135 175 | --- --- 1.06 | 925 1,156 925 | 720 720 720 | 20.00 | 2,700 | 1.50 | 0.30 | 60 | +15 12< >12 -8 |
※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
解説
- 概要
Tier 7ドイツプレミアム駆逐戦車。
車高の低さや機動力の高さから「ゲルマン忍者」や「ドイツのゴキブリ」、「フナムシ」などとも呼ばれている。
ドイツのEシリーズの一角を担う戦車として開発された。
マッチング優遇が存在し、最大でTier8までとしか遭遇しない。
なお、マッチング上では重戦車扱いとなる。
必然的に重戦車の相手をすることが多くなるので、弱点はしっかりと把握しておこう。 - 火力
- 7,5 cm Pak 42 L70
駆逐戦車の生命線である主砲はドイツルートおなじみの7,5 cm Pak 42 L/70を搭載しているが、貫通力と単発火力に不安を抱えている。
特に150mmしかない貫通力では、同格重戦車の正面を遠距離から射抜くという駆逐戦車の基本的な役割を果たすことは困難である。とはいえ、少ない装填時間と、高い隠蔽でそこをカバーできる。
また、課金弾の貫通力も194mm止まりであり、同Tier駆逐戦車の中で唯一200mmに届いていない。マッチング優遇を加味しても重装甲相手には厳しい数値となっている。
しかし、精度と照準時間は全車の中でトップクラス。発射速度は毎分20発、DPMは2700を誇りこれは同Tier駆逐戦車の中でも上位に属する。
俯角も、ぺたんこな車体としては-8度とそれなりにとることが可能だ。
総弾数は60発と小柄な車体の割には多いが、低単発故に敵戦車の撃破にかなり手数が必要で、戦闘終盤ともなると弾切れになることもある。
- 7,5 cm Pak 42 L70
- 装甲
全周に良好な傾斜が施されているものの正面で50mm、側背面は30mmとIII号突撃砲以下のため、マッチングされる全ての車両に容易に抜かれることを頭に入れておこう。
その代わりに隠蔽率が非常に優秀で、全車両で見てもトップクラス。
移動時は下がるものの発砲時も隠蔽率が高く、一方的に敵戦車を攻撃する事も可能にしている。
装甲で劣る本車にとって隠蔽率と車体の小ささがその代わりだと考えよう。
ただし、側面の急傾斜のおかげで、昼飯の角度で側面に当たった90mm口径以下のAP・APCR弾はもれなく強制跳弾する。
射界の問題で攻撃と両立させる事はできないが、回避行動として相手の斜め横方向への全力疾走が他の車両よりも有効なのは覚えておこう。 - 機動性
まず目に付くのはその車体の小ささと機動性であろう。
軽い車体に比して高出力のエンジンはストレスのない良好な加速性能を誇り、車体の旋回性能も一般的な中戦車との接近戦に対処するだけの実力がある。
視界も360mと、同Tier帯の大型駆逐戦車と変わらない広さを有しているのも強み。 - 総論
課金戦車の割りに、駆逐戦車として非常にバランスが取れた一台になっている。
同格駆逐戦車とくらべてもずば抜けて高い隠蔽率と砲精度を利用しての遠距離狙撃は、敵に悟られることなく一方的にダメージを稼ぐ事が可能で、的確に弱点を狙えばモジュールの破壊も誘発できる。
位置が特定されても、足の速さを生かして姿をくらますことも難しくない。
同時に、対峙する戦車の装甲厚の知識や、マップの地形や隠蔽のシステムに関する理解が試される非常に歯ごたえのある車両でもある。
一撃のダメージが低く如何に多く貫通させてダメージを稼ぐかが課題だ。
史実
E-5,E-10,E-25,E-50,E-75,E-100は既存の戦車と置き換えつつも、各種構成部品を共通化することによって生産性、メンテナンス性を向上させ、また重量毎に戦車の標準化を行うという、E(Entwicklung=ドイツ語で開発)計画の中で開発された。
E-25はIV号戦車及びIV号駆逐戦車を置き換える予定であった。
主砲は当初7.5cm Pak 39 L/48が選ばれたが、E-10が同じ主砲を予定していた為、すぐにIV号戦車/70と同じ7.5cm Pak 42 L/70に変更され、これを標準装備とした。
また強化案として新型の10.5cm 10H64 (10cm PAW1000) が予定された。
これは低圧砲と呼ばれる対戦車砲の一種で、砲弾はHE及びHEATの二種類が用意されていた。
戦闘室上面には対空用として2cm機関砲を装備した小型砲塔を備えていた。
車体装甲厚は前面上部80mm.前面下部40mm.側後面30mm、小型砲塔は前面80mm.側面40mm.後面30mmとされた。
車体デザインは軽駆逐戦車ヘッツァー及び戦後に開発されたカノーネンヤークトパンツァーの中間のような形状をしており、全方位にわたって装甲板が傾斜し、避弾経始が考慮されていた。
本車はドイツ戦車には珍しく航空機メーカーであるアルグス社に開発が打診された。
エンジンは当初Maybach HL101を搭載予定であったが、技術的に問題があった為にアルグス社の新型エンジンを搭載する計画だったが、こちらも開発が遅れ、航空機用エンジンをパワーダウンさせて使用する計画に変更となった。
エンジンに関してはアルグス社のエンジンも間に合わない事からMaybach HL 230 TRM P30が採用された。
開発に関わった会社はアルグス社の他にアルケット社、アドラー社、ポルシェも関わったと言う。
1945年にアルケット社によって試作車両が5台生産される予定であったが、そのまま終戦を迎え、工場には試作車両の組立中の車体があったと言う。
カテゴリーは駆逐戦車。
同時に偵察装甲車、弾薬運搬車としての役割も求められた。
E-25の名前が示す通り重量は凡そ25tである。
コメント
- アイアンメイスがないと課金弾でも抜けないシーンが多いな -- 2022-06-12 (日) 16:46:06