Tier 10 フランス 駆逐戦車
スペック
車体装甲厚(mm) | 180/70/40 | 本体価格(シルバー) | 6,100,000 | |||
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最高速度(km/h) | 前進 | 50.0 | マッチング範囲(戦闘Tier) | 10~11 | ||
後退 | 16.0 | 派生元車輌 | Foch | |||
発見可能範囲(m) | 静止時 | 349.02 | ||||
移動時 | 387.33 |
パッケージ
初期 | LVL1 | LVL2 | |
Foch 155 E:290,000 S:6,100,000 | ━ | 履帯 E:0 S:0 | 主砲 E:? S:339,000 |
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E:必要経験値
S:購入シルバー
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
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出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
初期 Foch 155 | Saurer | 155 mm AC SA58 | AMX 50 Foch (155) | AMX 50 Foch (155) | 1,850 | SCR 619 | |
1,000 | 30 / [26.25] | ---/---/--- | 750 | ||||
17.36 | 1.4/1.6/2.4 | 26 | 380 | ||||
LVL.1 履帯 | Saurer | 155 mm AC SA58 | AMX 50 Foch B | AMX 50 Foch (155) | 1,850 | SCR 619 | |
1,000 | 30 / [26.25] | ---/---/--- | 750 | ||||
17.36 | 1.4/1.6/2.4 | 26 | 380 | ||||
LVL.2 履帯 | Saurer | 120 mm AC SA46 | AMX 50 Foch B | AMX 50 Foch (155) | 1,850 | SCR 619 | |
1,000 | 30 / [26.92] | ---/---/--- | 750 | ||||
17.80 | 1.4/1.6/2.4 | 26 | 380 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
※青字:オートローダー砲・機関砲
砲性能
主砲性能 | ||||||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 攻撃半径 | 砲弾速度 | 砲弾射程 | 発射速度 連射[間隔] 弾倉[交換時間] | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 左<射界>右 最伏角 | |
155 mm AC SA58 | AP HEAT HE | 1,560 17G 1,090 | 293 395 90 | 770 770 1,100 | --- --- 3.78 | 826 826 826 | 720 720 720 | 3.00 単[5.00] 倉[50.00] | 2,310 | 3.00 | 0.36 | 30 [3×10] | +18 10< >10 -6 | |
120 mm AC SA46 | AP APCR HE | 1,060 12G 900 | 257 325 65 | 400 400 515 | --- --- 2.42 | 1,067 1,334 1,067 | 720 720 720 | 7.50 単[2.00] 倉[38] | 3,000 | 2.30 | 0.34 | 72 [6×12] | +18 10< >10 -6 |
※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
解説
- 概要
Tier 10フランス駆逐戦車。
AMX-50の車体を利用したフランス駆逐戦車の最終形態。 - 火力
- 155 mm AC SA58
自動装填装置を搭載しており貫通293mm・単発750の砲弾を5秒間隔で三連射でき、弾倉平均2,310のダメージを叩き出す。
さらに、金弾貫通は395mmにも達し、Tier 10重戦車との正面戦闘が可能となった。
3秒の照準時間・悪化した精度・50秒と言う装填時間の長さはFochとは大きく感覚が異なり、異なる立ち回りを要求される。
遠距離での撃ち合いを得意としていたFochに比べ、そもそも射撃が当たらない局面が増えた一方、近距離では弱点を狙わずともダメージを与える事が出来るようになったといえる。 - 120 mm AC SA46
1セット6発の自動装填砲で、その弾倉攻撃力はまさに圧巻。
弾倉火力の高さの割に装填時間は短めで、DPMに換算すると3,000とこちらも圧倒的。
次弾装填も2秒と高速で、初弾で履帯切り→修理直後に次弾で再び履帯切りができれば完全に足が止まった相手に残りの4発を叩き込んでやれる。
反面、Tier8から据え置きの単発火力・貫通力はTier 10駆逐戦車としては致命的な欠点であり、貫通力は課金弾のAPCRでようやく及第点といった程度。
精度は向上しているものの照準時間は次弾装填より長いため、連射すると精度が悪化する。
潤沢なマガジン弾数と弾倉攻撃力もあって、格下や損耗した同格ならばAPでもそれなりの確率で撃破まで持っていけるが、より確実な戦果を求めるならばAPCRの多用は避けられないだろう。
- 155 mm AC SA58
- 装甲
防御面では側面に20mmのサイドスカートが追加されただけ。
Foch同様正面装甲は優秀な傾斜で高い防御力を持っているが、Tier10ともなれば貫通される事も多くなり、相変わらず車長と装填手の居る弱点を常に狙われ、側背面は極端に脆弱である。
後述する機動性の悪化も考慮すると、防御面ではむしろ悪化していると考えるべきだろう。 - 機動性
エンジンは据え置きで車重が7.4トン増加した事により、重戦車並に動きが鈍くなり、旋回性能も悪化している。
何の強化も行っていない場合は40km/hを出すのがギリギリである。
Fochでは中戦車にまとわりつかれてもなんとか対処できるレベルにあったが、本車では為す術もない事があり、孤立にはより注意を払わなければならない。
加えて、とっさに車体を旋回させて敵の課金弾を弾くといったテクニックが使いづらくなっており、装甲面にも悪影響を与えている。 - 総論
本車は攻守走優れた総合性能を持っているが一概に最高クラスとは言いがたい。
Fochから変化したFoch(155)の特徴と、自動装填装置に適した立ち回りを同時に熟知してないと活躍するのは難しいだろう。
Fochからの変化に戸惑うことも多いだろうが、他の重駆逐戦車に比べ、隠蔽率は高く、視界も十分な値を維持しており、機動力も持ち合わせている。
使いこなせば、様々なマップやマッチングに適応して、その火力でダメージを稼いでいくことが可能だ。
今までフランス戦車で培ったノウハウを発揮してこそ最高クラスの素質を引き出せる駆逐戦車だ。
史実
1946年より研究が続けられてきた重対戦車自走砲の研究成果を基に1950年に、AMX-50の車体をベースにした戦車駆逐車として120mm自走砲が作られ、最初の試作車が完成の翌年に追加生産されました。
試作車は、IV号駆逐戦車のようなシンプルな形状の車体に120mm SA46を装備し、車体前面上部の機銃塔には20mm MG151機関砲が据えられていました。
この車両は、フェルディナン・フォッシュから名前を取り、Canon Automoteur AMX 50 Foch(AMX50フォッシュ自走砲)と名付けられ、
部隊配備された本車は、同年の戦勝記念軍事パレードに参加しましたが、さらに翌年の1952年から1953にかけての期間に全車両が退役したようです。
これは、AMX-50(100mm砲搭載)戦車に長距離からの砲撃支援を提供する目的で開発されたのですが、肝心のAMX-50自体が120mm砲の搭載を達成したため、
同じ120mm砲を搭載する対戦車車両の必要性が失われたせいだとも、EDC(ヨーロッパ防衛共同体)構想に基づく、加盟国の兵器共通化計画が動き出したのが原因であるとも、
あるいはその両方が原因であるとも言われていますが、ともあれ、本車が少数の試作車両以降、全く生産されなかったことだけは確かなようです。
本車は、AMX 50 Fochの120mm砲を155mm砲に換装して搭載するものとして計画されたのですが、フランス軍がNATO標準規格を採用することが決定したために、兵站上の問題からこの計画も中止されました。
コメント
- 射角が狭く、どちらの砲であっても取り回しは良くない。その為カモネットが剥がれ易く、隠蔽狙撃は難しい。市街戦であれば突撃、一撃貰って必殺連射キルするも良し。注意すべきは、敵のフォローが手暑かったり、確殺に失敗した場合はワンマガ撃って退場のリスクがある。開けたMapであれば狙撃から入るが、前述の隠蔽の悪さ、マシーンに劣る連射、微妙な精度が足を引っ張り遠距離、平野戦は苦手と言える。 -- 2020-12-10 (木) 13:23:55
- 155砲に興味を抱いてる方へ。120ミリを強くオススメする。なぜなら155は金弾がヒートでモジュールに吸われ易く、何より弾速が死んだ様に遅い、精度も悪い為思ったようにダメージを取る事が難しいからだ。連射間隔も致命的に長く、最早ローダーとしての利点は無いに等しい。 -- 2020-12-10 (木) 13:29:50