SARL 42

Last-modified: 2020-05-25 (月) 13:03:38

F70_SARL42.png

Tier 4 フランス 中戦車

公式紹介ページ

スペック

車体装甲厚(mm)40/30/30本体価格(シルバー)155,000
最高速度(km/h)前進40マッチング範囲(戦闘Tier)4~6
後退16派生元車輌Somua S35
隠蔽率静止時0.25
移動時0.18

パッケージ

SARL 42 (47)
E:5,680
S:52,600
 ┏G1 R
E:13,550
S:350,000
SARL 42
E:3,230
S:155,000
S40
E:1,500
S:20,750
SARL 42 early
E:3,730
S:29,850
SARL 42 mle.43
E:4,080
S:35,460
━┻SARL 42 mle.44
E:4,080
S:35,460

E:必要経験値
S:購入シルバー

詳細

パッケージ名エンジン主砲履帯砲塔HP通信機
出力下記参照車体旋回速度砲塔装甲通信範囲
出力重量比地形抵抗旋回速度視認範囲
SARL 42Hispano-Suiza V847 mm SA35S40 amélioréFCM à trois hommes310ER 28
21926 / [22.00]40/40/40300
11.111.1/1.3/2.130300
S40Somua V8 version définitive47 mm SA37S40 amélioréFCM à trois hommes310ER 29
23026 / [22.91]40/40/40360
11.571.1/1.3/2.130300
SARL 42 earlySomua V8 version définitive47 mm SA37SARL 42ARL 42350ER 26 ter
23028 / [25.48]40/30/30455
11.121.0/1.1/2.032330
SARL 42 mle.43Somua V8 version définitive75 mm SA32SARL 42ARL 42350ER 27
23028 / [23.78]40/30/30710
10.381.0/1.1/2.032330
SARL 42 (47)Somua V8 version définitive47 mm SA37 amélioréSARL 42ARL 42350ER 27
23028 / [25.43]40/30/30710
11.101.0/1.1/2.032330
SARL 42 mle.44Somua V8 version définitive75 mm SA44SARL 42ARL 42350ER 27
23028 / [23.92]40/30/30710
10.441.0/1.1/2.032330

※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。

 

主砲性能
名称弾種弾代貫通ダメージ発射速度AP弾
DPM
照準時間精度総弾数最高角
最伏角
47 mm SA35AP
APCR
HE
20
3G
13
45
79
24
55
55
70
27.271,5001.300.37
3.26
1.33
118+18
-13
47 mm SA37AP
APCR
HE
20
3G
13
66
98
24
55
55
70
24.001,3201.700.37
?
?
69+18
-13
26.091,4351.700.36
?
?
69+18
-10
75 mm SA32AP
HEAT
HE
46
7G
38
74
91.4
38
110
110
175
11.541,2692.100.45
?
?
60+18
-10
47 mm SA37 amélioréAP
HE
35
13
106
24
55
70
27.271,5001.900.36
?
?
69+18
-10
75 mm SA44AP
APCR
HE
70
7G
38
100
129
38
110
110
175
11.111,2222.300.43
?
?
30+18
-10

※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。

解説

  • 火力
    最終砲は低単発の代わりにDPMと精度が高い47mm砲か、精度面は下がるが単発威力が高く課金弾を使える75mm砲かの二択。
    同郷同格のB1AMX 40と比較すると高貫通だが、T-28Pz.Kpfw. IV Ausf. Dなど他国Tier4MTの類似の砲と比べ様々な点で見劣りする。
    また、改良砲塔の俯角は大きく取れるものの砲塔が高く砲位置が低いために敵に先手を取られやすく、ハルダウンとの相性は今一つ。
    • 47 mm SA37 amélioré
      約2秒に1発という高レート発射かつ精度と照準時間に優れるが、機動性や装甲厚が優れている訳ではない本車ではあまり相性は良くない。
      また、高レートにもかかわらず69発しか搭載できないため、弾数管理をしっかりしないと弾切れになる可能性がある。
      APCRが使用できないため貫通力の底上げができず、格上の重装甲車輌には歯が立たない。
    • 75 mm SA44
      47mm砲とは逆に単発重視の砲。
      精度・照準拡散が悪めなのでしっかり腰を据えて撃つ必要があるが、本車は隠蔽が悪く照準中に撃たれる可能性が高いため、位置取りに気を付けよう。
      貫通力は通常弾が47mm砲に劣るが、課金弾が使える点や距離減衰が低いこともあり実際はこちらの方が貫通させやすい。
      ただし課金弾を使用する時の貫通力の伸びはやや悪めであり、依然として格上の重装甲車輌には苦労する。
      装填が5秒強で、同格75mm砲と比べ遅め。DPMが低いため力押しには向いていない。
       
    • 主砲による機動性の変化
      47mm砲は一律100kgだが、75mm SA32に換装すると1520kg、75mm SA44に換装すると1400kgとなり、機動性が大きく下がってしまう。
       
  • 装甲
    前身から若干薄くなり、高貫通の砲が増えるTier4では昼飯の角度などを利用してもほぼ防げない上、10榴にも貫通される危険を有している。
    機関砲や75mm榴弾などに対する最低限の保険程度にしかならない。
    さらに車高も高く*1、遮蔽物に隠れる際は車体や砲塔上部がはみ出さないよう注意しなければならない。
     
  • 機動性
    機動力は前身より更に低く、全体的に遅い。
    特に車体旋回速度はイギリスのMatilda以下という体たらくで小回りも利かない。
    お世辞にも飛び出し撃ちや格闘戦に向いているとは言い難い。
     
  • 総論
    攻撃力・防御力は中程度のバランス型中戦車と言えるが、どの点も物足りず、同格帯に見られるような特化した強みがない微妙な戦車となってしまっている。
    後期砲47mm・75mm砲はどちらもそこそこのAP弾貫通力を持っているので、自分から果敢に攻めるよりは進行ルート上で待ち伏せしての足止めや、前線の少し後ろで味方の援護をメインに運用するとよいだろう。
     

史実

本車はユベール・クレルモンの手により、ドイツ占領下のフランスにおいて1940年から1942年にかけて開発されました。
この新型車輌にはSomua S35中戦車および試作歩兵戦車であるG1 Rの一部要素が採用されていました。
フランス解放後の開発続行が望まれていましたが、1944年となってはもはや本計画は時代遅れでした。

 

コメント


*1 Tier5重戦車Churchill Iと並んでみると、車長はChurchill Iの方が張り出している履帯の分だけ長いのだが、車高は本車の方が明らかに高い。