Tier 5 フランス 中戦車
スペック
パッケージ
┏ | ━ | ━ | ARL 44 E:35,450 S:925,000 | ||||||
┣ | Renault G1 E:9,500 S:6,900 | ||||||||
G1 R E:13,550 S:350,000 | ━ | Char Moyen d'Infanterie de 20 tonnes E:4,150 S:31,000 | ━ | Renault ACK1 E:9,250 S:68,100 | ┻ | Renault G1 (105) E:10,700 S:82,700 |
E:必要経験値
S:購入シルバー
詳細
パッケージ名 | エンジン | 主砲 | 履帯 | 砲塔 | HP | 通信機 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
出力 | 下記参照 | 車体旋回速度 | 砲塔装甲 | 通信範囲 | |||
出力重量比 | 地形抵抗 | 旋回速度 | 視認範囲 | ||||
G1 R | Renault T12 | 75 mm SA32 | Renault G1 Premier Project | Renault-Balland | 390 | ER 29 | |
350 | 28 / [25.67] | 60/60/60 | 360 | ||||
10.94 | 1.1/1.2/2.4 | 30 | 330 | ||||
Char Moyen d'Infanterie de 20 tonnes | Renault T13 | 75 mm SA32 | Renault G1 Project Modifié | Renault-Balland | 390 | ER 26 ter | |
400 | 30 / [41.15] | 60/60/60 | 455 | ||||
12.38 | 1.0/1.1/2.1 | 30 | 330 | ||||
Renault ACK1 | Renault T13 | 75 mm SA44 | Renault G1 Project Modifié | FCM F1 R | 460 | ER 27 | |
400 | 30 / [38.59] | 60/60/60 | 710 | ||||
11.61 | 1.0/1.1/2.1 | 28 | 350 | ||||
Renault G1 (105) | Renault T14 | 105 mm court mle. 1934 | Renault G1 Project Modifié | FCM F1 R | 460 | ER 27 | |
450 | 30 / [43.04] | 60/60/60 | 710 | ||||
12.95 | 1.0/1.1/2.1 | 28 | 350 | ||||
Renault G1 | Renault T14 | 75 mm SA44 | Renault G1 Project Modifié | FCM F1 R | 460 | ER 27 | |
450 | 30 / [43.44] | 60/60/60 | 710 | ||||
13.07 | 1.0/1.1/2.1 | 28 | 350 |
※車体旋回速度の実質値は通常地形、操縦手熟練度100%で計算。スキル及び超信地旋回の可否は考慮していません。
主砲性能 | |||||||||||
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名称 | 弾種 | 弾代 | 貫通 | ダメージ | 発射速度 | AP弾 DPM | 照準時間 | 精度 | 総弾数 | 最高角 最伏角 | |
75 mm SA32 | AP HEAT HE | 46 7G 38 | 74 91.40 38 | 110 110 175 | 14.63 | 1,609 | 2.10 | 0.43 4.82 1.29 | 100 | +12 -12 | |
0.43 4.47 1.29 | |||||||||||
75 mm SA44 | AP APCR HE | 70 7G 38 | 100 129 38 | 110 110 175 | 15.38 | 1,692 | 2.00 | 0.39 4.06 1.09 | 50 | +15 -8 | |
105 mm court mle. 1934 | HE HEAT | 128 10G | 53 104 | 410 350 | 6.00 | 2,100 | 2.60 | 0.54 5.62 2.72 | 35 | +15 -8 |
※先頭のセルの色は対応するパッケージの色となります。
解説
- 概要
Tier5フランス中戦車。
大戦初期、G1戦車計画に基づいてルノー社が開発した試作戦車である。
- 火力
口径75mmの戦車砲と105mmの榴弾砲が最終砲の候補に挙がるが、特にこだわりがなければ105mm砲を使った方がよい。- 75 mm SA44
他国の75mm砲と比べるとDPMが少し高く、貫通できる相手に対してはそこそこ強力。
しかし、肝心の貫通が壊滅的でAPで100mm、APCRで129mmと同格以下はともかく格上にはほとんど通用しない。
側面等の薄い部位を狙いたいところだが、機動力にも不安のある当車両では側面を取りに行くことも難しい。
弱点を狙おうにも、照準時間が短いまではいいが精度自体が平凡な値のため中距離以遠からの狙撃は困難。
全体的に性能がチグハグであり、結局は中間砲の域を出ない。
105mm砲がどうしても肌に合わないなど特別な理由がない限りは105mm砲を使用した方がいいだろう。 - 105 mm court mle. 1934
いわゆる10榴と呼ばれる大口径榴弾砲。
Pz.IV H、M4 Sherman、Sherman IIIの105mm榴弾砲と同じく、強力なHEを搭載している。
この砲の特徴は弾速が速く、弾道が低いことである。
榴弾砲は一般的に弾速が遅く、弾道が山なりで移動している目標に命中しにくいという欠点があるが、本車の榴弾砲は他国中戦車のものと比べて弾速が約1.4倍*1もありAP弾と同じような感覚*2で撃てる。
ただし、その代わりに発射速度、照準時間、総弾数、俯角などが劣っており、総合的には同レベルに収まっている。
- 75 mm SA44
- 装甲
Tier5中戦車としては厚め。- 車体
全周60mmの装甲を持ち、10榴貫通の危険性が低い。
一部に40mmの部分もあるが、きつめの傾斜がかかっており、特別弱点という訳ではない。
車体側面にはサイドスカートがついているためより榴弾に強い。
また、車体正面を遮蔽物で隠し、側面をきつい角度でさらす、いわゆる豚飯の姿勢をとれば同格の通常弾程度までであれば弾けるので場合によっては最前線で重戦車の真似事も可能。 - 砲塔
砲塔は初期砲塔、改良砲塔ともに全周60mmあり、こちらも10榴貫通の危険性は低い。
初期砲塔はどこかで見覚えのある形状*3をしており、実際の装甲厚も合わさってそれなりの堅さを発揮する。
ただし、銃塔部分は40mmしかなく脆いので狙われないようにしたい。
キューポラも前面装甲は60mmあり、正面を向いているときは弱点ではないが、側面は40mmしかないのであまりよそ見はしない方がよい。
また、サイズが大きいのでハルダウンしている時にキューポラだけ隠しきれていないといったことがないようにしっかり隠れよう。
- 車体
- 機動性
装甲の代償か機動性は低い。
平地であれば最高速の40km/h近い速度で走り続けることが可能だが、車体重量に対してエンジン出力が低く、ちょっとした坂でもすぐに減速してしまう。
とはいえ地形抵抗は平均的であり、湿地帯や不整地に入らない限りは20~30km/h前後を保てるだろう。
車体旋回は平均か平均より少し下程度で運転しにくいといった事はないが、砲塔旋回速度が低く機動戦は苦手。
特に改良砲塔にすると初期砲塔より旋回速度が落ちてしまう。最悪の場合、一方的に攻撃されて撃破されてしまう。
加速の悪さも手伝って不利な状況からの即座の離脱は難しいので、他の中戦車よりも味方の位置をよく確認し、うっかり孤立しない様に心がける必要がある。
不用意に敵前に出ると後退に時間がかかり、障害物に隠れる前に畳み込まれることもあるため注意が必要。
- 総論
重戦車よりの中戦車といった性能を持ち、機動性の低さから味方との連携が他国の中戦車より重要といった意味では重戦車に近い立ち回りが要求される。
しかし、並の中戦車より厚いとはいえ重戦車のような重装甲を備えているわけでもないため、前線での戦闘は中戦車的な立ち回りが要求される。
接近戦を挑む場合は地形と相手の車種、そして味方の有無をよく確認する事。
癖はあるが、丁寧に扱えば良い結果を出せるだろう。
史実
Char G1として計画された戦車案の一つで、ルノー社が設計したもの。
他の計画案にはロレーヌ社のG1 L、フーガ社のG1 F、SEAM社のG1 P、BDR(Baudet-Donon-Rousell)社設計のG1 Bが存在していたが、最終的に正式採用されたものはこのG1 Rであった。
独立懸架式トーションバー・サスペンションと革新的な主砲搭載方式を採用し、1940年に試作車が1両製造されたものの、その年の後半にフランスが敗戦したため、開発は中止された。
余談だが、SEAM社のG1 PのPとは設計者の「アンドレ・ポニャトフスキ」のイニシャルであり、彼はフランス帝国元帥だったポーランド人、ユゼフ・アントニ・ポニャトフスキ将軍の末裔である。