1944年 大日本帝国 重巡洋艦 利根型
アップデートVer.2.00.030にて実装された、日本ツリー高ティア重巡洋艦。
艦体前部に主砲を集中配置した姿が特徴的。
基本性能
※括弧がある欄は【改修後の数値(初期値)】
年代 | 1944 | 国家 | 大日本帝国 | ||||
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艦種 | 重巡洋艦 | 対潜 | × | ||||
耐久値 | 28407(25825) | 戦闘成績(BR) | 335 | ||||
基準排水量(t) | 13745 | 最大排水量(t) | 15200 | ||||
最大速力(kt/h) | 34.5(32.8) | 最大舵角 | 40.3(36.0) | ||||
可視距離(km) | 11.4(10.8) | 絶対視認距離(km) | - | ||||
アンロック費 | 720000S | 購入費用 | 7200S | ||||
1250G |
装甲防御
※単位はインチ(in)表示
※数値は史実参考値。購入時は無装甲・非武装状態
防御区画 | 前部 | 中部 | 後部 | 装甲重量(t/0.1in) | ||
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甲板部 | 1.4 | 1.4 | 1.4 | 20 | ||
舷側部 | 5.7 | 5.7 | 5.7 | 20 |
搭載武装
主砲 | 名称 | 火力 | 射程 距離 (km) | 装填 速度(s) | 重量(t) | 貫通力 | ||
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50口径 三年式 二〇糎C型 連装砲(最上型) | 790 | 29.4 | 16 | 213 | 78 | |||
50口径 三年式 二〇糎C型 連装砲(妙高型) | 790 | 28 | 12 | 205 | 68 | |||
六〇口径 三年式 一五糎五 三連装砲 | 610 | 27.4 | 10 | 225 | 65 | |||
五〇口径 三年式 一四糎 連装砲 | 550 | 19.1 | 8.8 | 81 | 65 | |||
副砲 | 名称 | 火力 | 射程 距離 (km) | 装填 速度(s) | 重量(t) | 貫通力 | ||
40口径 八九式 一二糎七 連装高角砲 | 280 | 14.8 | 4.3 | 60 | 10 | |||
魚雷 | 名称 | 火力 | 射程 距離 (km) | 装填 速度(s) | 重量(t) | 雷速(knt) | ||
八式 六一糎 四連装酸素魚雷 | 4200 | 32 | 60 | 94 | 42 | |||
九三式 六一糎 五連装(酸素)魚雷(長射程) | 4200 | 40 | 90 | 180 | 36 |
艦載機
機種 | 名称 | 攻/防 | 航続時間 (sec.) | 巡航速度 (km/h) | 機体重量 (t) | 格納庫容量 | 装備 | 火力 | 装備重量 (kg) | ||
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水偵 | F1M 零式観測機 | 50/380 | 1125 | 370 | 1 | 100 | 30kg 爆弾 | 300 | 30 | ||
E13A 零式水上偵察機 | 10/330 | 1120 | 375 | 2 | 105 | 250kg AP爆弾 | 2135 | 250 | |||
250kg HE爆弾 | 1650 | 250 |
※最大搭載数6機、パイロット数4名。
部品改修
改修段階 | 火力 | 索敵 | 速度 | 装甲 | ||
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Ⅰ | 砲塔旋回装置 | 新型望遠レンズ | ビルジキール | 側面装甲帯 | ||
Ⅱ | 新型榴弾 | 電波探信儀 | 新型艦首 | 排水ポンプ | ||
Ⅲ | 主砲装填装置 | 精密探信儀 | 変速機 | 船体強化 | ||
Ⅳ | 魚雷次発装填装置 | × | 舵輪 | 強化装甲 | ||
Ⅴ | × | × | ボイラー | × |
※スキルは魚雷次発装填装置。開発でアンロック可能。
立ち回り
主砲
艦前部に主砲が四基集中配置されているのが特徴。
後方に向けてもある程度は射角が取れるが、真後ろについては完全な死角になってしまっている。できるだけ後ろに付かれないようにしよう。
史実砲である20センチ連装砲か15.5センチ三連装砲か選択可能で、どちらも手動対空に対応している。
基本的には装填と投射弾量に勝る15.5センチ砲の方が扱いやすい。
副砲
八九式連装高角砲を搭載している。
豆鉄砲かつ精度も低いので対艦兵装としては何の役にも立たないものの、手動対空に対応しているため、対空火力を底上げしたい場合には積んでいて損はない。
魚雷
日本巡洋艦お馴染みの酸素魚雷を装備可能。中ティア駆逐艦用の短~中距離魚雷も積めるが、重量以外にメリットがないので積む意義は薄い。
数量については片舷二基ずつと強力だが、同格日巡の中では射角が狭めであることに留意。
とはいえ、長射程と次発装填スキルの恩恵で雷撃戦に関しては近距離長距離共に隙がない。
航空兵装
利根の持つアドバンテージの一つ。他の日本巡洋艦や、大和・武蔵を除く日本戦艦の倍に相当する6機の観測機を4小隊で運用できる。
単純に視界が広がり隙が少なくなる他、観測機同士の空中戦でも優位に立てる機会が増すだろう。
零式観測機以外に強力な爆装もできる零式水偵も搭載可能だが、手動対空が強力な現環境下では中々活躍させづらいのが難点。
対空
主砲や副砲が手動対空に対応しているため、巡洋艦全体を見回しても相応に強力な部類。
ただし日巡の常として主砲の旋回速度が速くないので、射撃機会を逸すると航空機の挙動に追従できずカタログスペック通りの火力は発揮できなくなる。
個艦防御でも同様の理由で雷撃機に挟まれたりすると対処のしようがない。防御砲火は牽制程度と割り切り、転舵で被弾を最小限に食い止めるような動きが求められる。
装甲
限界まで装甲を積むとそれなりの厚さにはできるが、装甲強度についてはあまり信頼が置けない。
利根は比較的機動性が良い船なので、防御よりは回避に重点を置いた装甲配置・装甲厚がベターだろう。
最低でも駆逐艦の砲撃に耐えられるくらいには貼っておいた方が良い。
機動性
史実準拠の装甲・武装でデフォルト32.9ノット。ボイラー性能は低いものの、開発すると34.5ノットになる。装甲と弾数の調整次第でさらなる高速化も可能。
舵の効きは良好なので、30ノット台前半でも操舵のストレスは感じないだろう。
装甲を積みまくって硬くすることもできるが、上記の理由により余りお勧めはできない。
総評
優れた航空機搭載能力、重巡としては良好な運動性能を持つ艦。酸素魚雷の長射程も相まって、遠距離戦向きの巡洋艦である。
主砲配置の癖の強さもあり、砲戦をする場合には彼我の位置関係に気を配ろう。
砲火力が少ないぶん観測機を喪失した場合のデメリットが大きいので、
牽制雷撃、自身の砲戦、防空、観測機を活用した味方のサポートと仕事は多い。戦況に応じた柔軟な動きをしよう。