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Last-modified: 2019-08-13 (火) 10:27:55

1917年 ドイツ帝国 戦艦 バイエルン級 Edit

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ドイツツリーの中ティア戦艦。
帝政ドイツ最後の超弩級戦艦だが、史実では花舞台になるはずだったユトランド海戦に間に合わず、優秀な性能を活かすこと無く自沈した。
本ゲームでは中ティア帯における強戦艦の一角なので存分にその砲火を振るってやろう。

他画像

基本性能 Edit

※括弧がある欄は【改修後の数値(初期値)】

年代1917国家ドイツ帝国
艦種戦艦対潜×
耐久値29150(26500)戦闘成績(BR)365
基準排水量(t)28530最大排水量(t)32200
最大速力(kt/h)20.5(18.5)最大舵角35.2(32.0)
可視距離(km)8.85(8.2)絶対視認距離(km)-
アンロック費750000S購入費用62000S
1350G

装甲防御 Edit

※単位はインチ(in)表示

防御区画前部中部後部装甲重量(t/0.1in)
甲板部4.74.74.725
舷側部13.013.013.025

搭載武装 Edit

主砲名称火力射程
距離
(km)
装填
速度(s)
重量(t)貫通力
45口径 38cm SK/L45 連装砲150023.22493760
45口径 38cm SK/L45 連装砲B150020.42092260
50口径 30.5cm SK/L50 連装砲120016.23058055
45口径 30.5cm SK/L45 連装砲A120016.22057542
45口径 30.5cm SK/L45 連装砲B120020.42559054
副砲名称火力射程
距離
(km)
装填
速度(s)
重量(t)貫通力
45口径 15cm SK/L45 単装砲59013.58.52252
40口径 15cm エルスウィック速射砲A59013.5102052
40口径 15cm エルスウィック速射砲B59014.9121950
45口径 8.8cm Tbts KL/45 単装砲35011.741430
40口径 15cm エルスウィック速射砲C35010.695.51650
魚雷名称火力射程
距離
(km)
装填
速度(s)
重量(t)雷速(knt)
600mm 魚雷 G7E250014905630
500mm 魚雷 G7E19709.3605427

部品改修 Edit

改修段階火力索敵速度装甲
砲塔旋回装置特殊塗装制動機排水ポンプ
主砲装填装置新型望遠レンズ変速機船体強化
改式榴弾電波探信儀舵輪強化装甲
主砲装填装置精密探信儀スクリュー×
射撃管制装置電波探信儀ボイラー×

立ち回り方 Edit

実装当初はOPも程々にしろと言いたくなるほどにぶっ飛んだ性能を誇った本艦だったが、さすがに余りに強過ぎて壮絶なナーフを喰らった。詳細は『かつてのバイエルン』を参照。

……以前のような無双は望めなくなったとは言え、それでも本艦は中ティアでは上位に位置する強戦艦であることに変わりはない。
後述するが、防御に頼れなくなったぶん立ち回りは慎重に。それでいて自慢の火力を活かした「殺られる前に殺る」という攻撃的な姿勢も同時に要求される。
近距離で大量に被弾するとあっという間に装甲を割られるので、中距離からコンスタントに命中弾を稼ぐ戦い方の方が向いているだろう。

主砲 Edit

15インチ連装主砲四基から繰り出される火力こそ、本艦最大の長所である。
特に射程が短い方の15インチ砲のDPM値は異常なほど突出しており、デフォルト状態ですら20秒に一回斉射が可能。部品開発も進めると一部巡洋艦の主砲にすら匹敵する連射能力がある。
ドイツ艦砲にしては弾が散るので、特に遠距離戦での大量命中は期待しづらいが、砲弾が円状にバラけるため命中弾を得るだけならむしろやりやすく感じるかもしれない。

副砲 Edit

射角も狭く精度もお察しと基本的にはあまりアテにならない。
いっそ降ろしてしまっても良いだろうが、重量は然程嵩張るわけでもないので放火用と考えて主砲装填時間中にばら撒けば、いくらかプレッシャーを与えることは出来る。

魚雷 Edit

この時期の戦艦の常として水中魚雷発射管を持っている。
デフォルト装備では接近戦に縺れ込んだ時くらいにしか役に立たないが、再装填に時間を要する代わりに射程が比較的長い魚雷も装備可能。
牽制用と割り切るならこちらの方が使い道があるだろう。

対空 Edit

ありません。

装甲 Edit

普通に厚い。初期状態でも舷側装甲は分厚くドイツお得意の接近戦に適した形となっており、さらに増厚可能。甲板装甲は側舷の3分の1程度となっているが、それでも同時代の他国戦艦と比べると厚い。
装甲厚の数値だけ見ればビスマルクと全く同じ。ドイツの戦艦設計思想が20年間全く進歩していないことが良く分かる
これだけ見ると隙が無さそうなのだが、本級は圧倒的に低い装甲耐久という致命的な弱点を抱えている。どれほどかと言えば、例え18inch貼っていても扶桑の斉射一撃で真っ赤になるほど低い……。
装甲配分をしっかり考え、敵戦艦と砲戦が成立するレベルまではきちんと張っておこう。いくら装甲を削っても速力は悲惨なままなので、張れるだけ張るのが良い。
また、体力値そのものも同格艦と比べると劣っているため長期戦には不向きである。

速力 Edit

高火力、重装甲のしわ寄せを全て引っ被っているため悲惨の一言に尽きる。
転舵性能も劣悪なので魚雷回避には早期発見は必須。大量の魚雷の弾幕を張られてしまったり、駆逐艦に近距離まで接近されてしまったら潔く諦めよう。魚雷を見つけたら思い切って逆進をかけて停止、そのまま後進してしまうのも手。バイエルンは後進速度がそれなりに速いので、多少は当たりにくくなるかもしれない。

総評 Edit

本艦はとにかく砲撃能力に特化した戦艦である。その圧倒的な主砲DPM値を以って絶え間なく15インチ砲弾を浴びせ続け、敵艦を一気に削りきる戦いが出来れば理想的。
装甲はもちろん厚くするに越したことはないが、見た目の装甲厚に騙されて敵戦艦に対して安易に近距離戦を挑むと同じ場所の装甲を集中砲火され返り討ちに遭う危険性も高い。
自他ともに命中弾数が増える接近戦や、視界アドバンテージを取られかねない遠距離戦はリスクが伴う。中距離戦闘に向いた戦艦と言えるだろう。
また、地味にダメコンも積めないので魚雷による浸水や榴弾による火災には注意。

かつてのバイエルン


歴史背景 Edit

バイエルン級戦艦(Linienschiffe der Bayern-Klasse)は、ドイツ海軍が第一次世界大戦前に帝政ドイツの艦隊法で整備された最後のクラスであり、ドイツ最初の超弩級戦艦の艦級である。本級は1913年度計画で2隻、1914年度計画の2隻で計4隻の建造が承認されたが、「バイエルン」と「バーデン」のみ就役して残りは解体処分された。
本級の排水量は遂に3万トンを超える32,000トンにおよび、主砲はヘルゴラント級以来の30.5cm(12インチ)砲から一挙に38cm(15インチ)砲が採用された。ドイツは従来、英国よりもひとクラス小型の主砲を搭載してきたが、これで一気に英国に追いついた事になる。当初は3連装砲塔による火力増大が検討されたものの、先行して3連装砲塔を採用したオーストリア海軍の戦艦において揚弾などに不具合が生じたため、確実な動作を約束する連装砲塔を採用し、主砲口径の増大による火力の向上を図ったのである。この連装砲塔を背負い式配置で前後に2基、計4基を装備、副砲は最上甲板下の舷側部分にケースメイト配置で左右8門ずつ装備した。

本級の火力は、同時期に開発中であったイギリス海軍の15インチ砲装備の戦艦、もしくはフランス海軍の34cm砲10門戦艦に投射弾量で匹敵した。また本級(に限らず他のドイツ戦艦も同じであるが)の主砲は軽量の砲弾を、装薬を多く装填して撃つため、初速が大きく近距離(5,000~8,000m)での貫通力に優れるが、射程が伸びるにつれ威力が減じ、長射程では英仏に劣るものであった(ただし射程自体は大きい)。これはドイツ海軍は視界の悪い北海での戦いを想定したため、長距離砲戦を想定していなかったからである。また、戦時中のドイツは上質の重油の安定した供給を得ることができず、本級は石炭を主に使用する混焼缶を使用したため艦隊速力の低速に苦しめられた。
バーデンは1912年末、残る艦は1913年に起工した。ザクセンとヴュルテンベルクは進水したものの第一次世界大戦の終了までに完成せず、1920年から21年に建造所で解体された。

バイエルンとバーデンは1915年に進水し、ユトランド沖海戦には間に合わず実戦参加は僅かであった。バイエルンはアルビオン作戦中の1917年10月12日にリガ湾で触雷し破損した。バイエルンは大きく浸水し、19日後にようやくキールに帰還した。休戦が成立すると、バイエルンとバーデンはスカパ・フローに回航され、バイエルンは1919年6月21日に他の多くの艦と共に自沈した。バーデンは曳船によって浅瀬に着底され、沈没を免れた。その後1921年8月にイギリス海軍により標的艦として沈められた。

外見上、また性能要目上でのバイエルン級とビスマルク級の類似点は、連装主砲塔4基の配置と、3軸推進のみである。とはいえ、バイエルン級の基本設計は20年後にビスマルク級に引き継がれており、艦内構成、特に防御要領には顕著な類似性を確認できる。