赤城

Last-modified: 2014-02-07 (金) 21:32:03

14.1.9 円卓バーナー.JPG
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No.006
航空母艦、赤城です。空母機動部隊を編成するなら、私にお任せくださいませ。赤城(あかぎ)赤城型 1番艦 正規空母
艦船ステータス
耐久69火力0
装甲28雷装0
回避28対空32
搭載73対潜0
速力高速索敵44
射程12
搭載装備
18零式艦戦21型
18九九式艦爆
27九七式艦攻
10未装備
改造チャート
赤城赤城改?(Lv30)
図鑑説明
航空母艦、赤城です。
空母機動部隊の主力として快進撃を支えます。
日頃鍛錬を積んだ自慢の艦載機との組み合わせは、無敵艦隊とも言われたんです。
慢心…ですって?
ううん、そうかなあ……気をつけますね。
CV:藤田咲、イラストレーター:しばふ (クリックするとセリフ一覧が開きます)
セリフCV:藤田咲、イラストレーター:しばふ
入手/ログイン航空母艦、赤城です。
空母機動部隊を編成するなら、私にお任せくださいませ。
母港/詳細閲覧流星? 九七(式)艦攻とは違うのですか?
烈風? いえ、知らない子ですね。
作戦会議でしょうか?
編成一航戦赤城、出ます!
出撃一航戦赤城、出ます!
南雲機動部隊、出撃します!
遠征選択時上々ね。
アイテム発見上々ね。
開戦第一次攻撃隊、発艦してください!
航空戦開始時艦載機のみなさん、用意はいい?
夜戦開始第二次攻撃隊、全機発艦!
攻撃第二次攻撃隊、全機発艦!
装備換装を急いで!
小破真上…直上!?
きゃぁっ!誘爆を防いで!!
中破一航戦の誇り…こんなところで失うわけには…
被弾カットイン
勝利MVPこの勝利に慢心しては駄目。索敵や先制を大事にしないと…って、頭の中で何かが…
帰投艦隊が帰投しました。
補給三段式甲板は……いりませんよね?
改装/改修/改造近代化改修、ありがとうございます。
三段式甲板は……いりませんよね?
上々ね。
入渠(小破以下)次の作戦に備えますね。
入渠(中破以上)飛行甲板の修復に少し時間がかかりそう。
建造完了機動部隊に、新しい艦が参加出来ます。
戦績表示提督! 通信が入っています。
轟沈(反転)ごめんなさい……雷撃処分……してください……
時報
放置時

ゲームにおいて

  • 非常に早い段階から使用可能になるにも関わらず一線級の実力を持つ正規空母。
  • 加賀の98機には敵わないが、改造後はレア空母翔鶴瑞鶴の84機に匹敵する、82機の航空機を運用可能。
    • やはり加賀の46機には敵わないが、32機と言う多数機を搭載できるスロットを持っているため、最新鋭機を優先的に配備したい。
  • 空母であっても、「砲雷撃戦」時の攻撃力には艦の火力の高さが影響するという仕様のため、二航戦や五航戦より砲雷撃戦時の攻撃力が高い。
    他の正規空母は2014年1月時点で火力の最大値は39であるが、赤城と加賀のみ、史実で20cm砲を搭載していたためであろうか、49となっているのである。ただし、装甲空母大鳳?の59には届かない。
    • 尚、「開幕航空戦」時の攻撃力には艦自体の火力は影響しない。
  • 早い段階で任務の報酬として確実に入手できるので即戦力としては申し分なく、最後まで第一線で使える空母であるため育てておいて何の問題もない。
    (敵空母を撃沈せよ!の任務で赤城が手に入らなかった場合にかぎり、次の日にはその任務が復活するようなので確認してみよう)
    • しかし正規空母だけに燃費が悪いため、配属後間もない提督は持てあますことになるだろう。特にボーキサイトの枯渇が激しくなる。
      • 無理に運用すると今度は艦載機開発に回す余裕がなくなる。この先艦隊が増えて遠征が可能になれば特に問題は無いので、しばらくは我慢。
  • 上記の通り一隻目の入手は容易であるが、本来は極めてレアリティが高い艦であることを忘れないように。
    • 万が一轟沈させたり、近代化の素材に回すなどでロストした場合、再び手に入れるのには相応の苦労と幸運が必要になる。
      任務報酬以外で赤城に会った事が無いという提督も居るだろう。
    • ドロップの場合初期からドロップの可能性はあるものの、ほとんどボスまたは終点でしかドロップせず、x-x-1でドロップするマップは2013年10月時点では存在しない。慢心ダメ、絶対。
    • 2013/12/24メンテナンス後より、大型艦を含む新造艦建造システム【大型艦建造】が実装されたことにより正規空母確率は向上したが、空母狙い一般建造の約10倍の資材消費が伴うのでそれ相応の覚悟が必要である。

小ネタ

  • 栄光の第一航空戦隊旗艦。表のリーダー連合艦隊旗艦長門が殆ど戦っていないのに対し、こっちは実行部隊を率いていた裏のリーダーと言ったところ。
  • 元々快速・高火力の「天城型巡洋戦艦」の二番艦として設計・建造されたが、ワシントン条約締結のとばっちりを受けて空母に改装された。
    • 要は(本来なら)重巡に近い存在だった為、命名もそれに準じている。群馬県内の「赤城山」が名前の由来。
    • すでに完成していた船体を無理やり改装したツケか、不具合が出まくって大変だったそうな。
    • ちなみに姉(になるはずだった)天城は関東大震災で竜骨を破損、廃艦となっている。戦艦だった加賀が空母に改装されたのはその代打。
      天城が無事だった場合、加賀は解体されていた。彼女の改装時のゴタゴタを考えるに、海軍にとっては天城が無事だったほうがまだマシだったんでは……
    • 天城は空母化された後は(空母命名基準確定していなかったこともあり)「迅鯨」に改名することも検討されていた。この伝に従えば赤城は「長鯨」を名乗ることになっていたかもしれない。
    • ちなみに天城型巡洋戦艦の三・四番艦の名前は重巡洋艦?に引き継がれている。
    • この跡形もなく消えたかと思われた天城だが船体の一部が浮き桟橋となって現存している。横須賀で在日米軍に使われた後、今は民間造船所の傍らでひっそりと生きているのだ。
    • この天城とは別に、「雲龍型空母2番艦“天城”」が後に建造された。*1
    • ちなみに赤城は二代目で、先代の砲艦は日清・日露戦争に従軍した後民間に売却され、1951年まで現役だった。
  • 巡洋戦艦としての赤城は、全長252.4m、排水量41,000t、41cm主砲10門、最大速力30ノット(予定)。長門の215.8m、33,800t、41cm8門より遥かに巨大。
    巡洋戦艦を名乗るが装甲防御力も長門と同等以上、日本版アイオワ級とでも呼ぶべき怪物である。
    • ちなみに、空母化した後の航空写真がWikipediaに有る。上が赤城で、下に並んでいるのが長門。
    • こんなものを当座4隻、下手すると改良型含め12隻量産しようとしていたのだから、国庫破綻は必定なのだが反省していないのは大和?を見れば明らか。
      • でも他国も傾向はそんなもんだった時代。やりすぎた列強各国で反省した結果「海軍休日」(ワシントン海軍軍縮条約)へ繋がった。
  • 空母の運用が定まっていない時代の艦艇だけあり、重巡も真っ青な20センチ砲6基6門、12センチ連装高角砲6基12門という大火力。これが反映された結果、火力上限が空母では加賀と並び最大。
    • この砲、ミッドウェー時でも舷側の6門はまだ搭載されており、一応発砲経験もある。
    • 初期の艦載機は行動半径が100km程度。これでは航空機の行動できない夜に敵水雷戦隊に踏み込まれる公算が高かったので、敵を追い払う砲を用意した。結果的には全く役立たずのまま終わった。
      • もっとも千代田?やイギリスのグローリアス、アメリカのガンビア・ベイ(護衛空母だが)の様に水上艦に捕捉されて撃沈された例もあるので、当時としては無駄ともいいきれない面はある。
  • 逆に対空能力は貧弱の一言。僚艦の改装費用などで金欠に陥り、赤城の対空装備の更新が遅れた結果、一航戦旗艦と思えない貧弱さだった。
    • だがゲーム内の対空値は装備換装した加賀より上だったりする。
史実での活躍
  • 一航戦、ひいては南雲機動部隊の中核として真珠湾を皮切りに太平洋戦線を転戦。連戦連勝で疲労と慢心が見える中乗り込んだミッドウェー海戦において僚艦猛攻撃を受け大破。
    第四駆逐隊(舞風がいた)の雷撃処分により沈没した。本人も言っているが、慢心ダメ、絶対。
  • この海戦については、「日本軍の采配ミスだ」「いや、現場レベルではミスらしいミスは特にしていない」等と、様々な見方から様々な意見が提示されている。
    • 殴りこんでおいて肝心の米空母の位置はわからない。でもミッドウェー島爆撃して刺激してみる。だが索敵は程々。
      そもそも殴りこんだその日にちょうど敵空母が現場にいる状況のほうがはるかに想像できない事態なのだ。
      よって、索敵は「敵を探す」意味よりも「敵がいないことを確認する」意味合いのほうがはるかに強かった。
      結果的に索敵が不十分だったという事になり、赤城や蒼龍が索敵を気にするのはこの辺が由来と思われる。
    • また、ミッドウェー島爆撃と対米艦雷撃のどちらを優先するか方針を統一できなかった司令部は、時間の掛かる艦載機の魚雷・爆弾の付け替えを何度も命じている。
      この為、米艦載機隊の襲撃を受けている最中でも作業は終わっておらず、格納庫には大量の艦載機とつけかえ作業中の魚雷や爆弾がゴロゴロ。
      危険物満載の状態で爆撃を受けたのであっという間に火達磨と化し、そのまま沈むことになる。
      • 最初は「万が一」の敵空母の出現に備えて対艦装備である魚雷を付けていた。しかし「ミッドウェーへの第二次攻撃が必要」「敵空母は見つからない」との報告を受け、また、現にミッドウェーからの度重なる爆撃に悩まされていたこともあり、対地装備である爆弾への交換が命じられた。
      • そもそも作戦目的の1つに「ミッドウェー上陸部隊の支援」があり、どのみちミッドウェーは叩いておかねば上陸部隊が危険になっていたのである。
      • が、利根?搭載機から「敵空母発見」の報告が来て司令部はびっくり。空母攻撃のために魚雷を付けなければならなくなり、格納庫は大混乱に。そうこうしているうちに敵機がやってきて…

   方針はコロコロ変えるもんじゃないというわかりやすい教訓なのだが……
     装備換装を急いで!
     きゃぁっ!誘爆を防いで!!
   赤城さんったら艦娘になっても全然懲りてない!!

  • 来襲した米艦載機のうち、低空から侵入した第一波の艦攻隊は一航戦二航戦自慢の直掩戦闘機隊が大慌てながら撃退。
    しかしその直後、第二波の艦爆隊が雲間を切り裂いて急降下爆撃で奇襲。
    索敵担当の水兵が「敵機直上!」と叫んだ時には、既にドーントレスから狙いすました爆弾が投下され、無防備の飛行甲板めがけて落下中であった。
    頼みの味方艦戦は敵艦攻のいる低空に気を取られていて対応できず、空母側の回避行動も間に合わない、まさに一瞬の隙を突かれた形となった。
    小破時の「真上…直上!?」という彼女のセリフはここから来ていると推測される。
  • 日本側の記録によれば赤城への投弾数は3発で、1発目は左舷艦首へ至近弾となり、2発目が中部エレベーター後縁付近に、3発目が飛行甲板左舷後部に命中したとされ、この内、中部エレベーター付近に命中し格納庫内で炸裂した爆弾が致命傷となった。ただし、被弾数は1発で左舷後部への投弾は至近弾だったという乗組員の証言もある。
  • ほぼ同時に加賀と蒼龍も爆撃により大破炎上、唯一難を逃れた飛龍が即座に反撃に転じ、米空母ヨークタウンを大破に追い込むも多勢に無勢、
    最後は三隻の後を追うように大破沈没。ここにミッドウェーの雌雄は決した。
  • 上述のように炎上、航行不能になった彼女だが、元々が巡洋戦艦だっただけに船殻は非常に頑丈で、
    沈没の恐れは無かったというか、反撃するでもなく、かといって沈む気配もないまま漂流。
    人間に例えるなら上半身が火達磨のまま立っている状態
    そんな彼女に司令部が下した決断は「戦闘中では曳航できないし、敵に分捕られるくらいなら介錯やむなし」というものだった。
    轟沈時のセリフの由来である。
    これをむごいと思う提督諸氏は、同じ歴史を繰り返さないよう努めるべし


  • なお米軍側からこの海戦を見た場合、
    「偽情報の流布や通信傍受(いわゆる『AFでは真水が不足』)による情報収集から日本の攻撃目標を事前に察知」
    「ミッドウェー基地を要塞化」
    「空母が足りないから中破していたヨークタウンをバケツも無いのに3日で突貫修理」
    「偵察機やレーダーを駆使し、敵よりも先に相手機動部隊の発見に成功」
    「敵空母発見後、兵力不足は承知で準備できた機体からじゃんじゃん発進させる」
    「⇒敵の空母護衛機が先行部隊に気を取られている間に後続部隊が空母を破壊」……
    幸運もあったが、ど根性の勝利と言っていいのかも知れない。慢心vsど根性…そりゃ負けるかも。
    • 実際米軍側の「この戦いに負けたら西太平洋は日本のもの」という危機感は半端無かったと思われる。
    • 一方の日本軍は暗号を逐一解読され諜報は筒抜けな上、セイロン沖海戦や珊瑚海海戦で起きた索敵不足や誤認、艦載機の兵器換装中での敵機襲来などの経験を生かさず、この海戦においても同じ失敗を繰り返した。
      おまけに翔鶴瑞鶴は修理や補充のため動けずと、この辺りで差が出た。
      結局、日米機動部隊の戦力比較だけなら圧勝してもおかしくなかった戦いで大敗したのみならず、アメリカ側が戦争の主導権を握る転換点となってしまった。

 

  • 流星?烈風もミッドウェー海戦での赤城戦没より後の機体なので、彼女がよく知らない様子なのはそのせい。
    • というか、どちらも戦争末期も末期の登場で、流星を実戦配備した部隊は極僅か、烈風に至っては試作止まり、むしろ名前だけでも知っているほうが驚き。
  • 竣工当時は世界的にも珍しい三段の飛行甲板を持っていたが、最終的に近代化改装で大型の飛行甲板一段に絞られた。
    • 実の所、最上段の以外は本格的な艦上機運用には短過ぎであり、中段には艦橋と連装砲が載っていたので使用不能と言う惨状だった。
    • Q.『三段式甲板は……要りませんよね?』 A.要りませんでした。
      • 一応彼女と帝國海軍の名誉のために補足しておくと。
        下段甲板は竣工当時の艦船ならば十分な長さを持っており、当時は特に問題視はされなかった。
        中段甲板は元々から艦橋と砲を搭載しておくための甲板であり、発着艦には全く関係がない。
        上段は着艦と艦爆艦攻などの大型機用であり、勿論当時なら問題はなかった。
        ついでに言えば、他所の国もやっぱり似たようなもんである。

  • 特徴的な3段甲板と巨大な船体は国民的にも広く親しまれた。当時の軍オタ少年は戦艦長門派と空母赤城派が2大勢力で、これに水雷戦隊派やら高雄型重巡派が絡む展開である。
    • 戦艦天城は解体されず、南洋の孤島や北海道、或いは満州に隠してあると信じていた軍オタも多い。
      • 戦艦土佐(加賀さんの妹)についても同様に信じられていたりした。
  • 空母で艦橋が左舷にあるのは赤城と飛龍のみ。なのだが不評だった。
    • 諸説あるが、飛行機のプロペラの回転方向の関係で艦橋にぶつかりやすい、右利き人間の心理的イメージ、乱気流などいろいろと上がっている。
  • 実物の赤城と加賀は結構似ているが、見分け方は艦橋位置。左中央が赤城、右前が加賀。艦尾部の20cm砲が片舷3基3門なのが赤城、片舷5基5門が加賀。また、目を引くような巨大煙突が湾曲して生えている空母がいたら赤城だと思って間違いない。
    • この煙突形式のお陰で右舷の窓は開けられなくなってしまった。
  • ポンコツ過ぎて新造状態にする必要のあった加賀と違い、元巡洋戦艦の赤城はそこまでひどくない艦だったため
    加賀の大改装に金がかかりすぎたせいで予算不足になりほぼ増築で改造を済ませることになった…
    結果、艦内は迷路のような状態になってしまい居住性は日本艦艇の例にもれず劣悪。
    余りの予算不足により、先の高角砲の改装の件のみならず弊害が居住区や飛行甲板などあらゆる点に及んでおり
    結核と赤痢が流行ったこともあり、ついたあだ名が「人殺し長屋」人が住めるだけマシだって初期の加賀が40度の熱出しながら言ってた


  • 上述した入手のしやすさから序盤に彼女の姿を見ることになるのだが、その頃メインの駆逐~軽巡と比べて資源を大量に消費し、少しの怪我でドックを長時間占拠。このせいで食っちゃ寝娘扱いとなってしまっている。
    • 公式の4コマでも、ボーキサイトを運ぶ任務を「赤城給食」と称したり、「ボーキサイトの女王」を自称していたりする。バケツの話だけは禁句のようだが。
  • 家具の月見団子の説明においては、「某正規空母のつまみ食いに注意して!」と書かれている。某正規空母=赤城とは言われてないが、多くが赤城を連想してしまうようだ。
    • 加賀「赤城さん何食べてるの? あ、私も(ry」
  • ネタにされたり尊敬されたりの彼女だが、実は出撃コストは加賀の方が多い。
    • 史実では、三年もドックで寝ていた赤城なのだが、資材と予算をモグモグしたのは加賀だったりする。
  • 積み込む砂糖は毎回5トン。航空隊の補給食向けもあるが、毎日夜食にバラエティに富んだスイーツが出ていた。他の艦は毎回汁粉。

*1 しかし竣工がマリアナの2ヵ月後と遅過ぎた為、燃料とボーキもとい艦載機がなかった。仕方なく浮き砲台として放置していたら呉軍港空襲で横転着底。…不遇。