アウターワールド/世界観

Last-modified: 2019-07-08 (月) 10:21:45

アウターワールド

呼んで字の如く、世界の外側。*1
「アウターワールドストーリー」と、シリーズのタイトルに付いているものの、現在はほとんど情報が出ておらず、具体的な意味は不明なままである。
『電子の女帝』の言によれば、「ヤタさんにとっての幻想にして」「私にとっては現実の一端であり」「あらゆる存在を否定することも肯定することも出来る場所」であるらしい。
世界を自力で出入り出来る存在は神に限られるため、基本的に神だけが活動している場所であると考えられる。
恐らく『南瓜の魔法使い・リバース』裏153話にてチラリと描写されている「何も無い場所」そのものであると考えられる。

三千世界

現実では仏教用語である「三千大千世界」の略語。
作中においてはHASOラジにて使用された単語である。
恐らくは下記の「平行世界」と「異世界」を含めた全ての世界を指す言葉であると考えられる。

並行世界と異世界

HASO第243話において『電子の女帝』がヤタに対して行った説明では、出来る限り分かり易く説明するために世界を生物に例えて説明されており、ここではその方式で記載する。

  • 一つの世界を一つの細胞と捉えた場合、
    • 並行世界:同じ生物の別な細胞
    • 異世界:自分が所属しているのと別の生物に含まれている細胞

これはあくまでも例えであり、あくまで『電子の女帝』達の捉え方で見た場合の話であって、実際の物とはズレているとの事。
また、植物の株分けの様に、元々は同じ(並行)世界だったものでも、差異が大きくなりすぎると異世界になる場合がある。

『塔』

『狂正者』が頂点に君臨する組織及び場所。
『電子の女帝』がアウターワールドと呼称したことや、明記されてはいないが、作中の描写から神しか活動していないと考えられる事から、恐らく『塔』に所属する神にとって都合の良い法則で造られている特殊な世界で在ると考えられる。

 

作中で描写された限りでは、『塔』の名の通り筒状の構造物の形状をしており、その中を通すように一周100mは下らない様な巨大な螺旋階段が設置されている。
階段の各場所に踊り場の様な部分があり、そこに扉が設置されているが、その扉は壁と接しておらず、恐らく扉ごとに別空間に繋がっているものと思われる。

 

『塔』に所属する者達は全員が『狂正者』の望みを叶えるために存在している。*2
例え個々の望みを優先する者は居ても、第二目標として『狂正者』の望みを叶えるべく動いているとの事。

多次元間貿易会社コンプレックス

多数の世界に跨って商売をしている超巨大複合企業であり、同時に一つの世界でもある。
恐らくは『塔』と同じく、アウターワールドに存在する特殊な世界であると考えられる。
娯楽品から軍需物資まで、取り扱っているものはなんでもござれな大企業である。

 

多数存在する部署の中には『塔』専門の観測班というものが在る。
コンプレックスと『塔』はお得意さんの間柄ではあるが、必ずしも仲が良いとは限らないらしく、警戒は怠っていないようである。
また、『塔』の最高権力者である『狂正者』と根源を同じくする『お母様』全てが警戒対象であり、彼女らの特徴である「爬虫類の様な縦長の瞳孔に、金色の禍々しい虹彩」の瞳を持つ者に仮に出会った場合、すぐにその子細を社長に伝える事と、万が一敵対した場合は一目散に逃げろと言う指令が下されている。

 

所属する存在は恐らく全てないし、そのほとんどが一つの種族であると考えられ、種族的特徴として水色の髪と紫色の瞳を持つ。
社員の所属は書類上のものなどといったものではなく、その存在そのものが会社に所属する存在として定義されており、ロウィッチ曰く「生まれてから死ぬまで永遠にコンプレックスの社員であることが根源に定められてる。」「そうしないと纏まらない」との事。
抜けようと思って抜けられるものではないのだが、一時的になら抜ける方法はある。ただし、その場合は重い罰を受ける事を覚悟しなければならない。

 

もう一つ、コンプレックスに所属する社員全員に共通する特徴がある。
彼らはそれぞれがそれぞれの分野に特化した変態である。彼らはそれぞれがそれぞれの分野に特化した変態である。*3
シリーズで最も出番の多かったロウィッチからして魔法少女狂いの変態であり、具体的に言葉にして主張していないものの、肝心のトップであるコンプレックス社社長も自らチラリズムを披露しまくる大変態である。*4
例え作中でそのような素振りを見せていなくとも、感想欄での受け答えからコンプレックス社社員は全てが何らかの分野に突出した変態である事が伺える。作者曰く、「正確にはコンプレックスの社員の大半を占めるあの種族が変態オンリー」との事。
ロウィッチの言う「そうしないと纏まらない」と言うのは、恐らく彼らを野放しにすれば、それぞれが各々の欲望に忠実に暴走をするだろうからと言うのは想像に難くない。

 

多次元間貿易会社コンプレックスの「コンプレックス」とは、つまりそういう意味である。
リベリオン=コンプレークス含む何名か離反者が出ており様々な世界に迷惑がかかっている。

このページについてのコメント

  • 上から順に読んでったほうがいいのかな? -- 名無し? 2017-09-12 (火) 19:14:03
  • その先が 上手くいく可能性は人間がトンネル効果で壁をすり抜 けるぐらい可能性が低いって言うのは「神喰らい」が関わってくるからだと思います。 -- 享ーキョウ? 2014-01-06 (月) 23:15:53
    • 確かにそうですね、ご指摘ありがとうございます。修正しておきました。 -- 藤堂隆宗? 2014-01-07 (火) 01:43:59

*1 同名のゲームとは全く関係無い
*2 『南瓜の魔法使い』第127話参照
*3 大事なことなので二回書きました
*4 その上『狂正者』に扇情的な衣装を着せようとした剛の者でもある