蝕む黒の霧/用語集

Last-modified: 2020-02-10 (月) 18:34:00

あ行

  • アウタースキル
    スキルを組み合わせることで、既存のスキルにはない効果を生み出すことに成功した複合スキル。端的に言えば裏技のようなもの。
    複数のスキルを同時発動し『魔神』のサポートなしで制御する必要があるため非常に難度が高く、そもそもそれに見合う効果が手に入るとも限らないが、うまくいけば非常に強力な切り札を手にすることができる可能性がある。
  • 王は民の為に動く
    3cmほどの白色の結晶が填め込まれたペンダント。分類上は罠。
    魔王が創生時にHP,MP,SPを任意量込め、眷属が使用することで魔王を一時的に召喚できる。
    召喚された魔王のステータスは込めたHPの量、召喚時間は込めたMPの量、使用者から離れられる距離は込めたSPの量に応じる。
    召喚中に魔王が倒した相手から得られる経験値は迷宮外で倒したのと同じ扱いになる。
    込めたMPが切れた時点で効果終了。魔王は元の場所に強制送還される。
    HP10につき本来のステータスの1%、MP1につき1秒、SP100につき1m離れて活動可能。(ただし、創生の度にコスト上昇。)
    魔王のレベル回創生可能。レベルアップ時に創生可能回数はリセット。
    創生前提条件:眷属がいる。魔王のレベルが3以上。

か行

  • 国民総技能調査法
    スキルが周知されてから日本で、広布された法案。どのようなスキルを持つか国に明かさなければならないが、具体的な効果ではなく概要を説明すれば良い。
  • 眷属
    魔王の手により、人類から各種族へ転生させられたものたち。親である魔王の性質の一部を受け継いだ特殊能力を得るが、親には許可なく逆らえない。一定条件を満たした上でレベル10になると自動的に各自に応じた魔王へ転生、親の支配から解放される(劇中で魔王化が確認されたのは茲炉イズミと那須リョウのみ)。この場合通常の魔王化と異なり周囲の人間の記憶から消えることはない。
  • 検魔の行燈
    黒い骨で作られたカンテラ。
    『法析の瞳』が見たものを改めるものとしてクロキリに作られた。
  • 霧の傭兵団
    とある村を魔王から守る依頼を受け終わった後に呼ばれるようになった傭兵団。那須リョウが団長を務めていた。
  • 霧の粛清
    霧人である那須リョウが正人間協会によって攫われた為クロキリが報復として行った事件。久野イチコと茲炉イズミの二名が実行犯。正人間協会の所属していた人達のうち大半が殺され実行犯は見せしめの為にカメラの前で残虐な方法で殺された。その後の調べで正人間協会の悪事が発覚した為霧人の非難より正人間協会への非難が大きかった。

さ行

  • スキル
    魔神が魔王を誕生させたのと同時に魔王、人間問わずに世界中に付与した特殊能力の総称。
    なんらかの仕組みで魔神が使用コストを肩代わりしている為使用者の消耗が低いかわりに使用時に魔神からの干渉を受ける重大な欠点も持つ。
    子供の場合10~12歳に最初のスキルを習得する。
    例外として、命の危険にさらされた子供がその危険から逃れるためにスキルを習得したり、違法な薬品によって強制覚醒させられたりするパターンもある。
  • 聖人間協会
    地上に存在する全ての魔王とそれに属するものを排除することを目的としている、武力派の宗教団体。しかし、日本支部は腐敗しており那須リョウを攫った為イチコ達によって「粛清」された。

た行

  • 超長距離転移陣専用立体構造型多因子自動調整式補助魔法陣
    クロキリの開発した転移用の魔法陣。
    直径100m程の球体の中に中心点を通る水平な幅5mほどの足場と、その周囲を様々な幾何学的に組まれて、周囲の環境や目標座標に合わせて動き続けている立体構造物が取り囲んでいる。物体の色や動き方、厚み、それに物体が動く際の音を変化させることによって、転移の補助をする。
  • 災厄獣の呪い(ディザスターカース)
    クロキリなど人間と共生*1する魔王が増え実験が停滞することを嫌がった『魔神』がばらまいた、発症した者を周囲にあるものを見境なく襲う様な化け物に変える呪い。いつどこの誰が犠牲者に選ばれてしまうかはランダムであり、呪いを解く方法もない。変化後の強さは元になった者の強さに左右されるが、普通の人間でも並みの眷属を上回るほど強化される。毎日最低一人は殺さなければ身体を維持することはできない上に理性もない*2為、犠牲者は討つしかない。『魔神』が滅んだ後もこの呪いは消滅することなく残っている。
  • トゥルカナ湖
    アフリカ大陸に実在する湖。
    作中では付近にロボットを眷属にする魔王がダンジョンを構えている。
    登場人物達が「何故トゥルカナ湖でロボット?」と訝しむ場面があるが元ネタはPS1のゼ○ギアスらしい。

な行

  • 内容

は行

  • 法析の瞳
    見た目としては、黒真珠の様な球体に金色で虹彩のような模様が掘られている。
    スキルと言う名の魔の法則を解析するものとしてクロキリが自身の左目を対価に作り出した真球。
  • 彼岸の世界
    『模造品』の本拠地。
  • ヘルプ君
    魔王達へのチュートリアルをするために産み出された存在。
    チュートリアルのための存在なので、中盤以降は出番がなくなった。
    ある種の不憫……かもしれない。

ま行

  • 魔王
    魔神と呼ばれる幼女の手によって魔王という人類の敵のダンジョンマスターにされた者達。当初は666名存在した。
    特殊な手段を使用しない限り、魔神から常に行動をモニターされている。
    滅ぼされる者がいる一方、新たに生まれたり、魔王の眷属から魔王へと昇格する者も現れる。
    通常は魔王化と同時にその人物の名前および当人に関する記憶や記録の全てが世界から抹消される。
    ただし眷属が特定の条件を満たして魔王へ昇格した場合は抹消されない。
  • 魔神
    「実験」と称しこの世界を作り替えた存在。
    その正体は『お母様』の一柱である『模造品』。

や行

  • 内容

ら行

  • 内容

わ行

  • 内容

英数・その他

  • HP
    別名生命力。無くなった者は死を迎えることになるステータスで、その値には筋力、器用、敏捷、レベルの4つが特に関わっている。怪我とかすると減るし、食事をとると回復しやすい。スキルで用いることは極稀。
  • MP
    別名魔力。無くなると気絶するステータスで、その値には感知、知力、精神、レベルの4つが特に関わっている。基本的にはスキルにしか関わらない値のようであり、スキル使用時に使われることが多い。
  • SP
    別名気力。こちらも無くなると気絶するステータスで、その値には筋力、敏捷、精神、レベルが特に関わっている。これが少なくなってくると息切れや目眩がする。休憩することによって大きく回復することができる。一部スキル。特に体術系のスキルではよく使うものである。
  • Class
    所謂職業。魔王は魔王で固定されている。Classによって様々な職業効果がある。

このページについてのコメント


*1 殺し合い上等なのは変わらないため共存ではない
*2 正確に言えば本人の意思で身体を制御できなくなる