氾濫するインコーニタ/世界観

Last-modified: 2021-04-21 (水) 22:28:26

地球?

普通に地球だが、『蝕む黒の霧』の世界や『HASO』の世界とは似て非なる世界である。
本編開始のおおよそ半年ほど前から『インコーニタの氾濫』という未知が溢れ出して、全てが分からなくなる恐怖の事象が起きている。
アメリカの片田舎で起きた一件目を皮切りに、イギリス、中国、中東、ロシア、インドと、それまでに六回観測されていた。

第7氾濫区域

正式名称は第7撮影区域。
コードネーム『貴族(ノービリス)奴隷(セルウス)』。
脱出するためには氾濫区域境界で自分の名前を言う必要がある。自分の名前を言わずに境界を越えようとすると混沌へと帰る。
ただし、これを知るためには、自分の名前がわからないフィラが境界に接触する必要がある。
本来核を破壊するためには、『ローカルレゲス4:核は当エリアのローカルレゲス1~3と、当氾濫区域のグロバルレゲス1~3を読み解いてからでなければ、破壊できない』という防衛機構があったが、イーダが3つのグローバルレゲスを読み解いた際に破壊などさせないようにローカルレゲスが増えた。
イーダが制御コンソールごと核を黒い液体に変化させ、そのまま飲み干し第7氾濫区域と同化して自身に対してレゲスを用いて全てを黒い液体に変化し、気化して黒い煙にする事により崩壊した。
グローバルレゲス1:氾濫区域の外に出られる者は自分の名が言える者だけである
グローバルレゲス1:レゲスを有さないものの攻撃は高台以外ではレゲスを有するものに通じない
グローバルレゲス1:新月が訪れる度に高台と安息の間以外の位置関係は変化する

結果

推定被災者5万人超。その内死者行方不明者は約5万人で、生存者は100名と少しとなった。

安息の間

ローカルレゲス:この部屋の中に居る生物は万全の状態へと回帰する

試練の間

ローカルレゲス1:?
ローカルレゲス2:自我持つ生物は自身のレゲスを使わなければ外には出られない仕掛けが生じる

流血ホテル

ローカルレゲス:水は液体から気体にならない

不折の竹林

ローカルレゲス:植物が折れたり切断されたりする事は無く、ゴムのように曲がり、戻る

無虫田

ローカルレゲス:ヘモシアニンを利用する生物が地面及び植物に触れたら死ぬ

『十の地の理を蓄えた者よ、千の血を捧げよ』
第7氾濫区域の核がある。各エリアのローカルレゲスを読み解き、それが10個に及んだフィラが、氾濫区域の中で1,000人殺すと入れる。
内部では氾濫区域で発生した悲劇が放送されている。*1
クルー用のバックドアがある

第8氾濫区域

正式名称は第8撮影区域。
コードネーム『信用(フィーデム)信頼(スペーラ)』。
担当はクライム=コンプレークス。
この区域にいるものは非実態の赤い紐に結ばれたペアにさせれる。そして一定時間赤い紐で繋がっている相手がいない者は死んでしまう。
脱出条件は、ペアを組んだ相手との粘膜接触を行っている事*2
ラルガによってクライム=コンプレークスとペアを組まされペアの相手に強い殺意を抱くローカルレゲスによって殺しても死なないクライム=コンプレークスを殺す為に自殺した。

コーラルホール

ローカルレゲス:ペアを組んだ相手の行動が常に把握できる

マルメルフータン

ローカルレゲス:地面はレゲスによる破壊を受け付けない
ローカルレゲス:土に触れた生命体は分解される
ローカルレゲス:植物の細胞をプラスチックに変更

このページについてのコメント


*1 画像と音声、臭いも伴う
*2 なおペアで有れば好意の有無や性別などは関係ない