主人公
ゾッタ
本名は藤守粟太。AIOライトのプレイ開始当初は人間だった。人間だった(大事なことなので二回書きました)。
なお、「普通の」はつかない。作中の描写から、どうやら母親と従兄弟の糸子以外の親族にすら避けられるような人間だったようである。
ゲーム内では、戦闘面では回復力特化のタンク。ただし基本的にソロプレイであり、攻撃力もあるためもっぱら「戦車を意味する方のタンク」と認識する方が正しい。
錬金術方面は、アイテムの間に何らかの繋がりが見えるとPM錬金を行うが、逆に繋がりが見えないとシステムに沿った普通の錬金しか出来ない。
しかもPM品を作る際は魔力を最も効率良く注ぎ込むために錬金釜に直接手を突っ込んでおり、これはリアルの肉体も実際に傷ついてしまう諸刃の剣である。
その上作られるPM品はその殆どがぶっ飛んだ性能を持っており、他のプレイヤーは勿論、GMにとっても胃が痛くなる原因となっている。
以上のことと二つ名から、ソフィアズカーニバルのソフィアと同じく三千世界にまき散らされた『森羅狂象』のかけらをこの世界で受け取ったのが彼であると思われる。
二つ名:狂い斧、ラスボス→裏ボス
アンブロシア
ゾッタが最初に産み出した人型ホムンクルス。
金髪に藤色の瞳を持ち、耳の先が若干長めの容姿の少女。ゾッタの理想とするような女性らしい。
柔軟なホムンクルスの核、新芽の指輪、新緑の杖、新紡の糸、新命の赤き水を材料にして創造された。
また、錬金の際にゾッタが六感の転写を行っており、そのためにGM曰く「危うくリアルの肉体が死ぬところだった」*1。
名前が長い為基本的にシアと呼ばれている。
物語が進んでいくと他の人の行動や考え方を学び只のホムンクルスではなく一人の人間として成長していった。
アンブロシア=ギリシア語で「不死」の名を持つ神々の食べ物。
ネクタール
ゾッタが二番目に産み出した外套型のホムンクルス。ホムンクルスでありながら装飾品として装備できる。
色や形を自由自在に変化させることが出来る。
防御力溢れるホムンクルスの核、棘刀・隠燕尾、奇箱・普喰、骸套・三手千織、ゾッタの肋骨を材料にして創造された。
特性:ハイドと特性:デコイを骸套・三手千織より引き継いでおり、戦闘では敵をひきつけ、探索ではPTを隠蔽して戦闘を回避するなど、この能力だけでもとても頼りになる存在。
また、ゾッタとインベントリを共有しており、ネクタールを通じてゾッタの装備を瞬時に換装したり、体の表面から武器を出すことで不意打ちをしたりと、かなり応用の効く戦法が取れる。
ネクタール=ギリシア神話の神の酒・不老不死の霊薬。
リアフ・ラードーン
ゾッタが三番目に産み出した人型ホムンクルス。人型としては二番目である。
肌の色は生気を欠くように青白く、髪は濡れた黒髪のよう。身長はゾッタより少し小さい程度で、肉付きは普通程度。瞳は鳶色。GM謹製の大正感ある女中メイド服を身にまとっている。
呑気なホムンクルスの核、カースゴブリンの骨、沢山の何かの卵、『手加減する死霊術師の王』の髪、『非存在性・』破邪のヘスペリデスの黒枝、と、それらを投入したミデンにリアフ・フォ・エフィルの黒輪の表面が僅かに溶け出した物を溶かし込ませた物を材料にして創造された。そのためGMからAIOライトに入らないように言われている。
能力は呪詛の塊であるミニラドンを複数生み出す能力でありそれを使いヘスペリデス内を管理している。
ラードーン=ギリシア神話で不死を得られる黄金の林檎を守る番人。
攻略組
グランギニョル
本名は藤守糸子。ゾッタのリアル従姉妹。リアルでは猫を被っていたがAIOライトをハメを外して攻略していた所をゾッタに見られた。
複数のホムンクルスを同時に操って戦う。ホムンクルスが使えない場合自分の身体をホムンクルスを操る要領で操り戦う。
二つ名:人形女王
シュヴァリエ
長い金髪をポニーテールにした碧眼の少年のような容姿で背はゾッタより頭一つ分程度小さい。一人称は僕で、どこか芝居がかった口調をしている。
その外見からゾッタは最初、少年だと思っていたが性別は女性(アバター的な意味でも中の人的な意味でも)。
ゲームが始まってから南の森で他のプレイヤーに対して決闘を挑んでいた。ゾッタに決闘を挑み負けた後ゾッタの事を師匠と呼ぶようになった。
実家は良家のお嬢様であり、AIOライトに巻き込まれたプレイヤーとその家族を支える後援会のお偉いさんも兼ねている。そのため、他の誰かにアカウントを移譲することでAIOライトから脱出できると告知された際には、間違いなく移譲先が用意されており、それを自分だけがズルしているように感じて悩んでいた。が、ゾッタからの言葉と決闘を経てAIOライトの世界に残ることを選んだ。
二つ名:決闘厨
リュドミラ
『氷河魚の末裔』所属。
ゾッタを神と崇める合法ロリ見た目幼女の成人女性。
銀髪に褐色の肌、青い目と言う組み合わせに、非常に整った容姿を併せ持っている。
AIOライト内では珍しく弓を武器にしている。
二つ名:邪神巫女
トロヘル
『紅蓮蜥蜴の徒』所属。
ナクーと言う馬型ホムンクルスを持つ。そのため長距離を高速で移動できる。
二つ名:爆弾魔の旦那
マンダリン
『真理の探究者』所属。
二つ名:変態コンビ
クリームブラン
『氷河魚の末裔』所属。
二つ名:変態コンビ
ロラ助
『自由愛する旅団』所属。
二つ名:苦労人
ブルカノ
『紅蓮蜥蜴の徒』所属。
ゾッタよりも頭一つ分くらい背の高い赤髪の女性。拳武器型のPM携帯錬金炉を持ち戦闘中でも爆弾を作れるようにしている。
二つ名:爆弾魔
ジャック
二つ名:検証魔
『菫青石の踏破者』
ローエン
二つ名:菫青石の英雄
七茶同盟
番茶
『巌の開拓者』所属。
ゲーム内でゾッタが最初に話をしたプレイヤーであり最初のフレンド。
情報屋のようなことをしており、番茶同盟を始めとした他プレイヤーたちと情報交換を行っている。ゾッタも情報を提供したり、逆に情報をもらうことが多々ある。
二つ名:政府の犬
アルグレイ
『秩序の羊』所属。
アプルティー
『混沌の山羊』所属。
チャイ
『真理の探求者』所属
ウーロン
『紅蓮蜥蜴の徒』所属。
サモワール
『氷河魚の末裔』所属。
マテ
『自由愛する旅団』所属。
ギョクロー
『巌の開拓者』所属。
番茶の後輩。トウの地とドウの地を繋げるPMを作成した。
『服飾向上委員会』
ボンピュクス
『秩序の羊』所属。
金髪に青い目をした女性。設計図により装備品の形を変える技術を発見した。
『服飾向上委員会』の代表。
二つ名:服屋
ソフィア
『巌の開拓者』所属。
金髪の長い髪をポニーテールにした女性。ゾッタの事を師父と呼ぶ。
最低でもネリー、フローライト、ペリドットの三体のホムンクルスを持つ。
ソフィアズカーニバル主人公ソフィアの同位体。
ゾッタ曰く「どす黒い蛇のような形の繋がりが誰かに向けられているのが見えた」らしい。
二つ名:土蛇
『緋色の狩人』
『⊂( ^ω^)⊃』
『緋色の狩人』のギルドマスター。
その正体は反ミアゾーイの1体であるブーン・フォ・エフィル(Boon fo efil)。ミアゾーイに初めてを奪われ、全てが既知となってしまった喪失感より生まれた者。
物語の中で暗躍していたが、最後は彼のことが好きな女性によりイリバシーレマで首を切られた。
その後ゲーム内では『緋色の狩人』のメンバー数名の目の前で垢BANされたという処理にされた。
掲示板の住人達
フォトン
『秩序の羊』所属。
リアル魔力を使えるようになったら攻撃に光と火属性が付いた為自身のステータス構成を変えた。
HASOラジの残念太陽さんと同じ名前であり属性的に天照大神に関係か?
ストレンジャー
ゾッタに作り方を教えて貰い自家製ミスリルを作り出すことに成功した。
その後魔力を纏ってゴーレムに素手で戦いおわったゾッタと出会い自身も纏わせ方を覚え戦いに行った。
(’ω’)
『巌の開拓者』所属。
引きこもり。
無料の水と食料で生活しているある意味すごい人物。
掲示板ではやたらと叫んでいる書き込みが多い。
一の角
『巌の開拓者』所属。
『統べる剛力の鬼王』の同位体?
二の辛味
『巌の開拓者』所属。
『紅を撒く辛王』の同位体?
スリッス
『巌の開拓者』所属。
『争い煽る八百栗鼠』の同位体?
その他の掲示板の住人達
おでん
リアル魔力を習得して投げた物が当たりやすくなった。
その性質と名前的にオーディンに関係?
反ミアゾーイ
エフィル、『偽・賢者の石』とも。
ミアゾーイによってもたらされた福の反動たる禍を受けたもの達の未練の化身。大体は自業自得だが、レウのようなまともなエフィルも居る。
エファス・フォ・エフィル(Efas fo efil)
『Safe of life』、『人生の安全』。ミアゾーイの反存在が一。
ミアゾーイによって安全を奪われた者の未練の化身。
『危険の炎』によってゾッタを追い詰めるも、シアへの愛で覚醒したゾッタの前に敗れた。かなり美化した表現
エクナック・フォ・エフィル(Ecnahc fo efil)
『Chance of life』、『人生の好機』。ミアゾーイの反存在が一。
ミアゾーイによって好機を奪われた者の未練の化身。
『危機の風』によってゾッタの肉体を爆散することに成功するが、「魂が肉体と言う枷から開放される好機が訪れた」などと宣い肉体の再構築を行ったゾッタの前に敗れた。
リアフ・フォ・エフィル(Riaf fo efil)
『Fair of life』、『人生の公平』。ミアゾーイの反存在が一。
ミアゾーイによって公平を奪われた者の未練の化身、の内の一女性個体。
他のリアフ・フォ・エフィルがゾッタの逆鱗に触れ、『貴様等には地獄すらも存在しないと知るがいい』にて壊滅する中、ゾッタにのみ殺意を向けていたお陰で生き残った。
満身創痍でなお戦意を滾らせゾッタに突撃するも、真っ向から説教されて敗れた。
レウ・フォ・エフィル(Llew fo efil)
『Well of life』、『人生の満足』。ミアゾーイの反存在が一。
ミアゾーイによって生まれたちょっとした不幸や足りないと言う感情が集まったものの化身がゾッタの炎を食らって成長した姿。
元々は自我すら持てないほど矮小かつ純粋な存在であり、その感情の原因がミアゾーイの影響であると言う自覚すらも無かった。
散逸の力でゾッタを滅ぼす一歩手前まで追い詰めるも、霊基再臨した虚無から自分の肉体を作り上げ、来るべき時まで終わらない存在となったゾッタに敗れた。
現実
藤守
ゾッタの母親。
岸道
リアルに取り残されたプレイヤーたちの肉体に対する後援会の会長。
もちろん純粋な善意ではなくとあるプレイヤーのための私利全開での立場だった。
ゾッタの病室に押し掛けるも目線一つでノックアウトされ、最終的にはゾッタの代わりにリアルで矢面に立つ立場になる。下手すりゃGMの制裁を受けて死んでいた
海月報
多次元間貿易会社コンプレークスの社員と思われる描写が存在しており、ゾッタにスパイン=コンプレークスと名乗った。
相棒にロウィッチ=コンプレークスという魔法少女のような格好の少女が居る。
ロウィッチ
暗殺者
藤守粟太の殺害または恒久的な無力化の依頼を受けた7人の魔法使いであり暗殺者。
ゾッタに何もできずに無力化された。
その後ロウィッチにアイドル系魔法少女としてプロデュースされたようである。
その他
GM
イヴリーブラ社社長のイヴ・リブラ、もといアウターワールドシリーズの黒幕と名高い混沌・悪な邪神エブリラ・エクリプス。
初っぱなからプレイヤーを嵌めたり、ちょくちょく悪辣な仕様を混ぜ込んでいるが、基本的に真面目にGMをやっている。
むしろどこかの誰かがやらかすことの収拾に追われてるせいで苦労人気味である。でも大体自業自得
社長
多次元間貿易会社コンプレークス社長ことチラリズム=コンプレークス、通称『社長』。
今作ではゾッタとGMで契約を結ぶ際の立会人として登場。シリアスを砕こうとするも、ゾッタとGMの共同戦線によりシリアスさんはギリギリ瀕死で生き永らえた。死んでそうで生きている、良いチラリズムだ!
ミデンの中の存在
根源が一、虚無に連なるもの。
気配と音以外で認識してはいけない存在で、見てしまえば全てが終わる。それは上級神たるGMすらも例外に非ずである。
本来、交渉の余地などという物はないが、顕界しているおかげでそう言う余地も生じるようになっているようである。
『終焉』。『虚無』と『変化』が第一子にして終わりの概念存在。
前述通り本来は意図も意志も無いが、顕界の影響でその手の余地が生まれている。*2
愛剣はヌル・オトガナッツサーベル、愛馬は『防御する幻惑蟲の王』。
『AIOライト』を一番楽しんでるのはこの御方という説も