ゲートとBOSSの難易度
HASOは他プレイヤーと共有している通常フィールド(ダンジョン内含む)の他に、自PT及び同盟PTのプレイヤーのみが入れるボス戦専用のインスタントフィールドが存在する。
この二つはゲートによって区切られているのだが、通った時のゲートの色に応じてボスの攻略難易度が変化するようになっている。
ゲートの色はプレイヤーが好きな難易度を選べるタイプ(色が一定時間で規則的に変化)とランダムで決まるタイプ(色が高速で遷移)に加え、特定条件で難易度が固定されるタイプ(例:遺跡最深部の隠しボス)も存在する。
難易度が上がるとステータスが強化されるだけでなく、使ってくる特殊行動や行動パターンなども変化する。
またボス戦には自PT(最大6人)だけでなく、他のPTと同盟(最大4PT=24人)を組んで挑むこともできる。大人数で挑むとボスのHPも増えるが、総合的な火力や戦術の幅が増える分基本的に難度は下がるので可能ならば同盟を組んだ方がいいだろう。ただし数だけ寄り集めても各自が勝手に動くと逆に足を引っ張り合い不利になる事がある。臨時の同盟でもある程度は基本的な作戦を打ち合わせておこう。
なお、シナリオ進行上はどの難易度で倒したかは関係ない。全てのボスを白で倒しても問題なく先へ進む事ができる。
ただし一度倒したボスとの再戦も可能であり、高難度の場合のみドロップするアイテムも存在するので、腕試しや遣り込みを目的とするなら挑んでみるのも一興だろう。
白:ベリーイージーモード(HASO本編終了後、Ver4.10から実装)
青:イージーモード
紫:ノーマルモード
赤:ハードモード
血赤:ルナティックモード
※ 運営『“一応”HASOのボスはソロでも倒せるようにはなっています。
まあ、よほどスキル相性がいいかPSが優れている必要がありますけどね。』
Ver1.00
巨大狼:ウルグルプ
南の草原~王都ミナカタの間を守るボス。ほぼすべてのプレイヤーが最初に戦うボスである。
巨鋏蟹:グランシザー
東の海岸~砂浜の間を守るボス。
火事場モードになると防御力が大幅に上昇し、それまでは準備運動と呼ばれるほど。
紫葉樹:ベノムッド
西の森~狩猟神の神殿の間を守るボス。
半魚人軍団:サハギンリーダー&サハギンナイト軍団
砂浜~技巧神の神殿の間を守るボス。
岩巨人:ストーンゴーレム
北の山~職人神の神殿の間を守るボス。
蟷螂竜:マンティドレイク
狩猟神の神殿の奥のダンジョン、樹林回廊にて魔除けの灯を守るボス。
権瑞蛇:オオゴンズワム
技巧神の神殿の奥のダンジョン、海底洞窟にて魔除けの灯を守るボス。
雪飛竜:スノクワイバーン
職人神の神殿の奥のダンジョン、雪山にて魔除けの灯を守るボス。
合成獣:ロトンキマイラ
丘陵地帯と灯台の間を守るボス。
その悪臭で主人公ヤタを苦しめた。この素材を使ったアイテムは最終決戦でヤタの能力をコピーしたラスボス第二形態の撃破において絶大な効果を発揮した。
灯台守:フノトモシビ
灯台の最上階にいるボス。
人の身体から闇の灯でモンスターに変えられた挙句、某人間(笑)に唇を(物理的に)奪われた。
沼蛇:クエレブレ
雪山の麓~霧の湖の間を守るボス。
「蝕む黒の霧」に登場した同名の竜系大蛇型魔性「クエレブレ」をモチーフにしていると思われる。
攻撃を受けるたびに硬質化していく鱗と強力な毒のブレスを持つ。
パニドフライ
樹林回廊下層部~霧の湖の間を守るボス。
「蝕む黒の霧」に登場した虫系蜻蛉型魔性の「乱し蜻蛉」をモチーフにしていると思われる。
混乱状態になる羽音を大量にばら撒いてくる上に飛行型という厄介なタイプ。
作者によってHASO以後に討伐の示唆は有るものの主人公のヤタが掲載範囲内では戦っておらず、他プレイヤーからの伝聞のみで直接作中に登場していない。
百目狐:ヒャクメギツネ
霧の湖のボス、HASOver.1.00においてボスゲートの先は未実装となっている。
「蝕む黒の霧」に登場した矢払チリト・ミバコ(旧姓は流火)夫妻をモチーフとしていると思われる。
狐の姿は狐人であるミバコを表現、百目は≪解析者≫の異名を持つチリトの能力を表現している。
スニークアングラー
海底洞窟の地底湖~沈没船の間を守るボス。
作者によってHASO以後に討伐の示唆は有るものの主人公のヤタが掲載範囲内では戦っておらず、他プレイヤーからの伝聞のみで直接作中に登場していない。
閃光鮫:フラッシャー
坑道の地底湖~沈没船の間を守るボス。
作者によってHASO以後に討伐の示唆は有るものの主人公のヤタが掲載範囲内では戦っておらず、他プレイ ヤーからの伝聞のみで直接作中に登場していない。
キャプテン・ハッソウ
沈没船のボス
作者によってHASO以後に討伐の示唆は有るものの主人公のヤタが掲載範囲内では戦っておらず、フェルミオからの伝聞と、彼女の変身祝福により間接的に作中に登場しているがボスそのものは登場していない。
殺人機械1号~3号
隠しダンジョン、遺跡の三方を守るボス。それぞれ球状のボディから手足が生えた形状のロボットで1号はトマホークをバラまく上部にプロペラがついた飛行型、2号はドリルで地面や壁を移動する地上型、3号はスクリューと下部にフロートを付けた水上型となっている。
その仕様からそれぞれの武装の元ネタはゲ○ターロボ系であると思われる。
黒騎士:センケンジンキ
隠しダンジョン、遺跡の奥にある礼拝堂に潜むボス。
「蝕む黒の霧」に登場した半魔王『定まらぬ剣の刃姫』ことイチコをモチーフにしていると思われる。
開始の際の会話もあるため、普通に対話ができそうなところはこれまでのボスとは格が違う。
戦闘開始直後の全域攻撃や武器を生成して全方位から同時着弾させるなど初見殺し要素が満載。
さらにHPが減ると軽装になり機動力が上昇、次の攻撃が予測困難な自由変形武器を使用し、火事場状態にもなれば予兆なしの転移すら行ってくる。
後書きにもあるように本来はクリア後に挑むボスであり、少なくともVer.1.00でのソロ討伐は想定されていなかったようだ。
>血赤センケンジンキはVer1.00時点において最強の一角に当たり、推奨スキルレベルはフルPT、最高クラスの装備、事前情報ありでも40以下には決して下がらず、ソロなら60以上は必要。
当時のヤタは平均30弱。クリア前なので当然装備も最高クラスより劣る。初見なので当然事前情報などなく、しかも100体以上のモンスターの大群に一時間以上追い回され消耗した状態からそのまま戦闘開始だった。
何故ヤタが勝てたのか理解できない人がほとんどだと思われる。『電子の女帝』ですら困惑していた。
通常プレイと異なり、16時間以上連続でログインしていると安全の為に強制ログアウトさせられるという仕様が働いていなかった為二日以上に亘る持久戦を挑めたのも一因ではあるが……。
巨大鰐:バーサゲーター
湿地帯~雨降り平原のボス
作者によってHASO以後に討伐の示唆は有るものの主人公のヤタが掲載範囲内では戦っておらず、他プレイ ヤーからの伝聞のみで直接作中に登場していない。
豪雨虎:スコールタイガー
雨降り平原~廃棄港ワタイドのボス
作者によってHASO以後に討伐の示唆は有るものの主人公のヤタが掲載範囲内では戦っておらず、他プレイ ヤーからの伝聞のみで直接作中に登場していない。
要塞亀:タフォートル
干潟~のボス
作者によってHASO以後に討伐の示唆は有るものの主人公のヤタが掲載範囲内では戦っておらず、他プレイ ヤーからの伝聞のみで直接作中に登場していない。
樹巨人:ガーディノキア
樹海のボス。巨体故の広域物理攻撃と膨大なHPがやっかいな難敵。多種多様な状態異常を誘発させる技もあり、ラスボス直前も納得のしぶとさを誇った。
ハンゴンハクザク
Hunter and Smith Online Ver1.00というゲームにおける25体目のボスでラスボス。
漢字で書くと反魂白雀。
3つの形態を持ち、それぞれに特性と攻撃手段が変化するというかなり面倒なボス。
形態と特性、攻撃手段は以下の通り。
- 紅蓮の相
全身を赤に染め上げた状態。火属性攻撃主体で特性は速度強化。
広範囲火弾攻撃:やたら攻撃範囲の広い火属性攻撃。火弾の一つ一つが巨大なので注意。
炎の鳥:単体攻撃。空中を移動していた対象に使用している。 - 黒死の相
全身を黒に染め上げた状態。物理攻撃主体で特性は筋力強化。
強化イビルスケルトン召喚:文字通り、イビルスケルトンを召喚する。ただし、その練度はかなり高い。 - 反魂の相
全身を純白に染め上げた状態。常時逆転状態で回復主体。
リバースオーラ:ハンゴンハクザクを中心として広範囲に逆転状態を付与する。普通の逆転状態よりも効果時間がかなり長い。
癒しの白炎:対象を回復させる白い炎。恐らく単体回復。回避は可能
次回作の南瓜の魔法使いにおいても同能力で登場しており、その際に魔王の同位体(転生体?)であることが判明したため、元ネタはクロキリの世界の魔王の一体と思われる。
Ver5.00
巨大蛸:カオトゥールフ
Ver7.00
7つの大罪
暴食の寄蝿王:パラサゼブブ
特徴:翅の代わりに触手が生えた巨大なハエと言う姿で、死体どころか生きた動物まで自身の幼虫の餌にする。
戦闘:開幕はインスタントエリア全域を対象とした即死攻撃で、他にも高威力の攻撃を多数所有。しかも最低二方から攻めないと攻撃を防がれてマトモにダメージが入らない&パラサゼブブの攻撃で戦闘不能者が出ると復活させられないどころか死体から大量のザコモンスターが湧くという凶悪仕様。ちなみにこのザコモンスターの強さは並のボスを上回る。
弱点:光と炎
耐性:光と炎以外の属性は全て半減以上
しかし(笑)が血赤ソロ討伐を果たし、魔王化の祝福を入手している。
傲慢の絶天使:アブソルシフェル
黒と白の四対の翼を持つ天使。
時間ごとに物理無効、属性無効、物理・属性両無効(状態異常は入る)を切り替える
ぶっちゃけハンゴンハクザクの強化としか思えない。
嫉妬の大海蛇:レヴィノア
超巨大な海蛇。
フィールドのほぼ全域が海。
プレイヤーの装備スキルの合計レベルが高い程にステータスが上がる。
控えに回しているマスタースキルの数だけ攻撃力が上がる攻撃も実は保有している。
赤以上では要らないスキルを装備しておくと大惨事になる。
怠惰の魔指手:ベリブゴール
椅子に座って何かを考え込んでいる悪魔。
フィールドはチェス盤のような8×8のマス目になっている。
戦闘の殆どは無限に沸く手下任せ。
一定時間ごとにチェスのマス目の一つを潰すように柱が落ちて来て、潰されると復活不可の即死。
柱は血赤以外では破壊可能。
血赤火事場では明らかに柱の落ちるペースが上がる。
憤怒の猛悪竜:アサルタン
紅い鱗の多頭竜。
『七つの大罪』のボスでは一番の正統派ボス。
HPが減るほどに攻撃力、敏捷性、反応速度が向上する。
血赤火事場だと分かってても殺される、気が付いたら殺されていると言った感じになる。
強欲の白金魔:プラチマンモン
白金や、金などの貴金属を多数身に着けた烏のような悪魔。
全ての攻撃に当たった相手の装備品以外のアイテムを破壊する効果が含まれている。
アイテムを破壊すると、破壊したアイテムのレア度に応じてステータス強化。
破壊できるアイテムが無くなると、『貧乏人に用はない』と言わんばかりに必中即死・復活不可攻撃が飛んでくる。
色欲の阿修羅:アシュラデウス
ランダムに性別と外見が生成されるボス。
ただし服装は蠍とヤギモチーフで固定。
難易度と突入人数に応じて数が増える。
全ての個体が本体であり、全個体を倒すまで戦いは終わらない。
倒した個体は一定時間後に全回復して復活。
その癖、単体回復技も、自分のHPを消費して放つ技も持つ。
基本戦術は歌や踊りによるバフ・デバフ連打。
異性に対してのみ行われる抱擁攻撃はご褒美とも言われるが、破壊力は他の攻撃と比べて桁違いである。
血赤火事場ラインは他のボスに比べて残り少なくなってからだが、行動は抱擁からの自爆と言う極悪な物(自爆しても一定時間が経過したら復活する)。
番外
ジャック・ザ・バイト
Ver2.00で追加された“雑魚”モンスター。全HASOPLのトラウマ。*1
別名『公式が病気』『運営の狂気』『真なる悪夢』『ヤタ弐式』『ギガグルプ』『黒いアレ』『絶望の狩人』『一人神々の黄昏』『不条理の具現』『黙示録の先を往くもの』『って言うか倒れねぇ』『ノンチートチート』『無修正バグ』『モフモフの王』『ブラックドッグ』『地獄が逃げる』『滅びを招くもの』『運営に殺意が湧く』『どう足掻いても死ぬ』etc.etc......
モデルについては察してね☆
外見は、ウルグルプを二回り大きくしてあらゆる色の絵の具を混ぜたような、どす黒いオーラを纏っている狼型モンスターで、『この世に存在する全てのものが発した負の念の集合体』という設定。
特定エリアに極々低確率(月に2回程の割合)でそのエリアに対応したステータスで出現し、自然消滅する7時間後までプレイヤーもモンスターも関係なしにひたすら暴れ続ける。*2
多少のダメージを与えてもモンスターやプレイヤーを食うことで回復してしまうため、安全圏から少しずつ削って倒すのは事実上不可能。そもそも高い機動力に加え後述の遠吠えのような広域攻撃も持っているので遠距離戦は分が悪すぎる。
つまり相手の行動を封じる為に接近戦を挑む必要があるのだが、強力な装備やアイテム、祝福にスキルのレベルによるゴリ押しは通用しない為、攻略法はPS頼みになる。よって討伐戦への参加は必要なアイテムを完璧に揃えられ、それを十全に活用できることが最低条件である。それに満たないプレイヤーがいても囮どころか相手を回復させる餌にしかならない。
Ver2.00~Ver4.00のエリアに出た“比較的”弱い個体なら専用装備を揃えたトップランカーたちが合同で挑めば一応討伐可能。それでも累計1000人近いデスペナルティを覚悟する必要がある。*3
Ver7.00のエリアで出現した個体の場合、察知されただけで凶悪な遠吠え*4をエリア全域へ予兆なしにばらまいてくるので自然消滅まで近寄らないように。
ページについてのコメント
- ウルグルプ以外でリンクを繋げられるボスのリンクを繋いでおきました。 -- 2014-09-17 (水) 14:04:37
- ジャック・ザ・バイトでヤタがソロで倒しているような記述? -- 2014-01-07 (火) 23:27:28
- 存在だけの不憫枠さんも入れた方がいいのでは? -- 2013-12-26 (木) 09:45:41
- ウルグルプの説明を南の草原のページに移しました -- 2013-12-23 (月) 15:21:27
- ジャック・ザ・バイトはともかくHASOラジで発表された七つの大罪系ボス二体の項もあったほうがよくありませんでしょうか? 該当なら追加方法がよく分からないので誰かお願いします。 -- 2013-12-23 (月) 14:30:20
- Ver違いも用意しておきました。 -- 狐? 2013-12-23 (月) 14:59:47
- 下記の者ですがミス投稿しました。改定方がよく解らないので続きはこちらにします。 とにかく女帝は隠しボスを25体目にしたかったのをヤタがセンケン~討伐し計画が狂ったとか話がありませんでしたっけ? -- 2013-12-22 (日) 23:54:18
- ハンゴン~て(ゲームストーリー上の)ラスボスはともかく明確に25体目でしたっけ? たしかセンケン~の時に女帝がゲームストーリー通りのボス討伐では宣告通り25体に届かず隠しボス2体の内どちらか1体で揃える計画だったのに -- 2013-12-22 (日) 23:44:37