星と黒のインテフィルム/世界観

異世界（名称不明）

魔糸(インテフィルム)と呼ばれる力が存在する世界で、糸紡ぎの神たちという神が信仰されている。
本編開始の12年前に『災いの赤傘』という夜空に真っ赤な星雲が三日三晩出続けた現象が起きた。

ヨル・キート王国

本編の舞台となる国。王都はヨル・キート・シャトル
本編開始の12年前のヨル・キート歴370年に、当時の第二王子であるインタノレージ＝ヨル・キートが当時の王と王太子に対して反乱を起こした『インタノレージの乱』が発生した。
全体的に名前が長い人が多い為名前の頭の方の数音を持ってきて愛称として、ある程度以上に親しい相手にはそちらの名前で呼ばせる。

ヨル・キート調査局

ヨル・キート王国の各地で調査を行う王直下の組織。ただの局員であっても麻爵家当主ぐらいなら睨んだだけで震え上がらせることができる。
全部で七つの局に分かれていて、それぞれに担当する分野が異なっている。
局員同士は実家の爵位による序列を適用しないようになっており、案件に対する責任も案件ごとに決まっている。ただし、数字が小さい局の局員は数字の大きい局の一般局員が入っても良いエリアに連絡をしなくても立ち入って良い事になっている。

• 第一局：貴族局
  貴族関係を担当。局員証は剣の絵が描かれたメダルに金または黄色の布が付けられている。
  調査局の中でも特に実力がある人間だけが務める事が許されるエリート中のエリート揃いの局。

• 第二局：財務局
  金や税関係を担当。局員証は宝箱の絵のメダルに銀または青の布が付けられている。

• 第三局：軍務局
  軍事関係を担当。局員証は鎧の絵のメダルに赤色の布が付けられている。
  各地方の地形や動植物なども関係ありということで担当している。

• 第四局：外務局
  南にあるツンギ・アカート王国を担当。局員証は靴の絵のメダルに緑色の布が付けられている。

• 第五局：魔糸局
  魔糸(インテフィルム)の研究を担当。
  中には研究の為ならなんでも許されると考えている人間も所属しており、アストも糸の特性のせいで追いかけ回されたこともある。

• 第六局：平民局
  平民関係を担当。人の絵が描かれたメダルに黒い布が付けられている。

• 第七局：予備局
  先の六局いずれの担当にも入らないものや、緊急性の低い案件を担当。局員証は何も書かれていないメダルに茶色の布が付けられている。
  落ちこぼれの局あるいは穀潰しの局と言われており、王都内外合わせ15名しかいない(他局は局員だけでも100人はいる)

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