信仰値カンストの神官、我が道を行く/登場人物

Last-modified: 2023-12-22 (金) 19:41:23

主人公

エオナ

「きったぁああああぁぁぁぁぁ!!スィルローゼ様ばんざああぁぁぁい!!愛してるううぅぅ!!」
レベル:87(本編開始)→88(三章)
信仰:茨と封印の神スィルローゼ(メイン・御使い→代行者)
   陰と黄泉の神ルナリド(神官)
   円と維持の神サクルメンテ(神官)
   悪と叛乱の神ヤルダバオト(代行者)*1
容姿:ほつれ一つなく艶のある背中の中ほどまでの黒い髪、真紅の薔薇を思わせる赤の瞳*2、若干白目の肌には傷どころかタコの一つも見当たらず、筋肉も少なくて、何も知らない人間が見れば深窓の令嬢としか思えない美女。巨乳*3
異名:『スィルローゼ第一の使徒』『薔薇女王』『遅延戦闘の毒華』『LAキラー』『茨と洗礼の反逆者』『レイドボス』『クイーン』
 
OWSでは初の純女性主人公。茨と封印の神スィルローゼを心の底から信仰する狂信者。茨と封印の神スィルローゼを心の底から信仰する狂信者。大事なことなので(ry
茨と封印の神スィルローゼの姿に惚れ込んで『Full Faith ONLine』を開始。まるで情報の無かったスィルローゼの信仰を得るための場所探しから始め、信仰値を高めて神官から御使いとなり、スィルローゼの為だけに数多くのイベントとクエストをこなし、スィルローゼの為に三年間ゲームを続けたという狂信者の鑑。その信心は茨と封印の神スィルローゼの信仰が生まれた地:ロズヴァレ村の村長をして諦観するレベル。エオナ様ですし
御使いの姿になりスィルローゼ様の力が増したり、神託魔法によりスィルローゼ様と出会ったりすると激しい快楽に襲われる。時と場合によっては、信者として恥ずべき姿見せないよう(表面上は)抑え込んでいるが限界を超えると噴水のような鼻血をふく。エオナガルドができてからは、エオナガルドの監獄区の一角を防音対策万全の密室にし、感情処理専門の自分を配置。その自分に感情を発散させることで対策している。

茨と封印の神スィルローゼの持つ無数の魔法の中で、実装済みの中では唯一手に入れてなかった魔法を習得し、狂喜乱舞してるところでゲームの世界『フィーデイ』に招かれた。現実化した異世界で生きる為ならばと撃滅したモンスターの肉を食らう覚悟完了の早さは流石OWS主人公狂信者である*4
 
リアルは「スィルローゼ様を信仰しているだけでただの文系大学生よ」とのことだが、殲滅戦・大規模解体・死体の埋葬などをさほど逡巡もなくこなす辺りどうみても"ただの"ではない。お前のような大学生が居るか!
なお後に曽祖父は「人ならざるもの」ヒューマン=コンプレークスと判明。ある意味でその信仰の強さは身体に流れるコンプレークスの血が関係しているのかも知れない。
 
スィルローゼへの狂信の影響か判断力・実行力が高い。またゲームのフレーバーテキストを読み込んでいたため魔法の仕組みに対する理解度が高く、なぜか各種武器を使用した武芸にも熟達する。更に高度な化粧技術を持つ。反面、変態淑女で*5残念美人*6である。あと迷宮・迷路の類は苦手。
元々ゲーム時代からトッププレイヤークラスのプレイヤースキルとアイテム・装備を所持していたが、スィルローゼ・サンダ・ミ・オラクル・エルフを使用してスィルローゼ、サクルメンテ、ルナリドの三神と交信し、さらにマラシアカとの死闘の結果、「スィルローゼの御使い」から「スィルローゼの代行者」へ至る。信仰値がゲーム時代の上限の255を突破して魔法の威力・操作能力が大きく向上し、心臓を破壊されても生存するなど、人間ではなく準神性存在としてのモンスターに変貌した。
その影響で、ゲーム時代であればチート、ぶっ壊れと称されるような様々な魔法や技能を習得している。

御使いの姿になると、足元から実体の薔薇の花弁が舞い上がり、髪の毛に目立たない程度の茨の刺が現れる。さらに周囲が薔薇の香気で満たされ、茨に薔薇の花が咲き乱れる。代行者となってからフィーディーにいる姿は魔法によって封印したものを収めている監獄の入口のような存在であり、本体は折り畳まれた空間の中に存在している監獄そのもの(フィーディーいる自身を「大きな木にある見栄えのいい枝の一本」と称している)。人間社会で生活を営むために、活動しない時間を設けているが実際は別の枝に行動を引き継げば何年も休みなく活動することができる。また、体内にはエオナガルドと呼ばれる封印したものが生活する世界が存在し、意識の主体を移動させることでそちらでも活動することができる。

根っこはスィルローゼ様至上主義で他の事などどうでもいいという悪属性だが、スィルローゼ様の教えが至上なので基本的には善属性っぽい思考と行動をする*7。そのせいで聖女扱いされたりもする。信仰には極めて誠実で他者の信仰を貶めることはないし許さない。当然スィルローゼ様を貶すと地の果てまで追いかけてでも貶したことを後悔させる*8狂信者怖い
 
「茨と封印の神スィルローゼ様、どうか私の戦いをご覧くださいませ」
「我が信仰と精神に曇りはなく、光放つ魂に陰りもない。骨肉は穢れなき大地であり、血は淀みなき泉である。黒き霧なぞ畏れるに足りぬ。我が全ては貴方様が為にある!」
 
彼女の特筆すべき点はその揺るぎ無い圧倒的な信仰心。その鋼のごとき信仰で致命傷受けても人間の限界を越えて生き延びるし、信仰を磨り潰す魔の霧を受けても弾く。悪心を増幅されようとも関係なくスィルローゼ様一筋で、ヤルダバオトなど代行者に認定されようが一方的に利用してやる宣言*9エオしかエオしか

なお悪と叛乱の神ヤルダバオトの代行者としての名前は『皆封じの魔荊王ロザリス』*10である。

プレイヤー

ジャック・ジャック

「俺は引退勢だよ。しかも、こっちに飛ばされた時はVR機器どころか、パソコンにもスマートフォンにも触れてなかった」
レベル:42(登場時)
信仰:金と文明の神シビメタ(メイン・神官)
   火と破壊の神バンデス(神官)
   茨と封印の神スィルローゼ(神官)
容姿:金色の髪に茶色の目を持った男
登場:1章
 
エオナがロズヴァレ村で遭遇した男。『悪神の宣戦』に混乱して暴れ、拘束・軟禁されていた。主武装は二本の短剣。
上述通り引退勢で3年近く放置していた為に信仰値は自然減少で下がる最低値であったが、エオナによる訓練とカミキリ兵との戦闘である程度回復、またある出来事を切っ掛けにスィルローゼの魔法を使えるようになった。
ブランクこそ長いものの、現実化したモンスター相手に臆せず近接戦闘を行い、同レベル帯であれば善戦できる能力がある。
1章終了時にはロズヴァレ村の防衛戦力として残ることを決断、エオナから『スィルローゼの聖書(テスタメント)』を託された。

シヨン

「あの、プレイヤーの方ですよね?私はシヨンと言いまして、土と守護の神ソイクトの神官で、レベルは50です。貴方たちは……」
レベル:50
信仰:土と守護の神ソイクト(メイン・神官)
   誠と商売の神シンセップ(神官)
容姿:紫色の髪で高校生くらいの女性
登場:1章・3章
 
エオナがロズヴァレ村で遭遇した女性。行商人のシー・マコトリスと共にロズヴァレ村に来た。主武装は槍。
シー・マコトリスの護衛兼弟子として各地を転々としている。エオナの御使いムーヴに魅了されてしまった信徒。
ロズヴァレ村の防衛戦ではジャックと共に奮戦した。

ビッケン

「俺はグレジファム村守備隊長をやらせてもらっているビッケンだ。そちらも念のために改めて名乗ってほしい」
レベル:90
信仰:陰と黄泉の神ルナリド(メイン・御使い)
   金と文明の神シビメタ(神官)
   剣と権力の神ブレドパワ(神官)
容姿:レアな装備品をつけた落ち着きのある男性
登場:2章
 
ルナリド系ギルドの最高峰の一角『満月の巡礼者』で切り込み隊長を務めていたプレイヤー。グレジファム村の守備隊隊長をしている。主武装は大剣。
現実世界では本人曰く「半分クソニート」だったためか、良い部下や慕ってくれる住民たちに囲まれたフィーデイで生きる方が、よほど充実した生活を送る事が出来ているとのこと。

カミア・ルナ

「さて、色々と聞かせてもらおうか。ビッケン、エオナ。二人だけで何処に行き、何をしていて、どんな結果を得た?」
レベル:90(推定)
信仰:陰と黄泉の神ルナリド(メイン・御使い)
容姿:輝く金色の瞳に夜のような黒さの長髪を持った少女
登場:2章~
 
『満月の巡礼者』のギルマスにして『巡礼枢機卿』、クレセート周辺のプレイヤーたちをまとめるプレイヤー。エオナとはゲーム時代からの知り合いであるため、言動には慣れている。が、暴走の後処理には振り回される。
性格はあのルナリドの信仰をメインとするギルドのマスターだけあって腹黒強か。ルナリドからもギブアンドテイクな関係を結ぶ相手としてはちょうどいいと神器『整月の指輪』を与えている。

メイグイ

「私はメイグイと言います。レベルは53、武器は刀。信仰は馬と早駆の神ホスファスラです」
レベル:53
信仰:馬と早駆の神ホスファスラ(メイン・神官)
   茨と封印の神スィルローゼ(神官)
容姿:金髪翠眼でポニーテールな色白の少女
登場:2章~
 
『満月の巡礼者』斥候部隊の所属のプレイヤーでルナのお付きの少女。主武装は上記の通り刀で、防具は信仰する神から防御力よりも身軽さを優先している。愛馬の名前はコウシン。
エオナのぶっとんだ言動に遠い目をする一般人枠。でもちょっとずつ慣れていっている。
 

ファシナティオ

『スィルローゼ様なんて引きこもりの足止めしかできない陰険で役立たずの神』
レベル:90(故人)
信仰:鏡と迷宮の神ミラビリス(メイン・自称)
容姿:―
登場:2章
 
利己的と言う言葉をそのまま具現したようなプレイヤー。ゲーム時代から悪い意味で問題児であり、掲示板で何度か晒されていた。『フィーデイ』に来て数日で魅了魔法の性質変化に気づいたらしく、それからは魅了魔法を駆使して他のプレイヤーから物資を巻き上げたり、元NPCに取り入って自分の欲望を叶えたりを繰り返し、たった2週間で十数人のプレイヤーと多数の元NPCが破産したり、死に追い込まれたりした。その事を悪びれる様子もなく、己の欲望に従った行動を取り続けようとしたために、『満月の巡礼者』にルナリド神殿、それから複数の上位ギルドが協力して捕縛、処刑されたが…
 
魔人王ファシナティオ

ゲッコーレイ

「それじゃあ、アタシことゲッコーレイちゃんによる『巡礼枢機卿』カミア・ルナ様の歓迎ライブはっじめるよー!」
レベル:60
信仰:陰と黄泉の神ルナリド(メイン・神官)
   歌と偶像の神ソアイドル(神官)
   舞と交友の神ダスフレン(神官)
容姿:サイドテールでまとめられた薄緑色の髪・青い目を持つ少女
登場:2章
 
『満月の巡礼者』所属でグレジハト村守備隊の隊長を務めているアイドルプレイヤー*11。エオナ同様我が道を行っているタイプであり、アイドル業務・隊長業務共々真面目に行い、人柄良好・バフデバフ能力は一流とエオナから手放しに素晴らしいと称されるプレイヤー。戦闘では後方支援担当。
ゲームを始めた頃に聖女モードのエオナに助けてもらったため、熱心なエオナ信者だったりする。

ヤマスラ

「す、すみません。ルナ様。出迎えが遅れてしまって……」
レベル:?
信仰:陰と黄泉の神ルナリド(?)
容姿:長身の茶髪の男性
登場:2章
 
『満月の巡礼者』所属のプレイヤーでグレジハト村守備隊副長兼ゲッコーレイのマネージャー。戦闘では前線指揮を担当する。

ノワルニャン

「無事でよかったのニャー!エオニャアアァァン!!」
レベル:
信仰:猫と狩猟の神キャッハン(メイン・御使い)
容姿:黒い髪に金色の目、御使いモードの影響で黒い猫の耳と尻尾を生やしている女性
登場:2章~
 
元『黒猫タワー』ギルマスにして現『満月の巡礼者』所属のプレイヤー。エオナ限定か気に入った人全員かは不明だが、出会う度に接触申請を出してきた上で、抱き着こようとする趣味がある。

黒焔少女(ダークブレイズウィッチガール)アビスサロメ

「チクショウ!これだから狂信者は!!アンタのそう言うところにゲーム時代から頭に来てんのよ!!」
レベル:
信仰:陰と黄泉の神ルナリド(メイン・御使い)
容姿:前髪を長くして全体的に陰鬱としたオーラを漂わせている少女
登場:2章~
 
『満月の巡礼者』所属のプレイヤー。闇属性と火属性を主体とした魔法による遠距離攻撃でのダメージディーラー。
現実世界で厨二病(黒歴史)をこじらせていたが現実化で鎮静化、黒歴史に悶えつつ普通に振る舞っている…が、その辺りの機微を察せないエオナは黒歴史を抉ってくるため相性が悪い。

ディープスマッシュ

「俺の名前はディープスマッシュ。メイグイの直属の上司で、今は伝令部隊の隊長だ。信仰は言うまでもなく馬と早駆の神ホスファスラ。夜露死苦だ」
レベル:?
信仰:馬と早駆の神ホスファスラ(メイン・御使い)
容姿:茶髪をモヒカンでまとめた男性
登場:2章
 
『満月の巡礼者』所属のプレイヤーで伝令部隊の隊長。

ケンゴ

「あ、自分は医療部隊の隊長で、ケンゴと言います。怪我や病気の際には直ぐに言ってくださいね」
レベル:?
信仰:陰と黄泉の神ルナリド(?)
容姿:白衣を身に纏った緑色の髪に眼鏡をかけた中年の男性
登場:2章
リアルでカケロヤと知り合いだった。
 
『満月の巡礼者』所属のプレイヤーで医療部隊の隊長。

カケロヤ

「よしてくれ。俺は……引退組だったせいでヤルダバオト信仰に頼るしかなかっただけの元プレイヤー、今となってはただの回復能力持ちのモンスターなんだからよ……」
レベル:?
信仰:陰と黄泉の神ルナリド(元メイン・神官?)
   悪と叛乱の神ヤルダバオト(現メイン・神官)
容姿:黒髪黒目で白衣を身に着けた男性
登場:2章
 
地獄のフルムスにあって真っ当に人を治療しようとしているプレイヤー。実力が足りなくとも、引退組だったせいでヤルダバオト信仰に頼るしかなくとも、死を経由することなく人を助けようとしている闇医者。ヤルダバオトを信仰していてもまともな人は居るという例なのだが…実は彼のリアルは3年前に自殺しており、ここにいるのは人格と記憶をコピーされた別人である。(重大なネタバレのため反転)。
 
「感謝する。メンシオス。これで多少はこの世の摂理と言うものに対する叛乱も出来そうだ」
 
フルムスでの戦いが始まった後メンシオスより研究成果の一部を継承、誰にも気づかれることなくフルムスより立ち去った。自らが経営していた病院の地下空間に死なないように高度に状態維持した重傷者を大量に残して。
その後魔鬼王ラス・イコメク討伐後エオナにヤダルバオトの伝言を伝える為にエオナガルドに来た。

トロンフタ

「ふわっ、随分と急だが……まあ、リポップ対策が出来たなら、拙速でも攻めた方がいいか。相手に対策が講じられないとも限らない」
レベル:80台
信仰:?
容姿:男性(詳細不明)
登場:2章
 
ミラビリス神殿に滞在しているプレイヤーでまとめ役の一人。主武装は大盾と槍。エオナからは有事の際の主戦力と推測されている。

ネフロン

「だねー。外に行っている子たちの話だと、どうにも街中にきな臭い空気も流れ始めているみたいだし、急いだ方が良くはあるのかも」
レベル:?
信仰:木と豊穣の神ファウド(神官?)
   薬と錬金の神メディアル(神官?)
容姿:妙齢のおっとりした感じの女性
登場:2章
 
ミラビリス神殿に滞在しているプレイヤーでまとめ役の一人。エオナからは生産関係の内、食料と薬は彼女が主体となって回しているとと推測されている。

シュピー

「あの女が約束なんて守るわけないじゃない……」
レベル:40未満
信仰:鏡と迷宮の神ミラビリス(メイン・神官)
   茨と封印の神スィルローゼ(神官)
   悪と叛乱の神ヤルダバオト(神官)
容姿:薄い水色の髪に銀色の目をした少女
登場:2章~
 
ファシナティオに囚われていたプレイヤー。主武装はレイピア。
『悪神の宣戦』後、混迷を極めるフルムスに在って路地様との交渉に避難民の誘導、メンタルケアに食料供給の為の開墾や種の確保、必要なら格上のヤルダバオト神官との戦闘まで行った聖女の如き人物。しかしレベルの低さゆえに力押しに敗れて捕えられてしまった彼女は、ファシナティオの下で拷問され、凌辱され、家畜のようにも扱われ。生物として扱われているかも怪しいレベルの行いを繰り返し受けた。
そのためにしっかりと一本芯が入った銀色の瞳には、聖女と呼ばれるような少女にはあるまじき怨嗟の炎を宿している。シュピーのしっかりしてる方。

ウルツァイト

「じゃあ、まずは自己紹介からだね。アタシの名前はウルツァイト。『満月の巡礼者』で生産部隊、武器部門に所属してる。メイン信仰は鎚と鍛冶の神ハンスミスでレベルは85だよ」
レベル:85
信仰:鎚と鍛冶の神ハンスミス(メイン・御使い?)
容姿:褐色の肌に白い髪、それに金色の瞳を持ったツナギ姿の女性
登場:3章~
 
『満月の巡礼者』生産部隊、武器部門に所属しているプレイヤー。エオナの新しい武器である『ニグロム・ローザ』を作成した。

ガニメデ

エオナとリアルでも友達だった。悪神の宣戦が起きる前に亡くなっていた。

スヴェダ

信仰:陰と黄泉の神ルナリド(メイン)
   弓と追跡の神ボーチェス
   嵐と稲妻の神テンペサンダ
  
元々は、ケッハメイ枢機卿の部下のプレイヤー。ドラグノフという偽名を名乗り、エオナの監視を担当していたプレイヤーたちの監視と万が一の護衛役。
E13により仲間たちとともに倒され、死にかけていたところを救うためにエオナガルドに入れられた。しかし、肉体が死に、魂になってからは錯乱状態が続いていた。当初は、落ち着くまで待ってから証言を聞き、フィーディーに肉体とともに蘇生する予定だったが、想像以上に怒り狂い悪霊化。責任を取るために、エオナがヤルダバオトの代行者としての力により悪霊射手のスヴェダというモンスターとして従属させた。
エオナに対しても殺意を持っており、ルナたちに紹介した際には「矢を何度も頭に突き刺す」「心臓をひっかく」「首を絞める」などをエオナに行ったが大した効果もなく最後は泣きわめいていた。

モンスター

皆断ちの魔蟲王マラシアカ

「分かるわけないだろうな!!このスィルローゼ神官の名前を騙ったド外道人間があああぁぁぁ!!謝れ!我に!ヤルダバオト様に!我の部下たちに!ついでに他の善良なスィルローゼ神官にもだ!!貴様は色々とひどすぎるんじゃボケエエェェェ!!」
推奨レベル:レイドで40(?)~(ゲーム時代)*12
属性:土・
容姿:巨大な黒いカミキリムシ
登場:1章・3章
 
枯れ茨の谷の奥、カミキリ城に座すレイドボスモンスター。プロローグでエオナにボロカスにやられているが、推奨レベル帯のプレイヤー勢程度では事前に攻略情報を持っていてもなお苦戦するレベルで強い。土の槍、酸のブレス、薙ぎ払い、即死攻撃等数々の強力な攻撃を持つ上、正しく初見殺しの最後の自爆は対策を怠るとレベル80~のプレイヤーでも致命傷になるためにマラシアカを不人気ボスにしている。
上述の通りエオナに対して恨み骨髄*13。その為『悪神の宣戦』後真っ先にヤルダバオトの加護で金属性を使えるようにしてもらい*14、金属性魔法をメインに使うカミキリ魔法兵を育て、自身も金属性をメインに纏い領域魔法解除用の魔法・強化魔法解除用の魔法を取得、自動復活対策で金属性の鋏による連続即死攻撃を編みだした。
そしてエオナの究極封印結界魔法(『スィルローゼ・ウド・エリア・アルテ=スィル=エタナ=アブソ=バリア・ツェーン』)に対してカウンターで二連続の致命傷を放ち勝利したように思われたが…


ここでエオナが人外覚醒、結界に捕らわれたままで動けず恐慌状態のマラシアカを番外概念封印魔法(『スィルローゼ・ロズ・コセプト・スィル=スィル=スィル・アウサ=スタンダド』)異空間(『エオナガルド』)に封じ込めた。
 
3章ではエオナガルドの監獄区の内、他のボスモンスターとは隔離された場所で、全身を茨で拘束し口以外は一切動かせない状態で封印されている。が、封印されてからは開き直ったらしくエオナには極めて反抗的な態度を取っている。曰く「我が主はヤルダバオト様の他にない。貴様がヤルダバオト様の代行者であろうとも、貴様は敵に変わりないのだ」くっ殺女騎士状態。
 

魔百合王リリアセア

推奨レベル:レイドで40(?)~(ゲーム時代)*15
属性:木(?)
容姿:?
登場:名前のみ1章
 
マラシアカと同格のレイドボス。彼女(?)のレア素材がエオナの魔改造スィルローゼ神官式制服に使われている。
 

青龍

推奨レベル:?
属性:?
容姿:?
登場:名前のみ1章
 
四神と呼ばれる準神性存在の一体。素材がエオナの魔改造スィルローゼ神官式制服に使われている。
蛟が木と豊穣の神ファウドの力を多く注がれた事により生まれた存在。
 

玄武

推奨レベル:?
属性:?
容姿:?
登場:名前のみ1章
 
四神と呼ばれる準神性存在の一体。素材がエオナの魔改造スィルローゼ神官式制服に使われている。

ミナモツキ

適正レベル:20
属性:水(?)
容姿:人の顔ぐらいの大きさの水盤あるいは水鏡
登場:2章・3章
 
フルムスでこなせるクエストの一つで出現するボスモンスター。ミナモツキ自体の実力はレベル20程度でどうにかなる程度だが、多少の注意を払っておかないとヒドイことになったり、逆に対策を練っておくと簡単になると言うある種のお手本のようなボス。
ゲーム時代の設定は鏡と迷宮の神ミラビリス様の神器であったものが、悪神ヤルダバオトの汚染を受けたというもの。元々の能力は空に浮かぶ月を水鏡に映し出すように、本物として指定したものの複製品を作り出すというものだが、ヤルダバオトの影響を受けているために複製品には心身に歪みが生じ、その歪みが原因で悪事に走ってしまうようになる。それを解決するためにプレイヤーが動くことになるという話。
 
後述するファシナティオがこれを悪用したためにフルムスは地獄と化した。ある意味一番の被害者。
3章では大人しくエオナガルドの監獄区の一角に鎮座している。

アタシプロウ・ドン

「えおな!我ガ主ノ!やるだばおと様ノ敵!荊ト洗礼ノ!許スマジ!」
適正レベル:30前後(ゲーム時代)、最低でもパーティで50~(宣戦後)
属性:?
容姿:丸々と太った犬っころ
登場:2章~
 
羊食いの森のボス。部下のアタシプロウと一緒に仕掛けてくる群れ型のボスで、素早さと攻撃力に優れている。
…のはゲーム時代の話。リポップする間隔だけを短くして不完全な復活にしたり*16、リポップするモンスターの種類を弄って自分と同じ種族のモンスターしか現れないようにしてしまったり、自分の体の成長限界を外した上で共食い、獲物の独占、運動不足を重ねたせいで周りの木々に挟まってスタックするほど太ってしまったりと頭が残念なボス。
とはいえ枷を外しただけあって強くなっており、火力はレベル50のパーティボスクラスまで上昇、更に瞬時に最高速まで加速する強化魔法を使用するようになっている。が、所詮残念ボス、エオナ絶殺陣による脂肪燃焼(物理)ダイエットで心をへし折られた後封印された。燃焼系♪燃焼系♪エオナ式♪
 
「モウ痛イノハ、ヤダアアアアアァァァァァ!!」
 
3章ではスリサズの名を与えられ騎乗用の飼い犬狼になっている。

ワンオバトー

「我ガ名ハわんおばとー。サア、我トノ決闘ヲ受ケテ貰オウカ」
適正レベル:50以下
属性:?
容姿:身長が3メートル近い全身を金属の鎧で覆われた大男
登場:2章~

ファシナティオの配下のボスの内の一体。 
フルムス内のとあるクエスト出てくる1対1の戦い――《決闘》*17を強要してくるボス。右手には両刃の大きな剣が握られ、左手ではその巨体を半分以上隠せる大きさを持った金属の盾を持っている。ヤルダバオト信仰には力に飢えて手を出したらしい。
ファシナティオにエオナの危険性を認識してもらうため、グレジハト村戦線にて複製体含め三体でエオナを足止めしにかかるという忠臣ぶりを発揮するものの、究極封印結界魔法と番外概念封印魔法のコンボであっさり封印された。しかもファシナティオは全く学んでないという封印され損。
 
3章ではエオナに能力(《決闘》)を貸す代わりにエオナガルドの監獄区で比較的自由に過ごしている。

皆識りの魔骸王メンシオス

「何を下らない真似をしている。魔人王ファシナティオ」
推奨レベル:レイドで70~80(ゲーム時代)*18、レイドで90(宣戦後)
属性:陰
容姿:黒い外套と蘇芳色の気を纏った、身長3メートル近い黄金色の骸骨
登場:2章
 
ゲーム時代はフルムスから少し離れた場所にある高難易度ダンジョン、《月下の墳墓》の最深部に居たアンデッド系の高位レイドボス。多種多様な特殊攻撃を持ち、攻防共に隙が少ない万能型。現実化してからは信仰を磨り潰す『黒い霧』、『満月の相』と『新月の相』を組合せ昇華した『日食の相』を開発した他、あらゆる知識を治めた。
《月下の墳墓》自体が研究に向かない環境だったため*19、現実化に伴いフルムスの一角を自分の研究所として改造・移住した。ヤルダバオトとの関係は「信仰ではなく商売であり、偶々波長が合って、偶々協力関係を結んだに過ぎない」とのこと。
 
元ルナリド神官で、禁忌に触れる研究をしていたことからルナリド信仰を失くし、代わりにヤルダバオト信仰に目覚めた元人間。ヤルダバオト神官となったが故にメンシオスは他の神官たちによって殺されるが、禁忌の術を既に修めていたメンシオスは殺しても殺しても復活する。故にルナリド様を筆頭に、スィルローゼ様を含む複数の神々の力を借りた当時の神官たちによって月下の墳墓に封印された、と言うのがゲーム時代の設定なのだが…


「問題は何故吾輩が禁忌の術を修めようと思ったのか。本来ならば吾輩の根幹を為すであろう部分が吾輩の記憶の中から抜け落ちている点だ。貴様等はこの質問に答えられるか?」
 
"皆識り"の名を冠するメンシオスは気付いた。己の起源が己の記憶から抜け落ちていることに。いくら制限の枷を外せど一向に補われない事に。―――己の化け物と成り果てるより前の過去がそもそも存在しない(設定されていない)ことに。
故に、知識の相続者、気まぐれに助けられた者、己を終わらせる手段、圧倒的な強者であったと言う記憶と記録、その他色々な物を確立させた。―――己という存在を世界の記憶に刻むために。
 
「では、さらばだ。吾輩の爪痕が残る世界を貴様らが守ることを期待している」
 
そうして死闘の果てにエオナガルドの監獄区に封印されたメンシオスに魂と精神はなく、あるのは信仰を磨り潰す黒い霧で満たされた黄金色の遺骸だけであった。
 

魔人王ファシナティオ

「それが!片腕だけで済んで!生きて帰ってくる!?それじゃあまるで!アイツに背を向けた妾が!アンタより!格が劣るみたいじゃないの!!」
レベル:90
属性:?
容姿:長く伸ばされた銀色の髪に、血のように赤い目、作り物めいた顔、少女と言って差し支えの無い身長と不釣り合いな大きさの胸、煽情的と言うよりも下品と言った方が正しいような露出度の高い服装を身に着けた小柄な女
登場:2章
 
ヤルダバオト神官となったことによりリポップしたファシナティオ。主武装は杖とミナモツキ。
魔法と物理両面で魅了・洗脳をバラ撒き、条件付きのパッシブで攻撃を他人になすりつける位置交換能力*20を得たものの、それを有効に使えない辺り…お察し下さい。
 
性格は一切変わっておらず行動はミナモツキを得たことで悪化した。具体的にいうと、
・魔骸王に待てと言われたにもかかわらず、戦力の整わない内に完全に私怨でグレジハト村襲撃を決行。しかもかなり醜い嫉妬を伴って。
・部下の献身も忠言も踏みにじる。それどころか少しでも気に入らない事があれば怒る。
・プライドがとにかく高く、自分以外の人間は全て自分の為に居ると思っている。
・フルムス中の食べ物と財産を自分の物としてかき集めると、自分と自分の周囲の者はあらゆる享楽に興じ、自分に反対する者とフルムスから逃げ出そうとした者の大半を殺し、殺さなかった一部には死以上の苦痛を与える超暴君。
この結果フルムスはファシナティオとその周囲の者にとっては楽園であっても、それ以外の者にとっては地獄と化した。


銀鏡宮を破られヤルダバオトにすら見限られたファシナティオは世界の脅威に認定され、大逆を成しても一向に反省しない所から情状酌量の余地絶無と見なされた。故に七大神直々に両目・舌・右腕・左腕・両足・胴・顔のそれぞれに苦痛を与え続ける形で封印を施され、その封印ごと番外概念封印魔法でエオナですら知覚できない領域に封印された。

銀鏡宮・皆惑わしの魔人王ファシナティオ

「rlbqwszcsdwsqcsdwsq!!」
容姿:全身の皮膚が銀色の鏡張りになり、目鼻に穴がなく凹凸だけで頭から人間のパーツを刻んでくっつけた髪の毛を生やし、不気味に脈打つ血のような色の衣を身に着けた、身長30メートルを超すであろう悍ましい巨人
登場:2章
 
他者のヤルダバオト信仰をミナモツキの能力で増幅した上で己に取り込んだ結果、ファシナティオが成り果てた化け物。SAN値チェックが必要になるレベルの悍ましい姿をしている。鏡張りの皮膚には単純な攻撃は通じないどころか反射する上、叫び声一つで都市を崩壊させられる*21ほどの力を持つ。
その内部は『己の欲を満たす為に相手を貪り、食い合い、一方的な快楽を得るだけの世界』『ファシナティオが理想とする、ファシナティオだけが愛され、他の者全てが虐げられる世界』『悪と叛乱の神ヤルダバオトも、ヤルダバオトに対する信仰すらも、己の欲を満たすための道具に過ぎないと断じる壊れた世界』となっており、負の想念が際限なく生み出される地獄と化している。
 
この内部世界の王は脳たるファシナティオであるが、維持しているのは心臓たるミナモツキのため、エオナが体内からミナモツキを引きずりだしただけで鏡張りの皮膚の反射能力は失われ、その肉体は崩壊した。

銀色仮面

レベル:?
属性:?
容姿:頭は銀色の覆面で覆い、防具は銀色のパンツ一枚だけと言う、極めて変態的な装束の集団
登場:2章
 
ファシナティオの手下MOB軍団。視界にも収めたくない位には格好と足取りが気持ち悪い。

スオベア・ドン

レベル:?
属性:陰・金
容姿:巨大な蘇芳色の毛を持つ熊のモンスター
登場:2章~
 
ファシナティオの配下のボスの内の一体。同レベルのボスに比べれば高めな基礎ステータスを有しており、属性相性込みとは言え圧倒的に格上であるエオナの攻撃に一撃は耐えられる。
周囲との連係でレイドボス(エオナ)相手にメインタンクとして防衛戦線を維持していたが、無能な上司(ファシナティオ)余計なこと(連係を崩す強制命令)をしたせいで生じた隙を突かれ封印された。敵味方サイドが逆転してるって?気にすんな
 
3章ではアユシの名を与えられ、時々眷属として使われている。

コヤシフク男爵

レベル:?
属性:?
容姿:太った悪徳貴族
登場:2章
 
ファシナティオの配下のボスの内の一体。フルムスの悪徳貴族捕縛クエストのボスで毒塗りの短剣による攻撃がメイン。
遥かに格上のレイドボス(エオナ)相手に作戦を立て、周囲との連係を密にすることで防衛戦線を維持していたが、無能な上司(ファシナティオ)余計なこと(連係を崩す強制命令)をしたせいで宣戦が崩壊、無能な上司(ファシナティオ)を追跡するレイドボス(エオナ)に蹴り転がされ血塗れボンレスハム状態に。最期は乱入してきたメンシオスの影属性魔法で全身を滅多刺しにされた上で、魂を侵食し信仰を磨り潰す黒い霧を纏った剣をくらって激痛に苛まれながら絶命、世界から消失した。設定上悪徳を成したとはいえ、ファシナティオに対しては忠臣でありマトモな悪役だった彼の最期がこれとは…ある意味一番の不憫枠。

万産界・皆産みの魔鬼王ラス・イコメク

パッシブ能力として周辺の生命体から生命力を奪い取って、自分の力に変える力を持っている。
元ネタは保食神(ウケモチノカミ)

現地人

シヤドー

信仰:陰と黄泉の神ルナリド
容姿:若い男性神官
登場:1章
 
ロズヴァレ村の七大神神殿に居る元NPCの男性神官。ジャック・ジャックの教導係。

シー・マコトリス

「とまあ、フルムスの様子はこんな感じっすね。あれは暫く近づけないっすねぇ」
レベル:?(一般NPCより遥かに高い)
信仰:誠と商売の神シンセップ(神官)
容姿:栗毛色の髪の毛の女性
登場:1章・3章
 
マコトリス行商商会の十女。護衛のシヨンと共にロズヴァレ村に訪れた。主武装は弓*22
行商人であるが一般のNPCとは違い辺境の村まで一人で行商に行けるほど戦闘能力も高い*23
訓練されたOWS読者なら特徴的な口調と名前から察したと思われるが、いつもの三人組の内、栗鼠の同位体関係者である。

茨様

『まったく、初めから忠実なる信徒にして守護者として作られた私に対して君は自由なる意思を持つ人間だろう。なのに何故、ここまで頑ななのやら……』
登場:1章
 
茨と封印の神スィルローゼの祠周囲を覆っている茨。スィルローゼの忠実なる信徒にして守護者。
千年封印薔薇はこの者が千年に一度咲かす薔薇であり、入手するにはほぼ1000年分成長を加速させる必要があるため、その難度の高さから生産用レイドボスともいわれる*24

路地様

登場:2章
 
鏡と迷宮の神ミラビリスの神殿に続く迷宮の前の細い路地。ミラビリスの忠実なる信徒にして、来訪者に応じて迷宮の難易度を調整する役目を持つ聖域。
ミラビリスの教えに深く共感しているため、攻略不可能な迷宮を作るなどと疑われでもすると物凄く怒る*25

リービッヒ

信仰:鏡と迷宮の神ミラビリス
容姿:男性神官(詳細不明)
登場:2章
 
ミラビリス神殿に居る元NPCの男性神官。

アオーニ・オニノハ

「ただ、私たちが積極的に戦いに加わるのは難しいだろうな……どうしても武器が足りない」
レベル:?
信仰:?
容姿:青い髪、赤い目の男性
登場:2章
 
武器防具屋『オニノハ武具店』フルムス支店の店長。ミラビリス神殿に避難している。
訓練されたOWS読者なら名前から察したと思われるが、いつもの三人組の内、鬼の同位体関係者である。

ミナモツキ複製体

その名の通りミナモツキの能力で作られた複製体。あくまで世界の認識はミナモツキの能力による生成物なので、ミナモツキの封印と共に大部分がエオナガルドに連れて行かれた*26
エオナガルドで彼らが活動するのは、自己を確立することでミナモツキ(複製体)とは別の存在――オリジナルと世界から認識され、再び外の世界に出るためである。

シュピー=ミナモツキ

「ひ、ひうっ……逃げちゃダメ……逃げちゃダメなんだから……」
レベル:40未満
信仰:鏡と迷宮の神ミラビリス(メイン・神官)
   茨と封印の神スィルローゼ(神官)
   悪と叛乱の神ヤルダバオト(神官)
容姿:薄い水色の髪に銀色の目をした少女
登場:2章~
 
シュピーというプレイヤーの複製体。ファシナティオに本体を人質にとられており、道具の如く扱われていた。主武装はレイピア。
ファシナティオに忠誠を誓っておらず、悪心と言うものをまるで抱いていない。ミナモツキの能力と仕様からするとバグとしか言いようのない個体。
本体と違って気が弱く天然気味でやや思考能力が劣るものの、一本芯が通っているのは共通。シュピーの可愛い方。

GtS(ゴトス)

「そんなわけで諦めるのさ。それにまあ……アンタの口ぶりから察するにそう言う事っぽいしな。今後もよろしく頼むわ」
レベル:90
信仰:陽と生命の神サンライ(メイン・御使い?)
容姿:全身を金属鎧で包み込み、巨大な盾を持った男性
登場:2章~
 
GtHというプレイヤーの複製体。陽と生命の神サンライの魔法を織り交ぜたメインタンクとしての戦い方をする。カンスト勢の複製体だけあって実力は本物であり、信仰値が低下してしまってフュンフまでしか使えなくとも周りの高レベルプレイヤーの複製体と連係してエオナ相手に善戦した。
オリジナルの名前の由来がGo to HeavenまたはGo to Hell、或いはその両方だったためか、Go to Seal略してGtSと自ら名乗った、がエオナはその辺りの機微を察せずゴトス呼びしたため微妙そうな雰囲気になった。
なお、オリジナルはビッケンの知り合いらしい。
第4章にてエオナガルドの外に出る事が出来るようになった。

その他

・キャッサバ=ミナモツキ
斧を武器とする少女。
・ファロファ=ミナモツキ
後衛タイプの金髪の少女。
・リナマリン=ミナモツキ
金属で出来た棒を武器とする少女。


*1 厳密には一方的に代行者にされただけで進んで信仰している訳ではない
*2 虹彩は薔薇の花を思わせる模様がある
*3 リアル>アバター≧女子の平均
*4 一般プレイヤーは程度に差はあれど恐慌状態になっている
*5 御使いモードで悦楽を感じて絶頂、魔法教室で少年少女に萌える
*6 着ているドレス等の扱いはぞんざい、羞恥心はあんまりない
*7 染まり過ぎて『真の称賛は、部屋の窓から見えているような平和な光景……互いに朝の挨拶を交わし、今日も一日復興の為に頑張ろうと笑顔で励まし合っているような光景であり、人を統べる立場の方からの言葉も悪くはないが優先度は少々低い』とか考えてる。悪属性…?
*8 貶したプレイヤーを含むPC、NPC合わせて1万の軍勢をたった一人で足止めし戦略的敗北へ追い込んだ
*9 なおヤルダバオトは叛乱を好むのでむしろ余計に気に入られている
*10 命名は皆識りの魔骸王メンシオス
*11 俗にアイドル構成と呼ばれている歌と偶像の神と舞と交友の神の組み合わせを信仰するプレイヤー。それぞれの神の魔法が超広域かつ敵味方を判別して行われるバフデバフであるため、都市間模擬戦争のようなレイドを超える様な数のプレイヤーが動く戦場では一人は欲しいとされる
*12 ジャックのレベルから推定
*13 まあ極低確率でドロップする一冊のスキルブックの為に時にはRTA、時には普段使わないような魔法の組み合わせの試し打ち相手、時には低等級の攻撃縛りでなぶり殺し、またある時は継続ダメージだけなら何分で死ぬかなど色々試されつつ、物欲センサーに引っ掛かった鬱憤を晴らすように一方的に殺され続ければ誰でもキレる
*14 スィルローゼの魔法は大半が木属性で金属性に弱いためエオナに有効
*15 マラシアカと同格とのこと
*16 部下たちを底なしの飢餓地獄に落としてしまっている
*17 効果中は補助魔法を含めて、外部への干渉も外部からの干渉も受け付けない
*18 相応の準備と作戦を練って挑まなければ、レベル90の廃人プレイヤー集団であっても返り討ちに会う事があるレベル
*19 夜間しか出現しない上に、罠が豊富で、マップ構造も複雑、敵の強さも相応の物。おまけに内部で独立して存在する月齢に応じて、内部構造とダンジョン全体にかかるバフデバフが変化する
*20 ファシナティオの屋敷の中限定かつ相手もヤルダバオト神官であることが条件。攻撃を受けた時に自動で発動する代わりに、自発的な使用が不可能
*21 声を聞くか、姿を見たものを魅了して、魅了された者に自分と同化するように命令。魅了された者はその命令を果たすべく、ヤルダバオト信仰に目覚めさせられた上で自殺。死んだ者はファシナティオだった者の中でリポップし、肉体も精神も、魂と信仰すらも全て食われ、ファシナティオだった者に利用される
*22 矢は信仰魔法で生成
*23 これはマコトリス行商協会の十人兄弟全員に通ずる
*24 実際エオナが初めてこの茨を成長させた時は木属性主体のプレイヤー20人ほどで挑んで、皆がへばり切った頃になってようやく薔薇が咲いた
*25 ミラビリスの教えでは絶対に攻略できない迷宮は迷宮ではなく、ただの理不尽の集合体でしかないため許容できない
*26 一部は封印されることを拒み自死した