韓国のブルーアーカイブユーザーにとってすらほぼ観測範囲外
著者にとってもおそらく遠い過去
著者 양주영 当時20歳
原題 『세이어스 켈딘』*1
前置き
- 2002年出版のファンタジー小説、全3巻 たぶん出自としてウェブ小説系*2
- インターネット上の在庫は完全に死滅している おそらくとうに絶版済み*3
- 以下の和訳は通販サイトのサンプル(冒頭十数ページの試し読み)が底本 マナー的には微妙なラインだがまあきっと許してもらえるだろう
- 機械翻訳
⇨ある程度強めの日日翻訳
⇨怪しい箇所のみ原文確認 - 3巻の本文は逐語訳していない
Wiki内他ページと異なり、原文/訳文の比較目的ではないため- にぎゆきのように丸ごと弄ってはいないが、助詞・代名詞レベルではそれなりに短く刈り込んだ
通常の韓→日翻訳と同程度くらいに思いねえ - 自分の目で原文チェックしたい人は↑リンク先の「미리보기」ボタンから確認できる
- にぎゆきのように丸ごと弄ってはいないが、助詞・代名詞レベルではそれなりに短く刈り込んだ
- Wiki側で二箇所だけ太字にしている
原文は文字装飾を用いていない
Wikiとして傍線書き込んだと思ってほしい - 原文は改行のみ行いまとまった段落は用いていない ↓では適宜空行を挟んだ
第1巻冒頭の和訳
本文
그토록 놀라워라.
세계가 아직 무르고 까마득한 나락일 때
나락 속에서 피어오른 안개는 불과 만나고
안개와 불은 물이 되고 물은 얼음이 되고
얼음은 생명의 열매가 되어
태고 거인은 스스로를 잉태한다.
然ても驚嘆なり。
世界がまだ脆く朧気な奈落たりし時
奈落の中で立ち上りし霧は火と触れ合い
霧と火は水となり水は氷となり
氷は生命の果実となり
太古の巨人は自らを孕胎す。
그토록 잔인하여라.
신들의 열망은 하늘이 열리기 전부터
세상은 태고 거인의 살해로 시작되었으니
대지에 흙이 차오르기 전
첫 번째 나무가 뿌리를 내리기 전부터
그들의 열망은 세상을 뒤덮었다.
然ても残忍なり。
神々の熱望は天が開く前より
世界は太古の巨人の殺害にて始作せしゆえ
大地に土が満ちし前
原初の樹が根を張りし前より
彼らの熱望は世界を覆いけり。
그토록 속절없어라.
그들은 스스로를 위해 검을 들었지만
어느 순간 떠나가 버리고
망각과 거짓 속에서 우리는 춤을 추었다
태고 거인의 살해를 보았고
거인들의 멸망을 보았고
우리는 홀로 선 신의 죽음을 보았다.
然ても無力なり。
彼らは自らがため剣を取りしも
何れの瞬間にか去りさりて
忘却と虚仮の中にて我らは舞い踊れり
太古の巨人の殺害を見たり
巨人どもの滅亡を見たり
我らは独り立つ神の死を見たり。
이 모든 죄악을 위해 다가올
그들의 황혼을 기다리며
신들의 황혼을 기다리며.
此の総ての罪悪がため迫り来る
彼々の黄昏を待ち乍ら
神々の黄昏を待ち乍ら。
―북구 에디(edda) 중 일부―
――北欧エッダ(edda)中の一部*4――
"어느 날 18,000년간의 봉인에서 나는 풀려났다."
「ある日18000年間の封印から私は解き放たれた。」
↑翻訳方針と補注
誠実な直訳
- 様々なページに繰り返し書かれている念押しの繰り返し
- 詩文を直訳したところで音韻のリズムは失われている。
あなたが今読んだのは訳文であって原詩ではない- このWikiにはそれほど書いた覚えがない念押し
- 特に「音韻が失われ意味内容を転写しているだけの詩の訳文」にはほとんど文学的意味が無い*5。
水に戻したスルメイカのようなもの
参考止まり
- 始作
- 日本では使われていない漢字語の熟語/このWikiでも他の箇所は全て「始まる/始める」と開いているが、ここでは残した
- 孕胎
- 日本語では胎孕
- 속절없어라 無力なり
- 虚しき、儚しあたりで訳した方がブロック内の対応は良くなる
他の聯と一定程度リズムが揃う訳語として選択
- 떠나가 버리고 ttonaga borigo*6
- 「去ってしまって」→去りさりて
ここのみ文語詩調を前提としたリズム優先の訳
第3巻冒頭の和訳
本文
||幸運が宿る男
エルフィンが相手にする男は黒髪、痩せた体つきだった。彼は「ようこそ」といった言葉は口にせず、黙ってエルフィンを見守っていた。
エルフィンがおずおずと席に座ると、静かに待っていた相手が動いた。彼は立ち上がってテーブルに置かれたカードを掴み、すぐにシャッフルを始めた。すなわちゲーム開始だ。言葉は不要ということなのか?
「賽子とは魅力的なものだ」
男がエルフィンにカードを投げ渡しながら、突然そんな事を言った。エルフィンは怪訝な顔をしたが、男は反応を気にせず続けた。
「正六面体になっていて、各面に数字*8が描かれている。これは誰もが知っている事実だ。しかし、投げるとなれば誰も出る目を予測できない。誰に未来が分かるだろうか?」
彼はカードの束をテーブルに置き、今度はサイコロを持ち上げた。彼の鋭い視線は立方体の木片に突き刺さった。まるでサイコロの内側を覗いているかのような行動だった。
「この箱の中には数多くの偶然が集約されている。そして数多くの人々の歓びと憤怒が込められている。ある人はここにピーナッツキャンディーを賭けただろうし、ある人はここに命を賭けただろう。君の考えはどうだ?」
エルフィンは答えず、代わりに慎重な手振りで自分の前に置かれたカードを裏返した。フェンサリル。女神フリッグが住まう〈沼地の邸宅〉を象徴するカードを見て、エルフィンは息を飲んだ。あのカードがこのゲームの鍵となる。すべての組み合わせの基本となるベースカード。
男は無視に腹を立てなかった。代わりに大したことではないかのように自分のカードを裏返した。ミョルニル。雷と稲妻のトールが使う槌が現れ、男は表情一つ変えなかった。
「だから、賽子を使った賭博はさらに魅力的になる。自分の財産を不確かな偶然に委ねてしまうのだからな。失うかもしれないし、得るかもしれない。しかし、そこに人間の能力が介入できない事実は変わらない。悲しいことだよ。だから人々は、偶に特別な何かを望んだりする」
「……幸運」
エルフィンが口を開いた。男は二枚目のカードを渡しながら言葉を続けた。
「そうだ。偶にではない、ほとんどの場合そうだ。まったく先の見えないことに金を賭け、自分が勝つことを願うのだ。賭博はみなそうだが、このシェイドは人間の能力の介入がかなり難しいゲームだ。ギャンブルの戦略と戦術? シェイドにはカードの運と賽子の運が同時に必要だ。戦略と戦術も、ここまで来るとあろうとなかろうと変わりはしない」
エルフィンは受け取ったカードを軽く裏返した。何かの絵がちらっと目に入ったものの、私が見定める前にエルフィンはカードを伏せてしまった。何だったかな? 赤い絵だったんだが。気になってたまらないという表情を浮かべると*9、ミレンがひっそりと教えてくれた。
「ブリーシンガメンだよ。運がいいよね?」
〈炎の首飾り〉ブリーシンガメンはフレイヤの聖物だったが、彼女からフリッグに贈られた。そしてシェイドにフレイヤは登場しないから、フリッグの物と捉えてよい。つまり、エルフィンは最初からフリッグのカードを二枚も持っていることになる。幸先がいい。カードがそれぞれ二枚ずつ配られ、ゲームはまさに始まろうとしている。エルフィンはベースにフェンサリルを、相手はミョルニルを置いて、こちら側の伏せカードはブリーシンガメンだ。相手の伏せカードは分からないが、こちら側ほど良いはずはない。
「優先権*10。振りたまえ」
テーブルに置かれていた二つのサイコロのうち一つをエルフィンに渡し、残りの一つを自分が握ったあと、何と言う間もなく男はサイコロを転がした。
エルフィンはまだ振ってもいないのに、男のサイコロは5を示した。ミレンがささやいた。
「勝った」
私は不思議そうな目で彼女を見たが、自信満々な表情からすぐに意味が分かった。 エルフィンが投げれば、確実に6が出る……。
エルフィンに緊張した様子はなかった。自分が何を投げるか知っている者らしい落ち着いた顔だったが、それでも眼前にいる相手の男よりは真剣さがにじみ出ていた。あの男は本当に「何が出ても構わない」と言いたげな態度だ。サイコロが宙を舞い、男はエルフィンの出目を見て嘆声を上げた。
「6だな。相当な偶然じゃないか? 私が5を出した時、勝利の確率は私にあった。しかし、君の幸運はそれさえも台無しにしてしまう。これがまさに偶然というものの悪戯だ。だから賽子遊びはいっそう面白くなる」
口数の多いおじさんだ。しかし、エルフィンはその言葉に答えたりはしなかった。カードを一枚取りながら――優先権ロールで勝ったから先に持っていくのだ――通りすがったような言い方で答えた。
「偶然と幸運は同じ意味ではありません」
「そうかもしれない。だが幸運に『必ず』という言葉はあり得ない。その昔神々が住んでいた場所ではあり得たかもしれないが、ここでは違う。ここには人間の運命を操る神などいない」
「神ならここにいます」
エルフィンはさっき引いたカードを取り出した。フリッグ。地母の女神をベースカードたるフェンサリルの左方に付け、エルフィンは何ともないかのように言葉を続けた。
「500+300点。ボーナス300点。1100点ですかね? ダイスは投げません」
えっ。何がどうなった? フリッグまで出たんだ。なら、エルフィンのカードはフリッグ、フリッグの邸宅、フリッグのネックレス。 この三つだ。どれもペアになるカード。三組のペアという、なかなかすごい手を最初から握っている。じゃあなぜサイコロを投げない? 疑問をミレンに伝えると、ミレンがささやいた。
「今、三つのペアになるカードを持ってるよね。カードが3枚集まった時に投げる方が有利でしょ? エルフィンは絶対に『6-6』を振れるから」
ううん、なるほど? 素点をもっと増やしてサイコロを振るってことか。男は紙に1100点と書き込み、自分のカードを手に取った。
「その通り。神々はただカードゲームを飾る存在に過ぎない。運命という巨大な車輪は彼らが去る時に一緒に引きずり出され、したがって我々は偶然や幸運に何も責任を負うことがない。いや、責任を負えないから偶然と呼ばれるのだろうか? どちらでも構わないがね」
彼はそう言い、カードを掲げて見せた。それは雷の槌のトール、ミョルニルとペアになるカードだった。男は無表情にカードをミョルニルのそばに並べた。ちょっと待て、どうした事だ。彼も組み合わせ可能なカードを持っていたのか? そして彼はサイコロを持ち上げた。
「まるでこの賽子のようなものだ。 ここで私にマイナス6倍が出たとして、誰のせいにできるだろうか? プラス6倍が出たとして、誰に感謝する必要があるだろうか? 誰のせいでもない。この偶然の責任を負う者は誰もいない。神がいたなら、神に感謝したり呪いを掛けたりできただろう。しかし神はいない」
「難しい言葉ですね」
ころころ。サイコロがテーブルに落ち、数字は《1-2》を指した。えーと、つまり……マ、マイナス2倍だ! しかし、ただ事では済まない。トールとミョルニルの組み合わせは、シェイドで最も強い組み合わせの一つだ。カード2枚で1800点、マイナス2倍となると-3600点になってしまう。これだけですさまじい打撃だ。私はその男の顔にひどい狼狽が浮かぶのを期待したが、男は依然として淡々とした表情だった。むしろ面白そうな笑みまで浮かべた。彼は肩をすくめた。
「誰の責任でもないんだ」
続いて、少し当惑した様子のエルフィンがカードを手に取り、元々持っていたブリーシンガメンを2枚のカードに付けた。 カード3枚の組み合わせ――女神フリッグ、フリッグの邸宅、フリッグの首飾りがそれぞれつながった組み合わせは十分に相手を絶望へ陥らせるほどのものだったが、男は依然として無表情だった。ミレンがこっそり言った。
「気味の悪いやつ」
私も似たような考えだったので、返事の代わりに軽くうなずいた。彼の外見もそれほど印象を改善するわけではない。荒く長い黒髪に無造作に育ったあごひげが、良くない方に印象的だった。服は黒系のシャツだが、ボタンが二つ目まで外されて胸板が露わになり、足を組んで座る姿勢はかなり威圧的だった。髪から服まで全て黒ずくめで、まるで葬儀場に参加する人のようだった。もちろんあんな格好で葬儀に参列はできないだろうが。
彼は興味深そうな表情でエルフィンを見つめ、エルフィンは視線に少し負担を感じるような顔付きでサイコロを持ち上げた。エルフィンの番。エルフィンはサイコロを投げ、もちろんその目は《6-6》を示すだろう。
ミレンが空風を飲んだ*11。
「《3-5》か。幸運を期待して振ったなら、惜しい目だ」
エルフィンの顔がこわばり、ミレンの顔はゆがんだ。
《3-5》なら何も起こらない。ボーナスもペナルティもないが、ペナルティが出ないだけでも悪い出目とは言えない。それでもミレンがあんなに目に怒りを浮かべている理由は、エルフィンは《6-6》を投げることができたのに、そうしなかった点にある。
命令不服従は重大な罪だ。特に相手がミレンならなおさら。
なぜエルフィンがそんな恐ろしいことをしたのか分からないが、とにかく事態は緊迫していた。まあ、それでも勝っているのはエルフィンの方だが、雰囲気がってことだ。
エルフィンの額から冷や汗が流れ落ちる。-3600点と1100点、なんと4700点もリードしているのに、彼の表情は窮地に追い込まれた人のものだった。なぜあんなに緊張するのだろう?
エルフィンは再び息を飲み、カードを一枚引いた。はっきりと見える緑色の木、世界樹ユグドラシルのカードを握って
(残念ながら通販サイトの無料サンプルはここまで)
- なんで3巻だけ訳したの
- 相対的な個人的関心の問題
1巻の冒頭は『エッダ』の引用くらいしか触れたくなる点がなく、2巻の冒頭は特筆すべき内容を含んでいなかった 明らかに著者の得意ジャンルと異なる方向のバトルシーンに手を出していた- 対して3巻冒頭に描かれた内容は現代の著者へ通ずる片鱗が表れていた(ように見えた)
情報のお裾分け
- 対して3巻冒頭に描かれた内容は現代の著者へ通ずる片鱗が表れていた(ように見えた)
- 賽子/サイコロ/ダイス
- 原文はすべて주사위(固有語)
訳の側で勝手に分けた
以下、注釈
「2002年」
| 2001 | アメリカ同時多発テロ事件(9.11) |
| 2002 | ←ここ |
| 2004 | FGOの原作 (Fate/stay night) とある科学の超電磁砲の原作 (とある魔術の禁書目録) |
| 2007 | 初音ミク |
と並べれば分かりやすいだろうか?
日本においては今日的なオタク文化の前提がまだまだ出揃っていなかったくらいの時代
「ファンタジー小説」
韓国は2000年頃に今日の日本で言うなろう系みたいなジャンルのネット小説が流行していたらしい
- 「目的を果たせず主も力も失った状態で遥か未来に放り出された主人公の姿は、俺の考えた最強の主人公が無双するファンタジーに飽き飽きしている人には新鮮に映るだろう(要約)」といった感じの同時代レビューが『セイアス・ケルディン』に付いていた レビュー本文も今となっては貴重な史料であるため↓で転載している
商業ベースの話
おそらくまともに売れていない
[2024/09/11追記:同時代の]感想がほとんど現存しない、現物の在庫が中古ですらネットに残っていない、現地のWikiも名前以外言及していない=現代人が誰も内容にアクセスしていない/できていない
- [2024/09/11]打ち消し線を付した文について、とある理由から間違った分析と確定できたため丸ごと撤回。通常添えて然るべき撤回理由を添えられないが、どうか見なかったことにしてほしい。
結論自体に変化は無いが、打ち消しそのものの確度は極めて高い。意味深な書き方でモヤモヤするかもしれない、何を聞かれても返答できない。すまん。(管理人)
著者 양주영
お察しの通りカタカナ表記すればヤン・ジュヨン
後にisakusanの名でオタクたちの前に現れるオタクが20歳の頃に書いた小説となる
- 作家ヤン・ジュヨンは後に純文学方面に本気で進もうとした(そして挫折しフィールドをゲームシナリオに変えた)ようだが、『セイアス』は今日的に言えばライトノベル系
上記シーンの登場人物
語り手(ケイズ・ニードレット)
偽名にて活動中のセイアス・ケルディンさん
양주영 판타지 장편소설. 무기의 신 발칸이 만든 무기 세이어스 켈딘. 오딘에게 반기를 든 발칸이 무참히 죽은 뒤에도 발칸 최강의 병기, 스스로의 의식을 지닌 인간형 무기 세이어스 켈딘은 에인헤라드에 의해 18000년 동안 봉인된다. 그리고 어느날, 한 인물에 의해 깨어나는데... 주인을 잃은 분노로 미쳐버린 최종병기의 운명을 그린 판타지 소설.
ヤン・ジュヨンファンタジー長編小説。 武器の神ヴァルカンが作った武器、セイアス・ケルディン。オーディンに反旗を翻したヴァルカンが無残に死んだ後も、ヴァルカン最強の兵器、自らの意識を持った人間型兵器のセイアス・ケルディンは、エンヘラードによって18000年間封印される。そしてある日、とある人物によって目覚めるが……主人を失った怒りで狂ってしまった最終兵器の運命を描いたファンタジー小説。
プロフィール上は日本語一人称として私/僕/俺どれもあり得そうだったし個人的には僕がハマっていそうな気もした*12が、とりあえず私にしておいた
- ヴァルカン
- 要するにヘパイストス ギリシャ神話系の鍛冶神(ヴァルカンはローマ基準の英語読み)
- オーディン
- 言うまでもなく北欧神話系の神ってか主神
北欧神話のみを軸とする話にヘパイストスがしれっと混じっているのか、それとも設定として複数の神話系が衝突していたシナリオなのか、読めるサンプル・本文の範囲内だと不明
1巻冒頭(『エッダ』*13の引用→ケルディンの封印)ではペガサスやらワームやら明らかに非・北欧神話系のオブジェクトも登場していたが、上記引用シーンのギャンブル(シェイド)は現実の北欧神話に準拠している
ミレン
神代の兵器「ケルディン」を探し求め、それと知らずにケルディンさん本人と冒険しているトレジャーハンター
いわゆるヒロイン枠 おそらく18000年越しにケルディンを目覚めさせた人物でもある
エルフィン
3巻時点で加入・同行している仲間のようだ
現存する同時代レビューにて触れられておらず詳細不明
- あらすじ上該当しそうな名有りの人物はエンヘラードくらい*14だがまったく分からない
対戦相手の男
同様に不明ってかギャンブルやってる背景がまず分からん
同時代のユーザーレビュー
教保文庫(韓国の一番デカい老舗書店チェーン)のユーザーレビューより2件とも翻訳掛けて転載(ほぼ機械翻訳そのまま)
- 最大手の書店にてレビューが2件しか/1巻にしか付いていない事実はそのまま商業的な結果を示している
yes24(通販サイト)にも別のレビューがあったため同様に転載
こちらは3巻まで前提のレビュー
教保文庫 md******* | 2002-10-21 ★★★☆
이 판타지 '세이어스 켈딘'에 대해서는 호평도 혹평도 있으리라 생각한다. 확실히 군데 군데 보이는 미숙한 면들에 대해서 좀 더 기술적으로 매끄러운 글이 필요한 것이 사실이고, 그에 반하여 좋은 점들을 여기저기 발견할 수 있는 것도 사실이다. 그러나 굳이 평하라면 좋은 점들을 꼽고 싶은 것이 내 심정인 것이, 지금까지 나와오던 여타 판타지와는 몇 가지 다른 면을 보인다는 점이다.
기본적으로 굉장히 강한 인간이 나오고 (혹은 차츰 강해지는) 그 주인공을 중심으로 온갖 강한 적을 물리치는 내용이 최근의 판타지이고 또 그런 류의 판타지가 많은 독자에게 잘 먹히며 인기또한 있고 재미있다는 것이 평이기 때문에 그런 판타지들이 많이 나오는 게 사실이다.
반면 세이어스 켈딘은 굉장히 강했던 어떤 무기가 인간적 정서적인 상처와 동시에 모든 힘을 봉인당하고 완전히 무기력해진다. 그 가운데 활기 넘치는 트레져헌터인 여자와 어울려 다니는 모험담이다. 모든 것을 잃고 삶의 허무함에서 새로이 얻게되는 새 삶. 과거의 전쟁에서의 내용과 비껴그려지면서 나타나는 성격의 변화와 그런 주인공의 삶의 자세는 우리의 현재 삶에 대한 태도를 다시 한번 생각하게 한다. 그런 깊은 생각을 하게 하면서도 서정적이고 순수한 배경 묘사와 주인공들의 소박한 모습들이 끊임없는 웃음을 자아내는 것이 이 소설의 특징이다. 절대 밝지 않은 과거와 밝지 않은 스토리인데도 마치 시끌벅적한 에니메이션을 보는 듯한 느낌을 주는 것이다. 그리고 한 챕터마다 오밀조밀하지만 즐거운 스토리와 절정으로 치닫는 풍경묘사의 웅장함이 깊은 매력과 아름다움으로 다가오는 소설이다.
만약 매번 나오는 강하고 예쁜 미소년 주인공이 적들을 싸그리 다 죽이고 끝나는 판타지에 약간 싫증이 났다면, 이 소설을 읽어보는 것은 무척 추천할 만한 일이다.
このファンタジー「セイアス・ケルディン」については好評も酷評もあると思う。 確かに所々に見える未熟な面に対して、もう少し技術的に滑らかな文が必要なのが事実であり*15、それに反して良い点をあちこち発見できるのも事実だ。しかし、あえて評するなら良い点を挙げたい私の信条*16として挙げられるのが、今まで出てきた他のファンタジーとはいくつかの異なる面を見せるという点だ。
基本的に非常に強い人間が出てきて(あるいは次第に強くなる)、その主人公を中心にあらゆる強い敵を退ける内容が最近のファンタジーであり、またそのようなファンタジーが多くの読者によく受け入れられ、人気もあって面白いという評価となるため、そのようなファンタジーが多く出てくるのが事実だ。
反面、『セイアス・ケルディン』は非常に強かったとある武器が人間的・情緒的な傷と同時にすべての力を封印され、完全に無気力になる*17。そうした中で活気あふれるトレジャーハンターの女性と一緒に歩く冒険談だ。すべてを失い、人生の虚しさから新たに得られる新しい人生。過去の戦争で描かれる内容*18と正反対になって現れる性格の変化、そのような主人公の人生の姿勢は、私たちの現在の人生に対する態度をもう一度考えさせる。そのような深い考えをさせながらも、叙情的で純粋な背景描写と主人公たちの素朴な姿が絶えず笑いを誘うのがこの小説の特徴だ。 決して明るくない過去と明るくないストーリーなのに、まるでにぎやかなアニメーションを見ているような感じを与えるのだ。 そして、一つのチャプター単位では細かいが、楽しいストーリーとクライマックスに突き進む風景描写の雄大さが、深い魅力と美しさで近づいてくる小説だ。
もしも「強くてきれいな美少年の主人公が、敵を皆殺しにして終わる毎度のファンタジー」に少し飽き飽きしているなら、この小説を読んでみるのは非常にお勧めだ。
「文体は未熟だし売れ筋の方向性ではないけど、アイデアは光るものがあるし登場人物同士のやり取りはいい感じだし布石の打ち方は上手いね」が要約となる
isakusan自身の言葉を借りるなら後年のプロットの世界への「亡命」により、上手い具合に自身の強みだけ抽出することに成功したのだろう
教保文庫 jn*** | 2002-09-06 ★★★☆
세이어스 켈딘은 북유럽 신화를 배경으로 하고 있지만 지극히 평범한. 현세와 다를 것 없는 세계에서 벌어지는 트레이저 헌터의 모험담이다. 정겹고 즐거운 주인공들의 소박하고 평범한 이야기들은 순수한 동화를 읽는 듯한 느낌을 안겨준다.
세이어스 켈딘은 다르다. 이전까지의 다른 판타지 소설들과는 다르다.. 현실의 주인공이 어떠한 계기를 통해 판타지의 세계로 떨어지게 되어 강한 능력을 얻게 되고, 모험의 과정을 거친다. 이것이 바로 대부분의 퓨전판타지의 공식이라고 할만한 플롯과 스토리라인이다. 많은 유명작품들에서 이런 공식들을 접해보았을 것이다. 세이어스 켈딘은 이런 플롯과 정반대의 뼈대를 가지고 있다. 에고 웨폰 켈딘은 판타지 세계에서 리얼 월드로 오게 되며 예전에 가지고 있던 대부분의 힘을 잃고, 평범한 인간으로서 살아가게 된다.
과거 북구 신화 신들의 세계.. 발칸의 무기로 만들어져 라그나로크 때 활약한 켈딘. 주인을 잃고 라이벌 에인헤라드에게 봉인되어 만년도 넘는 시간을 거쳐 깨어나게 된다.. 그가 깨어난 시간은 신들이 사라진 극히 평범한 세계. 그때 느끼는 그의 충격과 허탈감은 이루말할 수 없다.
신들의 전쟁때 사용되었다고 전해지는 무기 켈딘을 찾아내려는 트레이저 헌터 미렌과 케이즈 니들렛으로 이름을 바꾼 주인공 켈딘의 순수하고 소박한 모험담을 모두에게 권하고 싶다.
『セイアス・ケルディン』は北欧神話を背景にしているが、ごく平凡な…現世と変わらない世界で繰り広げられるトレジャーハンターの冒険談だ。親しみやすくて楽しい主人公たちの素朴で平凡*19な物語は、純粋な童話を読んでいるような感じを与える。
『セイアス・ケルディン』は違う。これまでの他のファンタジー小説とは違う……
「現実の主人公があるきっかけを通じてファンタジーの世界に落ちることになり、強い能力を得ることになり、冒険の過程を経る」。これがまさにほとんどのフュージョンファンタジーの公式と言えるプロットとストーリーラインだ。 多くの有名作品でこのような公式に接したことがあるだろう。
(訳注:韓国のウェブ小説畑は2002年の時点で異世界転移モノに溢れていたようだ)
『セイアス・ケルディン』は、このようなプロットとは正反対の骨組みを持っている。 エゴ・ウェポン・ケルディンはファンタジー世界からリアルワールドに来るようになり、以前持っていたほとんどの力を失い、平凡な人間として生きていくことになる。
過去の北欧神話の神々の世界…ヴァルカンの武器として作られ,ラグナロクの時に活躍したケルディン。主を失いライバルのエンヘラードに封印され、万年も過ぎ去り、目覚める…彼が目覚めた時間は神々が消えたごく平凡な世界。その時に感じる彼の衝撃と虚脱感は言葉では言い表せない。
神々の戦争の時に使われたと伝えられる武器「ケルディン」を見つけようとするトレジャーハンターのミレンと、ケーズ・ニードレットに名前を変えた主人公ケルディンの純粋で素朴な冒険談を皆にお勧めしたい。
- あなたがあらすじを丁寧に書いてくれたおかげで20年以上後の人々が助かってるぞ
yes24 h***e | 2003.06.16 7/10点
제목을 뭐라고 하기가 참 애매하군... 요새 자음과 모음에서 책을 예쁘게 내고 있다. 이 책도, 책 겉이 깔끔해서 무심코 집어든 책의 하나였다.(그리고 책값을 보곤 경악했지만. 허억, 8천원이라니!) 나온 데까지 1,2권을 다 읽긴 했지만, 딱히 뒤가 계속 읽고 싶은 책은 아니었다. 그래도 1권에서 끝내지 않은 것은 이 책에 흥미로운 요소가 분명 있었기 때문이었다. 일단 내가 꽤 좋아하는 소재 중 하나인, '힘을 억제당한, 비밀의 주인공'. 게다가 1인칭 시점이라 주인공의 외모에 대해서는 잘 나오진 않지만 보아하니 여리게 생긴 미소년이다. (우훗) 그 주인공이 앞으로 어떻게 봉인된 힘을 되찾을 것인가, 그리고 변해버린 세상에 어떻게 적응할 것인가... 유서깊은 스토리이고, 매력적인 요소이기도 하다. 그래서 부지런히 읽은 것이고... 그러나, 몇몇 특이한 요소가 있고(카드 놀이 부분 등) 작가가 노력한 흔적이 엿보이긴 하지만, 역시 아직은 미숙하다는 느낌. 너무 사건 위주로 나열되어 있고 그것이 너무 휙휙 지나가는 느낌이다. 개연성이 부족하달까. 여주인공이 남주인공을 낚아가는 것까진 그렇다 쳐도 그 다음 사건에 뛰어드는 여주인공의 행동은 지나치게 즉흥적이고 황당하다는 느낌을 지우기 어려웠다. 뭐, 그래도 재미는 그럭저럭...
タイトルを何と読むのが本当に曖昧だね…*20
最近、「子音と母音(訳注:出版社の名前)」では本をきれいに装丁している。
この本も、本の表紙がきれいで、思わず手に取った本の一つだった。(そして本代を見て驚愕したが。はっ、8千ウォンだなんて!*21)
出たところまで数冊を読み終えたが、別に後がずっと読みたい本ではなかった。
それでも1冊目で読むのをやめなかったのは、この本に興味深い要素が確かにあったためだった。 まず私の大好きなネタの一つ、「力を抑えられた、秘密の主人公」。
しかも、一人称視点だから主人公の外見についてはあまり出てこないが、見たところか弱げな美少年だ。(うふっ)
その主人公がこれからどうやって封印された力を取り戻すのか、そして変わってしまった世の中にどう適応するのか··· 由緒あるストーリーであり、魅力的な要素でもある。 それで熱心に読んだことで··· しかし、いくつかの特異な要素があり(カード遊びの部分など)、作家が努力した跡がうかがわれるものの、やはりまだまだ未熟という感じ。 あまりにも事件中心に羅列されていて、それがあまりにもさっと通り過ぎる感じだ。
蓋然性に欠けるというか。 女主人公が男主人公を釣ることまではいいとしても、その次の事件に飛び込む女主人公の行動は、過度に即興的で荒唐無稽だという感じを消すことが難しかった。 まあ、でも面白さはまあまあ···
総合して
「無名の新人作家」に対する同時代評価としては皆が皆20歳の作家に対し未熟さを指摘しており(正直↑引用時の確認中も文体については同意見)、同時に着想方面は褒められている
総合点として酷評はされていないが絶賛もされていない、要改善だが今後に期待くらいの評価だったようだ しかし小説家として「今後」に続くほどは売れなかった(と推定される)
- 売れていたらブルーアーカイブは出ていないと考えると現実は偶然の綱渡り
キャラクター同士の応答/セリフ運びに評価点を絞るなら既に頭角を現している 地の文不要のフォーマットたるソシャゲシナリオはぴったり得意分野へ特化できる理想的な環境なのだろう
Wikiとして言いたかったこと(後年の作品との連続性)
- この対戦相手の男しれっとゲマトリア*22にいそうじゃね?
三つ子の魂百まで要素
- 「責任を負う者」
引用箇所のみ考慮するなら「運命なき世界では誰も運/偶然に責任が無い」と主張する男からのロングパスとして「じゃあそんな世界における責任って誰が負う何なんだ?」と繋げられなくもない*23が、確認できた本文が限定的すぎてわからん
『セイアス』 책임질 사람
責任負う 人
動詞책임지다(責任を負う)※未来連体形『ブルーアーカイブ』
連邦生徒会長책임을 지는 사람
責任を 負う 人
名詞책임+動詞지다(負う)※連体形
ほぼ考古学- 現在進行系でキュラレに魂を囚われまくっているゲームシナリオライターisakusanも小説家ヤン・ジュヨンについては「そんな機会があった」という年表止まり、特に中身には言及しない
若い頃の興味を未来から覗く上で参考資料にはなれど、あえて連続性を意識する必要もないだろう
- 現在進行系でキュラレに魂を囚われまくっているゲームシナリオライターisakusanも小説家ヤン・ジュヨンについては「そんな機会があった」という年表止まり、特に中身には言及しない
- 「重い過去を持つ者の軽い珍道中」というフォーマットは後のキュラレにも引き継がれる
ブルアカ的にも対策委員会編の毎毎楽空間はそんな感じ
物語を考える人としての若き양주영評 +α
幼い頃は漫画家志望だったようだし、まず頭の中に映像が出来上がっている/しかしアウトプット時に現実化する手法がボトルネックとなり苦戦していた作家だったのではなかろうか
- 漫画の作画にせよ小説の地の文にせよ「物語」それ自体と直接関係が無いローカル技術を要求してくる*24ため、「ひたすら話を考えるのが好きな人」にとっては余計な出力コストが重くのしかかる
ゲームシナリオ(特にソシャゲ型のノベルパート)は地の文を必要とせず、細々した心情描写についても立ち絵や一枚絵やBGMといったテキスト外の要素(専門用語的にはスクリプト演出)に少なからぬ割合を依存できる
なおかつスクリプト作業をシナリオ執筆から分離するのであれば、物語の書き手(シナリオライター)がマクロなプロットとミクロな台詞の応酬だけに神経を集中可能 話を考えるのが得意な人にとってこの上なく理想的な環境が実現される
このWikiは体制変更以前ソシャゲ/戯曲を隣接ジャンルに分類していた
理由は主として「脚本/スクリプト」⇨「上演/シナリオ再生」の相似関係
「物語の運び"以外"の実装を他者が分担・分業しやすい作品フォーマット」としてのソシャゲシナリオはオタクコンテンツ表現媒体としての価値を見直されるべきかもしれない
- ブルアカは発起人=isakusanの希望ありきでシナリオ作業とスクリプト作業を別チームに分離していた
初期段階ではCloudPoetことイ・ジョンヒがスクリプトチームをまとめていた
スクリプトチームは(ドラマや映画や演劇における舞台演出スタッフがそうであるように)オタク基準でもきわめてスポットが当たりにくい存在
しかし縁の下の力持ちとしてゲーム体験の質を少なからず左右している- isakusanが「ブルアカは個人の作品ではない」と繰り返し強調する背景にはもちろん謙遜やネクソンへの忖度*25も含まれるはずだが、同時に実として「消費者が目にするソシャゲの体験」はライター以外のスタッフとの共同作業から出づるものでもある
ソシャゲシナリオとは
①シナリオを書く人
②演出素材を作る人
③それらをまとめて実装する人
の3つの面から構成されている
チームプレイの産物に他ならない- もちろん他言語へのローカライズには
④翻訳する人/チェックする人
も含まれる 皆様いつもお疲れ様です
- もちろん他言語へのローカライズには
- isakusanが「ブルアカは個人の作品ではない」と繰り返し強調する背景にはもちろん謙遜やネクソンへの忖度*25も含まれるはずだが、同時に実として「消費者が目にするソシャゲの体験」はライター以外のスタッフとの共同作業から出づるものでもある
⚠どうでもいい注意喚起
2024年8月現在ブルアカユーザーWiki俗語集はタイトルのアルファベット表記を(ハングルからの機械翻訳で)Sayers Keldinと書いている
正しい綴りは引用した冒頭ページを見ての通りCeise Kelldin(OD's)
俗語集ページは明らかに1ページも本文を確認しなかったせいで綴りを間違えている
🆕日本語表記は『セイアス・ケルディン』で確定。
理由? 確定しているから。
万が一2030年くらい(数字に意味はない、ずっとずっと後の意)までこのWikiが続いてたらここに追記。
(参考)韓国における異世界もの/次元移動
2020.09.21
韓国でも「異世界転生」が流行している? 韓国ウェブ小説の衝撃
20年近く定着? 日本との違いは?
https://gendai.media/articles/-/75645?imp=0
オ・ジョンウォン 日本で「異世界転生・転移」と呼ばれるジャンルは、韓国では「次元移動」ものと言われて20年近く定着しています。
少し遡ると、韓国では1990年代のパソコン通信時代からトールキンやD&Dの世界観に基づいたいわゆる"正統ファンタジー”が人気を集め、同様に"退魔もの”"新武侠”などもパソコン通信で連載してから出版するかたちが成立しています。90年代後半からは正統ファンタジーにない素材がミックスされて"フュージョンファンタジー”というジャンルが生まれ、そこから次元移動ものが派生しました。
1998年から99年のパソコン通信チャンネル"チョルリアン(千里眼,Chollian)""ハイテル(Hitel)"で連載してから2000年1月に出版された、イ・サンギュ著『サイキデリア』が話題作になり、そこからこのジャンルが韓国で大ブームになりました。
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男性向けではパワーインフレに基づくいわゆるマンチキン(日本で言うチート)、主人公が圧倒的に強いキャラクターを好み、女性向けでは本憑依もの*26のように主人公が既に先に起きる出来事を知っていて簡単に問題を解決するかたちでストーリー展開が進むというものがたくさん創作されています。
次元移動ものでは主人公が強い立場になるか、ストーリーを主導的に引っぱる作品が人気です。平穏な生き方や静的なストーリーよりも激しい競争、復讐、劇的な演出と成功物語、多くの人に愛される主人公が登場する物語が読まれています。
『セイアス・ケルディン』ユーザーレビューにて指摘されていた話(売れ筋ジャンルと異なる方向性)は、こういった歴史的トレンドの中で生えた形となる。
- 売れ筋ジャンル
- 今日的にはウェブトゥーンとして(ピッコマとかLINEマンガとか経由して)日本市場にも相当程度流入している。縦読みだったりするやつね。
