七○○

Last-modified: 2024-05-30 (木) 10:41:42

ゲーム内

七度(しちど)ユキノ

なぜカヤにオールインしてしまったのか

🆕七稜(ななかど)アヤメ

百花繚乱の委員長 花鳥風月部に敗北し退場中
架空名字組であり副委員長(御稜ナグサ)とも一文字共通しているため、何かしら積極的な由来があるものと考えられている 現時点では不明

  • 現実のオブジェクトとしては「七稜郭」と呼べなくもないマイナー史跡が北海道に存在し、公益社団法人北海道観光振興機構早口言葉か?の北海道公式観光サイトでも言及されている

    五稜郭だけじゃない!四稜郭もあれば三稜郭や七稜郭もあった?!
    https://www.visit-hokkaido.jp/feature/hakodate-shiseki
    では、七稜郭はどこにあるのでしょうか? ここまで五稜郭、四稜郭、三稜郭は函館市内にありましたが、七稜郭はそのさらに北に位置する七飯町の山奥にありました。正式には「峠下台場」と呼ばれるとりで跡で、フランスの軍人ブリュネが指揮して旧幕府軍が築いたとされています。

    この台場跡は昭和48年に元七飯町歴史館館長が再発見し、その存在が確認されるようになりました。標高は函館山とほぼ同じ349m。七稜郭と呼ぶことがあるように、この台場跡には突き出した角が七か所あります。樹林に覆われていることもあってその全体像を撮影することは困難なのですが、東西約20m、南北約12mほどの土塁がはっきり確認できます。
    このように、道南には箱館戦争にちなむ星形城郭が幾つか確認されています。七稜郭以外はアクセスも簡単ですので、星形城郭巡りをしてみるのも面白いのではないでしょうか。

  1. 公式観光サイトすら「山奥に転がってて一切整備もされてないし目ぼしいもんも残ってないから五稜郭感覚で観光行こうと考えるのはやめとけ」とやんわり忠告している
  2. 長年完全に忘れられていたくらい重要度は低い
  3. 名前もとりあえずそう呼んでいるだけ
    「まあ五稜郭のついでに一応類似オブジェクトにも触れておくか…」感が滲み出た味のあるスポットとなっている
七飯町
↑の所在地 「ななえちょう」と読むらしい 七が付いている
公式サイトを開くと一応「西洋りんご発祥の地」を謳い文句にしている
並んでいる記事はヒグマ出没注意だったり山菜採りによる遭難にご注意ください!だったり噴火対策の入山規制だったり、だいたいそんな感じの土地
のこのこ観光に出向くと最悪ブルアカユーザーがヒグマの腹に収まりかねない雰囲気 マイナー史跡は史跡として眠らせておこう
西洋りんご
今日的にはただリンゴと呼ばれている
ヒメリンゴことイヌリンゴを標準視する場合の呼び方
ヒメリンゴ
今日でもりんご飴のコア部分には使われる場合がある
本来のりんご飴は甘ったるいコーティングと酸っぱい野生味を残すコアの二層構造コンセプトだったものと考えられるが、現代に至ると「姫リンゴ」を冠された無関係の品種に取って代わられている場合がほとんど
祭りの雰囲気オブジェクトとしか見られておらず誰も細かい点は気にしていない
(参考)りんご飴(ブルアカ)(日本版)(推定)
ringo_ame_kamo_shirenai.png
右下のアイコンはりんご飴と解される場合が多い
リンゴに串を刺し水飴コーティングした状態で固まるまで立てておく
  ┃ ┃ ┃ ┃
 🔴🔴🔴🔴
ため、固まる頃には先端部分が平べったくなる
(参考)タンフールー
シュン(幼女)が食べていた伝統菓子
りんご飴に類するオブジェクト
こちらは一本の串に複数ないし色とりどりの果物を通す若干豪華なコンセプトとなっている
中国風イラストなりCGなりで背景に三色だんごの親玉みたいな物品が踊っていたら正体はだいたいこれ
アヤメからシュン(幼女)まで飛ぶのは予想外

七神(なながみ)リン

実質的には大統領代行の代行
苗字に神が入っている2024年現在唯一の生徒であるためこじつければ色々と結べるが特に積極的な参照要素は出ていない

ブルアカの苗字は
①シナリオの都合でピンポイントで指定されたらしいごく少数の架空名字
②マイナー苗字からイメージに近い字面を漁ってきた大多数
に分かれており、リンの苗字がどの程度シナリオ中の位置付けを反映しているかは現状不明

あくまで韓国制作・グローバル展開のゲームなので、(主要展開先の多くが漢字文化圏とはいえ)実在/非実在の枠を超えた深い仮託はしない(名字それ自体がシナリオの展開を強く象徴する設定にはしない)ような気もする
限界ラインはまあおそらく砂狼シロコだろう

代行の立場繋がりでグノーシス主義におけるアルコーン(現代基本無料ゲームでは原神の七神の元ネタと書いた方が分かりやすそうだ)に紐付けるのは面白いネタだと思うが、地位の割に腰が引けているリンちゃん的にはあまり似合わないかもしれない

七囚人(The Seven Prisoners)

連邦生徒会長が失踪した日に連邦矯正局を脱獄した収監者七名 に対する連邦矯正局側・ヴァルキューレからの呼称
当日に何があったのか一切明かされておらず詳細は不明

ヒナ失踪のデマがバラまかれただけでただでさえ終わっているゲヘナの治安が無事に崩壊した事を考えると抑止力失踪→脱走はキヴォトスにおける自然現象かもしれないが、それ以上に何かあった可能性もある


連邦生徒会長のモチーフをナザレのイエスに見る前提なら処刑とのバーターで釈放された凶悪犯と新約聖書が伝える
バラバhttps://en.m.wikipedia.org/wiki/Barabbas
の連想は可能かもしれないが、七囚人らとはシチュエーションも人数も特に共通点が無いためこの連想に発展性は無い
もっと言えばこのキャラクターは歴史上キリスト教世界からユダヤ教徒への差別感情を煽る際に多用された曰く付きの位置付けに置かれているため現代だと普通は安直に触れない

七転八倒団(Roly Poly Gang)

ここだけ社会派小説やっていた集団
シナリオ中説明された由来と名称が合っていなかったが、当初言われていた通り日本版の誤訳……というか日本語としての四字熟語選択ミス(⇨七転八起)

七つの古則(The Seven Koans)

日本版コミュニティにサービス開始当初から誤読されてきたキーワードの片割れ

7つの難題

それは元々「今の技術では解けない7つの難題」に立ち向かおうとした研究者の集まり……

未だに理念としては、様々な研究はどれも「7つの難題」に繋がるかもしれない過程であり手段……それは変わっていません。

明らかに元ネタではあるがミレニアム懸賞問題(millennium prize problems)そのものではない
現実のミレニアム懸賞問題は提示されて早々に一つ解かれているし、暫定的に未解決である(解いた人がまだいない)だけで「今の技術では解けない」わけではない*1
付け焼き刃で量子力学実用化する天才が占星術にハマってるような土地じゃたぶんもう全部解かれてるぞ

まあたぶん頑なに何もかも聖書関連で読解しようとしていたような層に向けて「先端科学だぞ(サイエンススクール)」を再提示したのだろう
サービスが長年続けば具体的な話も作られて出てくるかもしれないが、現時点では中身NULL状態となっている

 

ゲーム外 / 縁深い他ゲーム

🆕七つの外典

『魔法図書館キュラレ』に登場していた特に危険な禁書を指す分類。

Madame with a black dog, and a wound never to be mended.

《憂鬱》

永遠に癒えぬ傷を持つ、黒い犬を連れた夫人。

ヴァージニア・ウルフ

Lake of Hallucinations and Ashes.

《幻》

幻覚と灰の湖。

オフィーリア

Sinner to revive from the Pool of Knowledge.

《罪》

善悪の澱みから蘇る罪人。

ダンテ

Cosmic Horror waiting in the Gulf to be devastated.

《恐怖》

深淵で破滅を待つ宇宙の恐怖。

「ハムレット」

The Butterfly to ruin reality lost in dreams.

《夢》

夢に浸り現を滅ぼす蝶。

荘子


「ハムレット」はオフィーリアの作り出した幻想で、本人は既に死体になっていた。

9ヶ月でサ終した日本版の情報は散逸しているため、上記訳は韓国ユーザーWikiの原文を参考にこのサイト独自に付けたもの
残念ながら残りの2つおよび「ハムレット」ではなかった外典の本物はサービス終了につき未登場・詳細不明のまま幕引き
世に送り出せなかったネタは何らかの形でブルーアーカイブに再利用される/されているかもしれないし、isakusanの頭に眠ったままかもしれない

初手にヴァージニア・ウルフを持ってくるチョイスを勝手に代弁すると「俺の頭には一定の教養が入っていてどんどんネタ元に持ってくるからシナリオ読む側でもそのつもりで読んでくれて一向に構わん期待には答える」と宣言しているようなものなので、ソシャゲユーザーの主要層を考えるとなかなか攻めていた姿勢と言える*2


でこの七つの外典がブルアカ的に何の意味を持つかというと、
「そもそもisakusanはこういうの出すのが趣味っぽいから作中象徴的に使われていそうな七という数字も特定の宗教グループ的文脈ありきで考える必要は別にない」
という指摘に他ならない


黒い犬を連れた夫人 / 蘇る罪人
ヴァージニア・ウルフダンテについてはこのWikiでも個別に触れている

ブルアカに縁深いゆかいな文化人たちページを参照


🆕七つの外典
そういえば説明していなかった
原文では일곱(七つ(の)) 외경(外経)
後者の単語(漢字語)はいわゆるApocryphaの韓国語における訳語
このWikiでは日本語一般の訳語である外典で訳している

NANAMI AYAKA

『アニメ・ゲームのロゴデザイン』ブルアカ項に収録されたゲーム未登場の名称

SUPPORT AGENT
NANAMI AYAKA
シャーレ所属者=生徒かもしれないが詳細不明
適当に作ったダミーネーム説と作中未登場キャラの先出し説がある
(商業的には重要キャラをマイナーな場所で漏らす可能性は低そうだが…)

Snipe the target "L-seven"!

イオリの日本版ガチャバナー
スラングとしてのL-sevenは多義語で、
L7→□→square から派生して
 ・頭の固いヤツ(シカクいアタマ)
 ・(カメラの)ファインダー
 ・ダサいやつ(lame)
 ・Loser(負け犬)
等に飛ぶようだ どの意味だろうこれ 人喰い反社規則違反者を指している感じだろうか?

グローバル版主題歌Target for Loveも微妙に字面は似ているが、日本版のガチャバナーはヨースター日本(運営)側のスタッフが自前で作っているためたぶん関係ない

七冠

ブルアカと直接は関係ない

プリコネのシナリオ中核に位置付けられていた迷惑天才集団
作中ではセブンクラウンズと読むが頭の中で律儀にそう発音しているユーザーはたぶんほとんどいない
その辺にいた超能力者を拉致研究した成果であるスーパーパワーを存分に活用し、国連協力のもと最強AI主導のVRネトゲをリリース
ブルアカのご先祖様である続編(Re:Dive)ではうっかり多数の意識不明者を生み出し国際指名手配されるに至った

チヒロと一緒にハッカー倫理をみんなで考えてみよう

 

それ以外

七難即滅

ブルアカとは関係ない仏教フレーズ

見るからに強そうな字面であるため当然のごとく日蓮も好んで使っている あいつ絶対キャラメイクさせたら攻撃に全振りするタイプだろ

Wikipedia的には日本ローカル信仰であるところの七福神の名称元ネタ候補らしいが信憑性は知らん

信憑性は知らん
東洋というか中国文化圏において奇数全般は縁起の良い数であるため、わざわざ特定グループの起源をより古い特定ワードに絞り込む必要があるとは限らない

現代日本で使うとおそらくセクハラかつ状況次第でポリコレNG付きだが「色の白いは七難隠す」のネタ元でもある

まあとにかく、古今東西の宗教にせよ文化にせよ基本的には身近にある数字を好む傾向が強い
それゆえ「あっ七が出てきたキリスト教ネタだ!」はだいぶ見識が狭い観点となってしまう

見識が狭い観点となってしまう
現代の作品で出たら即キリスト教ネタと言える数字はせいぜい(教団が2000年間逆恨みしている推定ネロ帝隠語な)666くらいだろう

竹林の七賢

ブルアカとは関係ない

三国時代末期~晋の悪政に内心憤りつつ、ストレートに非難しようものなら即死罪なのでギリギリのラインを攻めたとされる人々 それでも一人死罪になっている

  • 目障りに思って陥れ死罪に誘導したのは鍾会、死罪を下したのは司馬昭 三国志演義とか読んでる人だとまあ納得いくのではないか

てっきり実際に集まって酒盛りしていたものとばかり思っていたが、Wikipediaには全員揃った事はなかったとかなんとか書いてあったので後世のイメージ図なのだろう

七つの大罪

ゲーム内に用語として登場するわけではない

キリスト教世界・カトリック勢による最も成功した二次創作の一つ
Wikipedia:七つの大罪

  • 二次創作には総力戦ボス・グレゴリオGREGORIUSの元ネタ(グレゴリウス1世)が深く関わっている

キリスト教世界の内外で創作の定番モチーフであり、ブルアカでも初年度コミュニティは初期実装ゲヘナ生や七囚人の元ネタに結び付けようと頭をひねる風潮があった
いかにもそれらしいペア(暴食のアカリ等)こそあったものの、ゲヘナは七つ程度の枠に収まるほど治安の良い地域でもないため生徒が増えた現在ではほぼ廃れている

  • 悪魔繋がりでいわゆるソロモン72柱なGoetia(ゲーティア)を持ち出せば枠こそ足りて余りあるが、そこまで広げると今度は何をどう組み合わせようとこじつけ可能である*3ためユーザー側で個々に考えてもあまり意味がない
    (開発側でモチーフとして使っている可能性はもちろん大いにある、西洋的悪魔のモチーフをここから引かない理由がない ただし「公式でタネを明かしたらシンボルがシンボルとして機能しなくなっちゃうよ」と公言しているisakusan以下シナリオ班の口からポロポロ出てくる可能性は低い)

*1 ある未解決問題について「今の技術では解けないと証明する」には、解いて証明するのとほとんど変わらないくらい高いハードルを越えねばならない
*2 (隙あらば故事成語を突っ込んでくる中国ほどではないが)韓国の創作物も教養に基づく(付け焼き刃ではない)引用について重んじる傾向がそこそこ強そうに映るので、そのくらいの姿勢がむしろ標準的なのかもしれない これは単に現代日本において教養の概念が崩壊しているだけかもしれないが内側からはよく分からない
*3 たとえば暴飲暴食と関連付けられている奴だけでも四種類くらいいるし、そいつら全員が高い再生力を持つイメージになっており破壊活動にも長ける 要するに比較的新しいシェアード・ワールドなのであまり整理されていない