太陽は昔、人々にとって神の化身とされていた...
その光と熱で人々に生きる力と希望を与えてくれる太陽
そんな太陽の力を操る文明、太陽の文明は...
10000年ほど前に確かに存在したが、ある日を境に
完全に終わりを遂げることとなる...
1話『光の力』
太陽の文明が進んでいるここ『サン・ホットライト』では
1200人の住民が暮らしていた...
その中で駆け出しの12歳の少年ルルーシュ・ラードは
今日も太陽の力を操る特訓をしていた...
ラード「.........」
ラード「輝け、我が太陽の化身!!」
ラード「...ダメだ、失敗だ」
ルピカ「ラード、まだやってるの~?」
ルリライト・ルピカ。ラードをいつもからかっている女の子だ。
ラード「う、うるさい。今特訓中なんだ、向こうに行ってろよ」
ルピカ「まあそりゃ必死になるよね~。だって私たちの中でろくに太陽の力を使えないのは」
ルピカ「ラードだけ、なんだからね~ははは」
ラード「冷やかしに来たのか...?」
ルピカ「ああ、怒んないで。半分正解だけど...」
ルピカ「うちの家でこんなものが見つかってね」
ラード「地図...?これがどうかしたんだ」
ルピカ「どうやらそれ、洞窟の地図みたいなんだよね」
ラード「ふーん、それで?」
ルピカ「私たちでさぁ、洞窟を探索しない!?」
ラード「俺は嫌だぞ。特訓に集中するんだ」
ルピカ「...あっ、もしかして洞窟に入るのが怖いんだ?」
ラード「な、なんだと...」
ルピカ「そんな臆病なラードさんは連れてっちゃかわいそうだな~。しょうがない、ラード抜きで行くか~...」
ラード「お、おい!!」
ルピカ「......なによ?」
ラード「その...なんだ、俺もたまには気分転換にでも...ついてってやるぞ」
ルピカ「あら?特訓で忙しいんじゃなかったの?」
ラード「お前は俺をどうしたいんだよ...」
ルピカ「うふふ、じゃあ明日広場に集合ね!」
2話『闇の洞窟』
ルピカ「着いたわ。この洞窟よ。」
ラード「……なにも見えないな」
ルピカ「きらめけ、集え、太陽の化身よ!!我が行く手を阻む闇を払い、未来を照らせ!!」
ラード「…ちっ、やな奴だ」
ルピカ「さあ、これで進めるわよ」
ラード「……分かれ道だな」
ルピカ「地図によると右折するみたいよ。……あっ、そこ足場気をつけて」
ラード「へいへい…」
ルピカ「…次は左折して。ここは走らないといけないっぽい」
ラード「あぁ?なんでだよ…」
ドンッ
ルピカ「…鉄球が落ちてきて、こちらに転がってくるらしいわ」
ラード「…は、走ったほうが良いようだな」
ゴロゴロゴロゴロゴロゴロ
ラード・ルピカ「「うわぁあああぁぁああああ!!」」
ルピカ「ラード!!ここを右折よ!!」
ラード「えぇ!?急に言うなよ!!」
ラード「うわぁあああ!!」
ルピカ「ラードーーッ!!!!」
3話『ひとりぼっちの闇』
ラード「……ルピカと、はぐれた」
ラード「くそっ!!ルピカから離れたら…」
ラード「……なにも見えねえ」
ラード「…………」
コメント
来訪者数
今日 | ? |
昨日 | ? |
合計 | ? |
Tag: SS