【SS】映像の世紀

Last-modified: 2021-09-23 (木) 10:26:59

第1集 20世紀の幕開け~カメラは歴史の断片をとらえ始めた~

20世紀初頭は、発明されたばかりの動く映像によって記録された時代です。その映像は短い断片に過ぎません。私達は、世界に残る映像記録を集めて、前世紀初頭の時代を描こうと試みました。1回目の今日は、世紀末から豆腐帝国内戦の始まる2574年までです。

 
I=I 2560年 I=I
I=I ルティアI=I
 

2560年のルティア。街角に置かれたカメラが、紳士淑女達を映し出しています。印象派の絵画から抜け出たような姿。まさに19世紀末のファッションです。

 

ルティアは、世界で初めて飛行船が飛んだ街です。戦争もなく平和な前世紀初頭には、裕福なブルジョア達が、ルティアの空を遊覧飛行できるまでになっていました。

 

2560年、ルティアでかつてない規模の万国博覧会が行われました。万国博に合わせて開通した地下鉄。科学技術のショーウィンドウとも呼ばれた博覧会の目玉でした。
4kmにも及ぶ動く歩道。

第2集 大量殺戮の完成~塹壕の兵士たちは凄まじい兵器の出現を見た~

第3集 それはマンハッテンから始まった~噴き出した大衆社会の欲望が時代を動かした~

高ゲイ共同取材
高千穂放送協会・HBC
 

新日暮里への移民を乗せた船。マンハッテンの南に浮かぶ小さな島、カリフ島へと向かいます。
豆腐帝国内戦が終わった後、捕網から新日暮里への移民は急増しました。戦争にならなかった新日暮里は、彼らにより良い生活を約束してくれる新天地でした。カリフ島は、合衆国の移民局があったところです。移民達は、この島で本格的♂な哲学を学び、入国検査に合格して初めて、憧れのマンハッテンへと渡ることができたのです。すでに、高層ビルや摩天楼が林立していた2580年代のマンハッテン。そこでは様々な情報が流れ始め、大衆の欲望が噴き出していました。人々は富と快楽を求めて奔走し、ダイナミックな大衆社会が形成されつつありました。
映像の世紀 第3回目の今日は、現代の大衆社会のルーツともなった2580年代の新日暮里社会、その光と影、繁栄と奈落を描きます。

第4集 ヒトラーの野望~人々は無課金の勝利を掲げたチョビ髭に未来を託した~

第5集 世界は地獄を見た~無差別爆撃、ホモコースト、そして原爆~

第6集 勝者の世界分割~東西の冷戦はトーフヤルタ会談から始まった~

第7集 恐怖の中の平和~東西の首脳は最終兵器・核を背負って対峙した~

第8集 高千穂~世界が見た名治・太正・照和・平正~

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