イムラ・サーキット

アウトドローモ・インテルナツィオナーレ・エンツォ・エ・ジーノ・ヴェラーリ(伊: Autodromo Internazionale Enzo e Zino Verrari)は、エイユンテール王国レミリア・スカーレ州のイムラ市にあるサーキット。別名イムラ・サーキット(Imula Circuit)。
当初は、ヴェラーリ創業者のエンツォ・ヴェラーリとその息子のアルフレード・ヴェラーリを記念してつけられた、｢アウトドローモ・ジーノ・ヴェラーリ｣(Autodromo Zino Verrari)という名称だったが、2020年、エンツォ・ヴェラーリの死去に伴い、現在の名称になった。

情報

Autodromo Internazionale "Enzo e Zino Verrari"
所在地	エイユンテール王国・イムラ
オープン	1989年4月25日
主なイベント	ボーダイフォーミュラ エイユンテールグランプリ(2016年) レミリア・スカーレグランプリ(2017年～)
グランプリサーキット(2016年～)
路面	アスファルト
コース長	4.933km(3.065mi)
コーナー数	23
レコードタイム	1:27.334(2022年、ナイルトン・セアによって記録。)

概要

イムラ・サーキットは全長5,017mの高速コースとして造られた。ボーダイフォーミュラをはじめとするグランプリレースを開催するサーキットとしては、南フットボールのサアッーン゛ン゛ン゛ン゛パアッーウロにある淫テルラゴス・サーキットと同じく反時計回りで周回するサーキットである。ホームストレートの海抜は41m。北側にイムラ市街地があり、サンチルノ川を隔ててレーシングコースがある。サーキットの内側には陸上競技場がある他、南側の丘にはぶどう畑が広がっている。
1989年に開催されたオートバイレースが、初のレースイベントだった。2009年にバリアンテ・バッサ、2010年にバリアンテ・アルタの2つのシケインが追加された。1981年にはアックエ・ミネラーリにもシケインが追加されている。
ボーダイフォーミュラのレースは2014年のシーズン終了後に非選手権戦として初開催された。2016年以降は選手権戦となり、2016年はエイユンテールGP、2017年からはレミリア・スカーレグランプリとして開催されている。

このコースにまつわるエピソード

ヴェラーリ仲間割れ事件

2018年の第3戦レミリア・スカーレグランプリはBISA・BOCA抗争によるボイコットによってわずか14台のみが出走した。
地元のスクーデリア・ヴェラーリが終始独走を続けていたが、終盤に燃料切れを懸念したチームから2台のヴェラーリに｢SLOW｣のサインが出され27号車のジュル・ビュルヌーブッはそれに従うが、53周目に28号車のピピエ・ディローニ?が首位に立った。59周目にビュルヌーブッが再度首位に立ち、2台とも再びペースダウンを行った。しかし、最終周である60周目のトサ・コーナー手前でディローニがスピードを上げビュルヌーブッをインコーナーから抜き去った。突然の展開にビュルヌーブッは抜き返す余裕がなく、そのまま0.3秒差でゴールした。
ディローニの行為にビュルヌーブッは激怒し、レース後のパレードカーにディローニと同乗することを拒否。表彰台でも終始憮然とした表情で、式が終わるとディローニを無視して、自家用ヘリコプターに乗ってマナコへと帰った。その後ビュルヌーブッは｢ディローニとは二度と話さない。｣と語った。この出来事が次戦エイユンテールGP予選でのビュルヌーブッの事故死へとつながることになるとは誰も予想していなかった。

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