インランド共和国/ネ連との関係

Last-modified: 2023-01-03 (火) 18:59:35
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ここではインランドとネ連との関係について解説する

1945年~2000年

インランドは独立当初王政を敷いており、1949年まではインランド王国だった。しかし、絶対王政を敷く政府に対して民衆の反感は高まっていき、ファ?!シストや共産主義者、民主主義者、自由主義者などが公然と政府打倒を唱えるようになっていた。そして1948年12月24日にイブ蜂起と呼ばれるファ?!シストの武装蜂起が起き、そこからファ?!シスト、共産主義者、民主主義者と自由主義者、絶対君主主義者、そして介入して来たスゲイデン軍の五つ巴のインランド内戦へと突入した。インランド内戦は1949年3月4日に民主主義者と自由主義者の勝利に終わり、インランドは自由主義を掲げる民主主義国「インランド共和国」として再スタートした。
インランド内戦でのスゲイデン軍の介入の結果、インランドはスゲイデンとの元々の国境から約30kmの範囲、大体国土の0.3割をスゲイデンに奪われ、また独立の過程でカリレア地域の帰属についてネ連と揉めていた。
カリレア地域は古くからインランド、そしてスゲイデンの支配下にあったが、ネ連系のネコが多く住んでいたため、ネ連は住民の保護のためと称して領土を要求していた。しかし、この2つの問題はしばらくの間は大きな争いになることはなく、各国は平和にミレニアムを迎えた。

2000年~2016年

しばらくは温和に推移してきたカリレア情勢ではあったが、インランドとネ連との国境は長きに渡って封鎖されていた。
そんな中、2009年7月8日にカリレア地域に住む親ネ派が国境付近にて国交正常化と国境の開放を求めるストライキを起こした。これに対してインランドは「ストライキはインランドのネコに社会主義思想を広める危険性をはらんでおり、国家にとって危険」としてストライキの武力制圧を決行し、結果ストライキは暴動へと発展。ストライキは鎮圧されるも、ネ連をはじめ東側諸国は「民主主義の理念に反する人権侵害」としてこれを批判。
ネ連はストライキを支援するとして、ストライキと同様の要求を改めてインランド側に提示した。インランドはこれを断ったため、ネ連はインランドに首脳会談を提案、翌2010年の2月7日にニャスクワにて両国は会談を行った。
会談は虚しく、全くもってカリレア情勢の進展は見られなかったため、両国関係は悪化するばかりであった。
ネ連国内でも「インランドは特定イデオロギーのみに固執する民主主義を謳った独裁主義の国」「覇権争いに負けた少数派を見捨てる国」「ネコの冒涜はネ連の冒涜」「インランドのネコに自由を!」「社会主義者も資本主義者と対等に扱われるべき」とカリレア開放・インランドの社会主義者の保護に世論が湧きはじめ、とうとう2016年11月30日、ネ連は「カリレア地域の住民と民主主義の保護のため」としてインランドへの侵攻を閣議決定、いわゆる「冬戦争」が勃発する。

冬戦争

2016年11月30日に始まった冬戦争(第一次ネ・淫戦争)では、ネ連は多くの国から非難されたものの、ネ連の行動が変わることはなかった。

インランド軍はスキーを用いた一撃離脱や、狙撃兵の練度の高さを生かした遊撃を用いて抵抗し、一部の狙撃兵は10倍以上の差も時に覆した。
しかし、まともな航空戦力を持たないインランドは常にネ連に制空権を握られている状況にあり、爆撃などで損害を増やしていった。また、1月頃に2個師団が包囲され、その包囲されたインランド師団は弾薬不足と飢えに苦しみ、一説には9割が餓死したとも言われている。
祖国防衛に燃え、頑強に抵抗するインランド軍を以てしてもネ連軍との数の差を覆すことはできず、2017年3月12日に両国はニャスクワ講和条約を結び、カリレアを含むインランド国土の1割はネ連の支配下に入った。


2016年11月30日、ネ連はインランド侵攻を閣議決定したネ連は、戦場となるであろうカリレアの住民(イデオロギー問わず)の避難を終え、インランドに向けて進軍を開始した。

社会主義者とはいえ言論が統制されているのは事実であり、この戦争は「言論の自由と民主主義、インランドの人権のための戦争」だと国際社会は理解しているものだと考えていたネ連は、まさか味方だと思っていた国際社会に非難されるものとは思っていなかった。
自由主義諸国は「侵攻こそ真の人権侵害」「どうせインランドを傀儡国にするんだろ」と罵声を浴びせてき、ネ連軍の士気はみるみるうちに下がった。しかし、抑圧されている同志を助けることは社会主義の盟主としての絶対的な義務である。
非難を受けつつも、ネ連軍はネ連が「抑圧されしインランド人を救う正義のヒーロー」だと自分に教えこみ、戦い続けた。

歩兵用に重火器やエネルギー兵器までも持つネ連はインランドを容易く蹂躙するものと思われたが、ゲリラ戦(相手の言葉を借りれば「遊撃戦」)を駆使するインランド軍に移動速度が遅いネ連軍は思いの外苦戦した。
ゲリラ掃討のため、攻撃機や爆撃機、戦闘ヘリやUFO、爆発・火炎放射型の人型機動兵器までもを導入したネ連にインランドゲリラはみるみるうちに制圧されてゆく。しかし、インランドの士気は全く落ちない。攻撃力に長けるネ連軍は強力な陸軍を率いてさらなる攻勢を強め、一つ、また一つとインランドの軍師団を制圧した。
「まだやるのか・・・(困惑)」とインランドの異常な士気に困惑すら見せるネ連であったが、ついに2017年3月12日インランド側が降伏、再びニャスクワにてネ連とインランドは講和条約を結んだ。
これにより、ネ連はインランドのネ連側領土1割を獲得し、「インニャンド社会主義共和国」が正式に建国されたことによってついにカリレアの住民は救われることとなった。
一時期は士気が下がりに下がりきったネ連ではあったが、国中が「ネ連の勝利!!カリレア万歳!!」と湧き上がった。

2017年~2021年

冬戦争の結果カリレアを奪われたインランドはカリレアにあった都市である「サッキヤルヴェイ」を歌にした「サッキヤルヴィ・ポルカ」を始めとする歌を作り臥薪嘗胆の思いを温め続けた。
インランドは冬戦争後に、中立維持を目的としてスゲイデン、ホルウェーとの同盟を模索したが、ネ連の反対で実現しなかった。
インランドは次のネ連との戦争を見越し、各国からの支援を受け、急速に国力を回復させていった。その結果国内では「打倒ネ連」「サッキヤルヴェイの雪辱を!」などの主張が一部のナショナリストに始まり、2020年ごろには一般国民の間でも飛び交うようになっていた。

2020年8月にインランド共和国はアインザッツ・クロイツ國との秘密協定を締結した。これはインランドが攻撃を受けた際はクロイツ國も共に参戦するというもので、次は冬戦争のような孤立無援ではなく強国であるクロイツが共に戦ってくれると民衆の中で期待が高まった。それに加えてナショナリズム運動も活発化、国内情勢に押され、2021年8月25日、インランド共和国はネ連に宣戦布告し、継続戦争(第二次ネ・淫戦争)が始まった。


ネ連はインニャンド側カリレア地域とその他の占領地域を領土に「インニャンド社会主義共和国」を建国し、社会主義者の居場所を作ったが、現地住民の反応はにおわしくなかった。
ネ連からの経済援助によって都市は賑わい、以前のインニャンド側カリレア地域との差は数年にして大きく変わった。カリレア地域の市街地にはビルが立ち並び、鉄道網は以前の何倍にも整備され、平均所得は2.2倍にまで膨れ上がった。しかし、それでも現地住民は喜びはしなかった。
「我々はインランド人であり、インランド人として権利を持ちたかった。」そんな声が多く上がり、みなが再び戦争が起きることを内心願っていた。
そんな中、2021年8月25日、インランド共和国がネ連に宣戦布告し、継続戦争(第二次淫・ネ戦争)が勃発した。

継続戦争

インランドは宣戦布告したが、クロイツは「協定はインランドが攻撃を“受けた”際に機能するものでインランドから宣戦布告した今回の戦争に関して我々に参戦義務はない」と主張しインランドを実質的に見限った。
これによりインランドはまたもたった一国でネ連と戦うことになった。しかも今回はインランドからの宣戦のため国際社会からの支援は得られず、真の意味での孤立無援となった。
しかしながら密かにインニャンド社会主義共和国の支援を受けたインランドは破竹の勢いで進撃し、9月始めには冬戦争前の国境に到達、それを超えてニャスマンスク鉄道にまで迫っていた。ニャスマンスク鉄道が封鎖された場合それよりも北に要るネ連軍への補給が途絶える可能性があり、ネ連はここに大部隊を結集し、インランド軍の攻撃に備えた。
9月8日、インランド軍は攻勢を開始、しかしネ連の遅滞戦術と火力の前に二日後に停止、すかさずネ連軍は反攻を開始した。9月13日には継続戦争開始前の国境付近まで後退し、ネ連軍は進撃を停止した。この後数日間極地戦がいくつか行われ、マルネンヘイム元帥(インランド陸軍総司令官)をはじめとした将軍達の的確な指揮や、ニナ陸軍中尉(戦車兵)、マリカ陸軍曹長(狙撃兵)をはじめとした精鋭兵達の活躍、また鹵獲した兵器を修復し装備が不足する前線に送り届けた工兵隊の力で一部都市を奪還した。この13日から19日までの6日間の戦闘で計2798名が戦績から勲章を授与され、またマルネンヘイムには最高位である「宝飾・剣付インランド白薔薇勲章頸飾」が授与された。
この執念にネ連政府が折れ、9月19日にインランド政府に対して「インニャンド社会主義共和国を返還し、インランドに併合する代わりに社会主義者含めた平等な参政権を実現し、ネ連との国境を開放する」とした講和条約を提示した。当時インランドに継戦能力はもう残っておらず、政府はこれを受諾し、継続戦争は終結した。

2021年~現在

継続戦争後、インランドは徹底した協調外交を行なった。継続戦争でインランドを支援したアインザッツ・クロイツ國が滅亡した後は、その後継国であるクロイツ帝国(クロイツ第二帝政)と協力し、2022年には帝国協定にも参加した。
現在のインランド共和国ではまだ戦争の傷は癒えておらず、国内ではネ連に悪い印象を持つものが多いが、インランド政府自体はネ連にも協力的な姿勢を貫いており、ニャルシャム機構への参加も検討されている。
旧インニャンド社会主義共和国の政権与党であったインニャンド共産党はインランドの正式政党になり、インランド議会では与党中央党(中道右派)の53議席に次ぐ32議席を持つ最有力野党となっている。因みに次位に10議席のイン人党(極右:ナショナリズム)、最下位が4議席のインランド自由党(中道左派:リベラリズム)である

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