データ
以下のデータはノーマルモデルのものです。
名前 | ソニッククラフト SC1800 |
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読み方 | そにっくくらふと えすしーせんはっぴゃく |
エンジン型式名称 | ONDA TAKYARTH? B18T 直列4気筒+シングルターボ 1,795cc? |
最高出力 | 290PS/7,960rpm |
トランスミッション | 6速MT/5速AT |
駆動方式 | ビスカスカップリング式フルタイム4WD |
ボディ素材 | カーボンファイバー |
サスペンション | 前後ダブルウィッシュボーン |
全長 | 4,050mm |
全幅 | 1,730mm |
全高 | 1,610mm |
ホイールベース | 2,320mm |
重量 | 1,225kg |
最高時速 | 268km/h |
乗車定員 | 2~4名 |
燃料 | 無鉛レギュラーガソリン*1 |
燃料タンク容量 | 130L |
販売価格 | 220万ボーダイ~ |
開発 | カロッツェリア・ソニッククラフト |
概要
2019年、ヒイラギモーターショーにソニッククラフトが一台のスポーツカーを展示した。
その名も「SC Comcept」。速さ、扱いやすさ、実用性、悪路走破性を兼ね備えた夢の万能スポーツカーとして展示されたが、乗りたがる人が多かったがために市販化するための開発が進められ、2020年5月に「SC1800」として販売を開始した。
ソニッククラフト社としては初のロードカー開発になったが、同業他社の車を研究したり、モータースポーツから技術をフィードバックしたりすることでかなり上手く仕上がっている。
見た目はコンパクトなMRのスポーツカーに見えるが、見た目の割に車内が広く、駆動方式は悪路走破性に優れた4WDである。
そのため、扱いやすい車を求めていた走り屋や実用性のあるカッコいい車を求めていた若いカップルの間で人気になり、全世界で3000台以上を売り上げている。
また、このクルマはボーダイラリー選手権?に参戦していたソニッククラフト・ピーチェ?959の代替モデルとしても開発されており、Gr.B規定のホモロゲーションモデルとして「SC1800 EVOLUTION」が200台限定の予定で販売されたが、予想以上の売れ行きで2023年現在約500台近くを売り上げている。
しかしこのクルマ、困ったことにソニッククラフトがディーラーを持っていないため、現在は各国の販売代理店で販売中らしい。
買おうと思った人は気を付けよう!
装備
駆動力配分選択スイッチ
このクルマを語るうえでは絶対外せない装備。
基本的に前後の駆動力配分は35:65だが、走るステージに合わせて駆動力配分をダイヤルで変更できる。
- 35:65モード
安定感、心地よい加速、程よい小回りの効きを実現するモード。大体このモードで走った方がいい。 - 50:50モード
悪路での走破性と圧倒的な加速を手に入れることができるモード。山道や未舗装路を走るときにおすすめ。 - MRモード
決して運転が上手いからとイキって使ってはいけないモード。他のモードとは異なり、リアにのみパワーが出力される。
「290馬力のパワーをねじ伏せることができる自身のある人は使ってみるがよい。そのピーキーさに驚かされるゾ。」by丸石 毅?
ミスファイアリングシステム
アクセルオフ時にエンジンをわざと失火(ミスファイア)状態にするシステム。
ターボラグを抑えることで運転しやすさを追求している。
ダッシュボード
ダッシュボードはシンプルに見えるが、レバーやツマミ、取っ手を動かすと、買い物袋を引っかけるフックや物をしまうスペースが現れるなど実用的な仕掛けが満載。
インパネはディスプレイによりメーター類が映し出され、非常に見やすく、近未来的にまとまっている。
シート
シートは快適性を重視してリクライニング可能になっている。
シートを限界まで倒すと車内空間がもっと広くなり、車中泊もラクラクできる。
リトラクタブルヘッドライト
某とうふ店のハチロクみたいなヘッドライト。
フロントボンネットのラゲッジスペース
SC1800はミッドシップにエンジンを搭載し、そのうえエンジンの後ろはスペアタイヤとジャッキなどの入るスペースになるため、ラゲッジスペースはフロントボンネット内へと移動した。
ラゲッジスペースは熱がこもらないよう設計されており、生鮮食品や生ものを気にせず入れることが可能だ。
電動ミラー
開閉自在!
ツインダンパー・ツインスプリング
サスペンションに負荷のかかる悪路を走行することも考えられているため、ダブルウィッシュボーンサスペンションはツインダンパー・ツインスプリング化されている。
エアロパーツ
純正でフロントにスプリッター、リアにスポイラーを装備する。
オプション
ステッカー(1枚415ボーダイ)
「I LOVE SC1800!!」というデザインのかわいらしいステッカー。クルマ愛をみんなに伝えることができるぞ!
ホイール(4本一括で18,2000ボーダイ)
ホイールを純正からラリー仕様のものに変更できる。ドレスアップ効果は抜群だ!!
フォグランプ増設(2,4000ボーダイ~11,4500ボーダイ)
フロントバンパーにラリー仕様と同じく丸形フォグランプを2個増設できる。
また、4連角形フォグランプをボンネットに増設することもできる。
ラリーマニアの方におすすめ!!
シフトノブ(9310ボーダイ)
アルミ製のカッコいいシフトノブ。操作しやすくなるゾ!
バケットシート(2個一括で10,8000ボーダイ)
シートをバケットシートにできる。リクライニング可能なタイプのため、車中泊もOK。
ルーフキャリア(3,6400ボーダイ)
小型のルーフキャリアを装着できる。キャンプにぴったり!(というよりかはスペアタイヤを乗せた方が似合う)
小型ウィング(1,9000ボーダイ)
リアのダックテール状スポイラーを角ばったウィングに変更できる。空力性能が少し上がる。
リアディフューザー(2,4000ボーダイ)
リアディフューザーを装着することで空力性能が上がり、安定性が高くなる。
エアロパーツ&スペシャルステッカーセット(29,8000ボーダイ)
純正パーツが気に入らない方におすすめ!
ソニッククラフト・レーシングが開発したフロントリップスポイラー、サイドスカート、リアディフューザー、GTウィングと「SONIC CRAFT RACING」ステッカー一式がセットになって発売中!純正カラーで販売されているから、塗装の必要がありませぇん!
「見た目はカッコよくなるし、高速域でも安定した走りになるから買って損はないぜッ!」by丸石 毅?
ボディカラー
モノトーン |
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クォーツホワイト |
クラウディグレー |
シャドウブラック |
ライトニングイエロー |
サンライトオレンジ |
フレイムレッド |
ジェイドグリーン |
ソニックブルー |
ツートーン*2 |
クォーツホワイト+ブラック |
ライトニングイエロー+ブラック |
サンライトオレンジ+ブラック |
フレイムレッド+ブラック |
ジェイドグリーン+ブラック |
ソニックブルー+ブラック |
EVOLUTIONモデル
以下のデータはEVOLUTIONモデルのものです。
名前 | ソニッククラフト SC1800 EVOLUTION |
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読み方 | そにっくくらふと えすしーせんはっぴゃく えぼりゅーしょん |
エンジン型式名称 | ONDA TAKYARTH? B18T 直列4気筒+シーケンシャルターボ 1,795cc? |
最高出力 | 364PS/7,960rpm |
トランスミッション | 6速MTのみ |
駆動方式 | ビスカスカップリング式フルタイム4WD |
ボディ素材 | カーボンファイバー、アルミ合金 |
サスペンション | 前後ダブルウィッシュボーン |
全長 | 4,080mm |
全幅 | 1,890mm |
全高 | 1,630mm |
ホイールベース | 2,360mm |
重量 | 1,050kg |
最高時速 | 287km/h |
乗車定員 | 2名 |
燃料 | 無鉛ハイオクガソリン |
燃料タンク容量 | 150L |
販売価格 | 334万ボーダイ~ |
開発 | ソニッククラフト・レーシング |
概要
ノーマルモデルの概要欄で述べた通り、このクルマはボーダイラリー選手権?の参加を目論んで設計されている。
EVOLUTIONモデルはGr.B規格のホモロゲーションモデルとして設計され、一部の快適装備が取り払われたほか、車体の構造も車体前部がパイプフレーム構造に改められている*3。
2021年より製造が始まり、当初は200台で生産終了する予定だったが、思った以上に人気で現在も生産が続いており、2024年9月現在で693台売れている。
主な変更点は以下のとおりである。
車体構造
カーボンファイバー製セミモノコック構造から、車体中央部以外はアルミ合金製パイプフレーム構造に改められた。
また、車内には剛性アップのためにロールケージを装着しており、後部の補助座席はそれに伴い撤去された。
灯火類
ヘッドライトはリトラクタブル式から固定式に改められ、カバー部にはアクリル板が使われている。
ノーマルモデルではオプションだったフォグランプも、丸形が装備されている。
車内
上記の通りロールケージが装着されたほか、シートがバケットシートに変更され、ステアリングもMONO社製の軽量版になっている。
インパネはディスプレイからタコメーターに変更されている。
その他にも、遮音材やオーディオ機器が撤去されているため、軽量化に大きく貢献している。
空力関係
空力関係の大きな特徴はブリスターフェンダーが装備されたことである。
見た目的にも過激に進化し、より幅の広いタイヤを履くことができるようになった。
また、やや大ぶりなリップスポイラーやリアスポイラー、簡易ディフューザー装備により、空力性能が劇的にアップしている。
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