OGRBTTD【白銀の特異点】

Last-modified: 2023-12-24 (日) 16:05:04

今週は午後9時に掲載します

キャッチコピー

ー宇宙が生み出す 正義と悪ー

お知らせ

毎週金曜午後8時に更新中!(更新日は予告なく変更する場合があります)
※本文の修正など例外あり

登場キャラ

  • OGRBTTD
    宇宙が生み出した希望。宇宙を旅し、世界を救う
  • 隊長
    第二特殊機構団の隊長。今回の一連の事件に疑問を持ち、真実を探るため世界を旅する。

登場怪獣

登場国

用語解説

  • GVX
    特殊生物調査機関の略称。世界で発見された謎の生物の調査を行っている。
  • 特殊機構団?
    GVXの民間軍事会社「GIES」が指揮する軍隊。世界に害をもたらす生物の破壊活動を行っている。

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Tag: 【SS】

5譚(機械の凱旋)

open

2ヶ月前ージオティック連邦海上ー
A1「まもなく目標の海上に着く。総員戦闘態勢に移行せよ」

一気にミサイルのポッドなどが開く

A3「隊長!上空からあれが!」

ヒュウウウウウウウウ・・・・ザッパアアアアアアアアアン

A2「・・・あれは 例のスペースデブリか」

A1「不気味に赤く光ってやがる・・・・」

司令部「そのままそれを輸送船に載せ、本部に送れ」

A1「了解。 交信終了」

キュイイイイイイ・・・


ジオティック連邦首都ーマグネシティー
隊長「・・・寒!」

フィリップ「今更!?」

隊長「ごめん・・・寝ぼけてた」

フィリップ「昨日は何時に寝たんですか?」

隊長「・・・2時」

フィリップ「4時間しか寝てないんですね・・・・」

隊長はまたフィリップに呼び出された。どうやら新たな情報があるらしい。

隊長「ほんで 何なんだその情報とは?」

フィリップ「はい。実は以前この首都から2km離れた場所にある墓場に、特に大きな墓場があるんですが そこに毎日訪れる少年がいるんですよ。」

隊長「・・・それって何か関係あるか?」

フィリップ「はい!以前近所の住民からその墓についての情報をもらったんですが、どうやらそこには 怪獣が眠っているとか」

隊長「ほほう・・・怪獣ねえ・・ 行ってみる価値はありそうだが」

フィリップ「ですよね!?早速いきましょうよ!」

隊長「う・・・うん」

ーマグネシティ郊外のとある墓ー
隊長「・・・ここか」

フィリップ「ここで合ってる・・・はずです。」

隊長「なーんかここじゃないような。」

フィリップ「いや、でもマップを見たらわかるようにここで合ってるはず・・・あ、あれ!」

そこには周りより少し巨大な墓があった。

隊長「・・・・意外としょぼいな・・・あっ!」

フィリップ「ここここれが噂の怪獣の墓!一体どういう構造になっているのか楽しみでならない!」

どうやら先にフィリップは墓に行ってしまったようだ

隊長「はあ・・・ちょっとまってくださいよ!」


隊長「確かにでかいな・・・この墓は」

フィリップ「中には何があるんですかね・・・?」

???「あの」

後ろから急に声が聞こえてきた。

2人「おっ!?」

???「キリトリスの墓で何しているんですか?」

隊長「・・・キリトリス?」

フィリップ「キリトリスってあの鳥獣!?」

隊長「鳥獣!?なにそれ聞いたことないんだけど・・・・」

フィリップ「2ヶ月前にGVXによって秘密裏に処理された鳥獣とかっていうのが友だちから聞いたことが合って」

隊長「・・・ところで君は?」

アリス「アリス。アリス・キバッタ。」

フィリップ「君こそ何しに来たの?」

アリス「何って供養ですよ。キリトリスの」

隊長「君が・・・何故?」

アリス「察しが悪いですね。キリトリスは僕が育てたんですよ。」

フィリップ「ええ?」

ーーーーーーーーーーーーーー
アリス「ここが俺の家。両親は夜逃げしたし、親戚も見放した。俺一人で暮らしてる。」

2人「お邪魔します・・・」

アリス「ってなわけでお二方は怪獣について知りたいと」

隊長「そういうことです」

アリス「OGRBTTD・・・・それはおそらくあれなのかもな。 いや  何でもないです。では話しましょう」
ーーーーーーーーーーーーーー
2ヶ月前ー
アリス「・・・」

いじめっ子「よっ!アリス。帰ったらゲームやろうぜ!お前親が許可しなきゃ出来ないんだろ?」

いじめっ子2「おいおい!こいつには親がいねーよ!」

いじめっ子「ハハハ!そうだったな!ボッチ!陰キャ!チー牛!」

アリス「毎度テンプレご苦労さん。でもテンプレを聞いてるほど暇じゃないからね」

いじめっ子「なんだとぉ?てめえ!」

いじめっ子2「おいおいやめてやろうぜ!www」

アリス「・・・」

ー家にてー

アリス「・・・母さん。父さん。今日も学校楽しかったよ。」

キュウウウウ

アリス「?」

キュルルル

下を見ると今まで見たことがない小さな鳥がいた

アリス「ほわあ!?何ぃ!?」

ホワァ!?

アリス「え・・・・ええ・・・・?」

ーーーーーーーーーーーーーー
アリス「こんなのしかないけど・・・」

アリスはキュウリを差し出す。

キュゥゥゥゥゥゥ!

バグバグ食べ始めた

アリス「キュウリが好きなのかな・・・?」

アリス「・・・なんでこんなのに構ってるんだろう。俺はこんなことをするほど暇じゃないのに」

プルルル プルルル

アリス「はい。」

店長「てめえ!また会計間違ってるじゃねえか!」

アリス「す、すいません。」

店長「バツとして今日は2時まで働いとけ!」

アリス「ですが明日も学校が」

店長「つべこべ言ってねえで働けや!こっちは新キャラの周回で忙しいんだよ!」

アリス「・・・分かりました。」

ガチャッ

アリス「・・・行くか。」

アリスはコートを着て、コンビニに行く準備をする

キュウウウウ・・・

アリス「お前に構ってる暇はない。悪いが出てってくれ」

ガチャン

ー午前二時すぎー
アリス「はあ・・・・ん?」

いじめっ子「おい!なんか言えよwwwキュウキュウ泣けよwww」

アリス(あいつらか・・・)

キュウ・・・キュウ・・・・

アリス「え?この声って」

そこには傷だらけのキリトリスが倒れていた。

アリス「!」

バコオオオン!!

いじめっ子「いってて・・・だれだ!サツか!?」

アリス「はあ・・・はあ・・・」

いじめっ子「ち・・・チー牛」

アリス「どっか行け!」

いじめっ子「チッ・・・見逃してやるよ」

いじめっ子は去っていった

アリス「・・・・・」

キュウキュウ・・・・

アリス「大丈夫か?」

キュウ・・・

アリス「手当してやっから待ってろ・・・」

(また構っちまった・・・)

ーーーーーーーーーーーーーー
アリス「これで大丈夫なはずだ」

キュウキュウ!

アリス(・・・・でも なんやかんや)

アリス「・・・ありがとうな。」

キュウ・・・?

アリス「いやっ何でもないんだ それより名前を決めなきゃな。」

そうして何故か俺んちに住むことになった鳥獣を俺はキリトリスって名付けた。そいつはオレの心の拠り所になると思った。だがある日
ーーーーーーーーーーーーーー
アリス「・・・怪獣!?」

同級生「ああ ほら 私人系逮捕Youtuberの配信。しかも二体だとよ」

そう言われてスマホを見せられる そこには写っていたのはロボットと

アリス「これって・・・」

ージオティック連邦市内ー
ゴオオオオン・・・

ドドドドドンン!!!

A1「A1!ミサイル斉射!効果なし!」

ー生命体リセッターデアボルテックギルバリスー
ー地底穏便怪獣キリトリスー
キキキキ!

アリス「キリトリス!?なんで!?」

ゴオオオオン・・・

デアボルテックギルバリスはレーザービームを放つ

A1「危ない!」

間一髪で避ける

キキキキキキ!!!

火炎放射をする

A1!ロスト!

アリス「キリトリス!なんで急に暴走しちまったんだよ!」

キリトリスにアリスは呼びかけるも、反応がない

ゴオオオオン・・・

デアボルテックギルバリスはアリスに気づき、銃口を向ける

アリス「ああ・・・・」

レーザーが放たれたとき

キュイン!

シェアアアアアアア!

レーザーを蹴って無力化し、降り立ったのは

アリス「あれは・・・」

人々を救う 白銀の凱旋が

アリス「・・・・!?」

シェアアア・・・

ゴオオオオン・・・

レーザーを放つ

ウオ!?

ジャンプで避ける

ゴオオオオン・・・

シェエエ

ガゴオン!

吹き飛ばされる

ウオオオオオウ!?

キリトリスは何もせずじっと見ている

アリス「キリトリス!お前・・・なんでこんな事したんだよ!俺の・・・人類の味方じゃなかったのか!?」

キキキキキキ・・・

シェアアアアアアア”””!!!

スパイラルハンマーを投げるも、デアボルテックギルバリスはそれを投げ飛ばす

シェアア”””!?

ミサイルを放つ

シェアアアアアアア”””!!!

OGRBTTDは倒れ込む

アリス「キリトリス!このままじゃあいつがやられちゃう!お願い!力を貸してやってくれ!」

キキキキキキ・・・キキキキキキ!

風を巻き起こすとそれを凝縮してOGRBTTDに与える

シェア?

それを取り込むと緑色のOGRBTTDが姿を表した!

セエエエエエアア!!!

アリス「・・・あれは!」

セエエエエアアアア!!!

素早い速さで切り裂いていく

ゴオオオオ!?

そしてスパイラルアローを構える

セエエエエエエエエエエアアアアアアアアアア!!

ピシュウン!

ゴオオオオン・・・

ドオオオオオオオオン・・・・

セエエエエアアアア・・・

ゴオン

キキキキキキ!

突如としてOGRBTTDを殴り飛ばす

アリス「!?」

セア!?

キキキキキキ・・・・

ーTo be continueー
ーーーーーーーーーーーーーー
突如として暴走したキリトリス。それは、仲間を守るためなのか?
そして動き出す、GVXの暗躍
果たしてこの物語は どこへたどり着くのだろうか?
次回OGRBTTD【白銀の特異点】第6譚「安混」
闇を切り裂く光の風となれ

6譚(安混)

open

セア!?

キキキキキキ・・・・

アリス「!?キリトリス!?」

セウアアアアア!?

殴られる

キキキキキキ!!

セア!

二体は上空へ飛び、空中戦を繰り広げる

アリス「な・・・何が起きているんだ!?」

スパイラルアローを命中させる

キキキキキキ!!!

キリトリスは落ちる

これで終わりかと思いきや、キリトリスはまた立ち上がり、口から火炎を吐く

セア!?

後ろへ下がる

アリス「どうしちまったんだよキリトリス!お前そんなやつじゃなかっただろ!?」

キキキキキキ・・・・

セア・・・

アリスの声を聞いたOGRBTTDは飛び上がり何かを準備する

セアアアアアア・・・

コンフォートを放ち、キリトリスを落ち着かせる

キキキキキキ・・・・

元の姿に戻ったBTTDはキリトリスをあやす。

ルロロ?

ー上空にてー
AQ1「こちら1番機。怪獣を捉えた。地上部隊に攻撃準備を命令する」

司令部「全戦車部隊。攻撃開始」

ドドドドドンン!!!

砲撃音がしたと思えば、いつの間にかキリトリスの全身には穴が空いていた

シェア!?

キキキキキキ!!!

苦しんだキリトリスは倒れ込む。

アリス「キリトリス!!!!」

察したOGRBTTDは攻撃をやめるよう首を横に振るが

戦車部隊「どけ!野獣が!」

ドドドン!!!

ウオオオオオウ!?

OGRBTTDは吹き飛ばされてしまう。

そして続行されるキリトリスへの攻撃。キリトリスはいつの間にか見るに耐えない姿になっていた

アリス「やめて・・・・やめてくれ・・・・」

シェアアア・・・

OGRBTTDは消えていった。何かに失望するように

キキキ・・・・キ・・・・

戦車部隊「地上部隊から司令部へ 目標の討伐完了」

司令部「了解 すぐに撤退しろ」

ーーーーーーーーーーーーーー
そして3人は墓に来た

アリス「あれ以来・・・俺をいじめていた奴らは何故か改心して、俺を友だちにしてほしいって言ってきたんです。もしかしたら・・・・キリトリスは僕を・・・」

隊長「そう信じよう。あの怪獣は 今も君を 天から見守っているだろう。」

フィリップ「色々・・・・ありがとね」

アリス「いえ、それが誰かのためになるのなら 」

ーーーーーーーーーーーーーー
ーGVX本社情報収集室ー
カタカタカタカタカタカタ・・・
隊長「今日起きた出来事は・・・しっかり記録しないとな」

社長「まだいたのか。」

隊長「!社長。」

社長「お前が以前から、怪獣について調査しているのは知っている。何故そんなことをする?」

隊長「・・・・興味本位です」

社長「それは違うな。」

隊長「・・・彼らの正体を探りたいのです。怪獣の OGRBTTDの・・・」

社長「以前から、君には何度も注意していたはずだ。だが君はその警告を破り、何度も調査をしていた。もうお前はここに居れないはずだ・・・」

隊長「待ってください!社長!彼らの正体を探れば・・・今後もっと我々の研究が加速s」

社長「もう既にしている。彼らに対応するための、巨大兵器がな。」

隊長「・・・え?」

社長「上位研究所はOGRBTTDが初めて我々の前に姿を表したとき、ヤツの内部を調べた。奴は体内の92%を水素、残り8%をヘリウムで構成されていることがわかった。」

隊長(だから目撃者が言っていたんだ。ガスみたいに去っていったって・・・)

社長「我々はそれに習い、怪獣が現れたときの防衛兵器を作り上げた。」

隊長「待ってください!まだ未知の力を悲鳴てる彼らの力を使おうとすれば!何が起こるかわかりません。」

社長「我が社の力は絶対だ。信頼性も高い。」

隊長「・・・・」

社長「そういえば、君に頼み事がある。」

隊長「・・・それは?」

社長「アズキニア王国にて、怪獣を調査しろ。」

隊長「・・・は?」

社長「私も少し、興味があるもんでな。頼みたい。」

隊長「分かりました・・・失礼します。」

カチャン

社長「・・・そろそろか」

ーTo be continueー

ーーーーーーーーーーーーーー
突然怪獣の調査を依頼された隊長。アズキニア王国にて彼が見つけたものとは
そして、絶望に打ちひしがれたOGRBTTDは人類にどう応える!?
次回OGRBTTD【白銀の特異点】第7譚「虹が生まれる」
空から降りる虹は正義か悪か

7譚(虹が生まれる)

7.5譚(怪獣総曲)

8譚(絶駆魔神)

9譚(虹が飛ぶ)

Epilogue...?(AMATERAS)