その他の魔法のアイテム/【アレルギー・ダスト】

Last-modified: 2024-01-20 (土) 19:43:18

原語は「Allergy Dust」。
allergyはアレルギー、つまり異常敏感症のこと。転じて反感や大嫌いを表したりもする。dustは塵や埃、ゴミ、騒乱などを意味する名詞。
直訳すると「アレルギーの塵」。
特定の生物に反応するアレルギーの症状を発症させる魔法の塵。アレルギー症状の実例そのものは古代ギリシャの医者ヒポクラテスが牛乳による食物アレルギーの記述を残しているものの、医学用語として使われ始めたのは20世紀初めからとされる。そのため医学が現実世界の中世くらいの段階では、謎の症状、あるいは病気と判断される可能性が高い。

クラシック・ダンジョンズ&ドラゴンズ

クラシックD&D第4版ではAC4 マーベラスマジックに掲載されている。新和版の表記は「アレルギーダスト」。
外見についての記述は無い。
この塵に巻き込まれた生物はST判定を行い、失敗するとアレルギー症状にかかってしまう。この段階ではまず効果が分からない。
この粉によるアレルギーは特定の生物に対してのみ発症する。アレルギーの発症はアレルギーの対象となる生物に近づいた場合にのみ起きる。
アレルギーが発症した生物は目が潤み鼻が詰まり、くしゃみをし始める。
このアレルギー症状は治療可能。


マーベラスマジック所収のマジックアイテムには珍しく、簡単ではあるものの製造方法に関する記述がある。

関連項目

スニージング・ダスト】【デコイ・ダスト】【ダスト・オヴ・アドヒリング】【ダスト・オヴ・アブソープション】【ダスト・オヴ・アピアランス】【ダスト・オヴ・イリュージョン】【ダスト・オヴ・オポジション】【ダスト・オヴ・スニージング・アンド・チョーキング】【ダスト・オヴ・スリーピング】【ダスト・オヴ・ドライネス】【ダスト・オヴ・トレイスレスネス】【フェザー・ダスト