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添付原語は「Gray Ooze」。
D&Dでは「ウーズ(Ooze)」という種別のモンスターに分類される、濡れた灰色の石のように見える、スライム状のモンスター。
D&Dシリーズでの「ウーズ」タイプのモンスターは知性を持たないため、某ゲームのようなマスコット的な可愛さを期待しないように。
クラシック・ダンジョンズ＆ドラゴンズ 
第4版ではベーシック・ルール・セットで登場。新和版の表記は「グレイウーズ」。
「一見ぬれた石のように見える恐ろしい液状の生物で、目に見えにくい。」と記述。
ヒットダイスは3。アライメントはもちろんニュートラル。火、寒さでは傷つかないが、武器や電撃でダメージを与えられる。攻撃回数は1ラウンドに1回だけだが、強酸によるダメージは2d8と馬鹿にできない高さ。しかも、攻撃に成功すると相手に付着してダメージを与え続ける。強酸の強さは、非魔法の武器や防具は1ラウンドで溶解、魔法がかかっている装備でも1ターンで溶かされてしまうほどの威力。
ルールサイクロペディア
ルールサイクロペディア版の表記は「グレイ・ウーズ（灰色スライム）」。
種別は下等生物。知力は0。サイズL。
アドバンスド・ダンジョンズ＆ドラゴンズ
AD&D第2版モンスターコンペンディウムでは「ウーズ／スライム／ジェリー」（Oozes/Slimes/Jellies）のページに掲載されている。
序文では「濡れた岩か水成岩のように見えるこの粘液状の恐怖、グレイ・ウーズが、6～8フィートより厚いことは極めて希であるが、場合によっては対象12フィートまで成長することが知られている。」と記述されている。
気候／地形は地底。出現頻度は希。社会構成は独居性。活動時間は常時。食性は雑食性。知能は動物並み。アライメントはTN（トゥルー・ニュートラル）。サイズM～L。
他の親族であるジェリーやスライム同様、役割としては掃除屋であり、「芽生法」により増えていく。
大抵の呪文や火、冷気は全く効果が無い。ただし武器や電撃による攻撃は普通にダメージを与えられる。
グレイ・ウーズは蛇のように攻撃することができる。この攻撃は金属類を急激に腐食させてしまうため、通常の鎧であれば3ラウンド以内に溶けてしまう。また金属製の武器で攻撃した場合、ダメージを与えてもグレイ・ウーズの腐食液で武器が傷んでしまう危険がある。
グレイ・ウーズの攻撃や金属を腐食させる原因は明記されていないが、クラシックD&D同様「強酸」と考える方がいいだろう。
