モンスター/【ドレイク】

Last-modified: 2022-07-29 (金) 22:49:40

原語は「Drake」。
雄のカモやアヒルを意味する名詞。オランダ語ではドラゴンを意味する。
また英国では「翼の無く四肢のある陸のドラゴン」とされることがある。
ファンタジー作品ではドラゴンやその亜種とされることが多いが、その扱いは様々。

クラシック・ダンジョンズ&ドラゴンズ

クラシックD&D第4版ではマスター・ルール・セットに登場。新和版での表記は「ドレイク」。
人間サイズのドラゴンに似た魔法的な生物で、小さな翼が生えているが前足は無い。種別に応じた人間型生物に変身可能。
ブレスウエポンも呪文も使えないが、シーフとしての能力を持つという変わった存在。
ヒットダイス巨人未満。移動速度は陸は人間並みで、空を飛べるが低速な上に飛行時間は短い。アライメントはカオティックかニュートラルだが、善良か邪悪は個体による。
攻撃手段は噛む1回と爪2回だがダメージは低い。アーマークラスは良好で呪文に対する耐性も高い。
全部で4つの種別に分かれるが、エレメンタルドレイクだけはさらに4種に分化している。

ルールサイクロペディア

ルールサイクロペディア版でも表記は「ドレイク」。ただし個々の名称には「・」が付いている。
種別はドラゴン族知力10。サイズM。ただしエレメンタル・ドレイクのみ、種別はドラゴン族異界モンスター、魔力タイプとなっている。

マンドレイク(マン・ドレイク)

人間に変身可能。人間の町に紛れて人間の生活を楽しんでいることがあるが、責任ある立場は避ける。

ウッドドレイク(ウッド・ドレイク)

エルフハーフリングに変身可能。変身した種族の社会に紛れていることがある。

コールドドレイク(コールド・ドレイク)

ドワーフノームに変身可能。変身した種族の社会に紛れていることがある。日光を嫌い、地下に住む。

エレメンタルドレイク(エレメンタル・ドレイク)

地水火風のいずれかに属しており、4種が存在する。いずれも巨人に変身可能。
普段は対応した精霊界に住んでいるが、プレーン間を単独で移動する能力は無い。このため、物質界には他の精霊に便乗している。物理的な攻撃に対する耐性がある。

関連用語

ドラゴン