出版物・書籍/【ファンタスティック・ゲームズ】

Last-modified: 2022-06-14 (火) 21:11:17

奥付は平成三年九月一日。通称「FG」。創刊号のみ発行。
新和が発行したD&D関連の雑誌としては最後のものとなった。
D&Dマガジンから情報部分を独立させたもので、これによりD&Dマガジンは不定期刊になるという事だったが*1、結局D&DマガジンもFG2号も刊行されることはなかった。

概要と記事

全22ページ。表紙のカラーイラストは宮須弥。価格は300円。

  • 1~2ページ。ゲーム「だいす★くえすと」の特集記事。
  • 3ページ:GAZ5アルフハイムのエルフの紹介記事。
  • 4~6ページ:「ダブルムーン伝説」「パワープレイ」「蓬莱学園の冒険!!」の紹介記事。7つの項目に5段階評価が付いている。
  • 7~8ページ:AD&D2ndキャンペーンガイド、キャッスルガイドの紹介記事。
  • 9~10ページ:「メイジストーン」の特集記事。
  • 11ページ:D&Dの情報ページ。英語版で付録を強化した新ベーシックセットの発売、「ヒーロークエスト」などに見られるビジュアル面を強化したビッグサイズのゲームが増えていることを紹介している。
  • 12ページ:英語版でルールサイクロペディアが予定されていること、イモータルルールセットの日本語化をTSR社に許可を求めたところ、TSR社からストップがかかったと告知している。FGでは、この理由をイモータルルールセットの全面的見直しをしているらしいとしている。また、ハロウワールドが展開されていることを紹介している。ルール面での変更と、猫型デミニューマン「ラカスタ」のクラスとしての簡単なルールを紹介している。
  • 13~15ページ:読者投稿「グリフォン・イン」のページ。
  • 16~18ページ:コンベンション&イベント情報、サークル紹介、DFC会員募集のページ。
  • 19~20ページ:メタルフィギュアのコーナー「メタルナイト」のページ。小林陽一郎による記事。
  • 21ページ:「だいす★くえすと」の新ゲーム公募と新製品の紹介。
  • 22ページ:上段はXS2 雷鳴山の秘宝、ACJ13 モンスターアソートメントの広告。下段は次号予告と編集後記、奥付。ちなみに、第三号よりD&Dの新リプレイがスタートすることと、大貫昌幸明日川敬がキャンペーンシナリオを作成中と告知している。

*1 ファンタスティック・ゲームズ編集後記より。