概要
DQ5に登場する【グリーンワーム】の上位種で、赤い芋虫のモンスター。
なかなかカッコいいネーミングだが、lava(溶岩)とlarva(幼虫)を掛けているのだろう。
赤い芋虫なので見た目はちょっと不気味。【おおみみず】や【ゾンビーアイ】などに比べれば可愛いものだと思われるが。
火を吐く虫系のモンスターとしてはDQ3の【かえんムカデ】、DQ4の【ヘルビートル】に次いで3例目である(ドラゴン系に虫の翅が生えた見た目のモンスターは除く)。
登場作品も少なければ出現場所も少なく、寝ている間に倒せることが多いSFC版DQ5ではほとんど印象にも残らないマイナーモンスターと感じる人も多かった。
しかしリメイク版DQ5以降では、HPの高さとそれに伴うモンスター闘技場での活躍のおかげで、そこそこ印象に残るかもしれない。
【マ ク ロ ベ ー タ】スレで名前が上がることもあったようだが、かろうじてスレタイには選ばれていない。
DQ5
【妖精の世界】の【ドワーフの洞窟】の深層にのみ登場する。
1/2の確率で最初から眠っているが、起きているとそこそこの確率で【ひのいき】を使うため、油断しないように。
と言っても、前作のあばれうしどりのように【ねがえり】で攻撃してきたり、体当たりをぶっ放してきたりはしないので、危険度は低い。
見た目や攻撃手段はDQ3のかえんムカデに似ているが、眠っていることが多い分それほど脅威にはならないだろう。
落とすアイテムは【やくそう】で、ドロップ率は1/8と高め。
ドロップアイテムも平凡であり、総じて「キング」に名前負けしている感は否めない。
SFC版ではHP30だったのが、PS2版以降では守備力がそのままにHPが50になり、耐久性が増した。
DQ3の【キャタピラー】と言い、芋虫はリメイク版でHPが増える傾向にあるのだろうか。
ドワーフの洞窟の他のモンスターのHPが20~30程度の中、タフさで存在感を示すようになった。
こいつに限らず、妖精の世界はリメイクに際してHPや素早さが増えたモンスターが多い。
リメイク版DQ5は最大4人パーティになって味方有利になったため、バランスをとるために強化されたモンスターが多いが、妖精の世界のモンスターと初めて会うのはこちらが3人パーティのとき。
しかも【ベラ】に命令できなくなり、DS版以降では【ベビーパンサー】も役立たずになってむしろ戦力ダウンしているのに、なぜ強化されてしまったのだろうか。
強化されたのは確かだが、理不尽と感じるほどの強さではなく、まずまずの装備とレベルがあれば勝てる相手である。
上記の通り、SFC版では寝ている間に大抵は倒せる雑魚だったので、こいつに関してはリメイクで適正な強さになったとも言える。
【格闘場】にも出場しており、ここでも眠っていることがあるが、リメイク版ではHPが高いので勝ち残りやすい。
1つは【おばけキャンドル】との一騎打ち。リメイク版ではHPに2倍近い差がある上メラに強耐性なので、起きていればほぼ確実に勝つ。よほどのんびり眠っていない限り負けることはない。
もう1つは【おばけねずみ】、【メラリザード】と三つ巴の戦い。こちらでは最初から眠っていると負けやすいが、起きていれば高確率で生き残る。
ここではキングの名に相応しい勝率を誇っている。