【旅人の宿屋】

Last-modified: 2022-04-12 (火) 16:44:06

概要

DQシリーズの【宿屋】の主人の決まり文句で、自分の宿屋をこう称している(DQ5、DQ6を除く)。
例)

*「たびびとの やどやへ ようこそ。
  ひとばん 6ゴールドですが
  おとまりに なりますか?

 
また、リメイク版DQ3ではダーマ東のほこらのゲーム内名称として「たびびとのやどや」が使われている。以降本頁ではこのほこらについてFC版も含めて解説する。
なおDQ5とDQ6における宿屋の自称でもある【旅の宿】、それとよく似た【旅の宿屋】はDQ7の地名に使われるため、混同に注意。

DQ3

【ダーマ神殿】から南東、【ムオル】から南に辿った先にある【宿屋】のある【ほこら】
FC版公式ガイドブックでの名称は「ダーマ東のほこら」。
目の前には【ジパング】があり、ジパングの住民の一人が【やまたのおろち】から避難してきている。
【旅の扉】もあり、イシス西のほこらと繋がっているが、【さいごのかぎ】が無いと利用できない。
ジパングには宿を含んだ施設は何もないので、【ジパングの洞窟】を攻略する際の回復拠点となるだろう。
ただし宿代は他の町よりかなり高め。
 
現実世界における朝鮮半島のあたりにあり、そう考えると中国に位置する場所にはそれらしい施設は見当たらない。
隣のジパングには固有グラフィックに専用BGMまで設けてイベントまで設置する扱いの良さに対し、現実の歴史上東洋世界で絶大な存在感を持っていたハズの中国には何と町すらない。
強いて言うなら一大拠点と言えるダーマがかろうじてチベットのあたりにあるので、中国は内陸部が文化の中心地だったと捉えることはできる。
まぁFC版DQ3の容量はオープニングやバラモス戦のボス曲まで削るほどギリギリであった事で知られており、無理してここに町を作ってもこれといったイベントも入れられない(それにジパングが固有グラフィックの中、ココが西洋風の汎用グラフィックだとかなり違和感があるであろう)だろう事、何よりここに町やイベントを作るとジパングのイベントの印象が薄くなりかねない事などから仕方ないのかもしれないが…
この辺からも逆説的に日本産ゲームらしいジパング(日本)の厚遇っぷりが垣間見える。

リメイク版

大蛇打倒後、ジパングからの旅人は姿を消す。大蛇が倒されたことを誰かしらから聞いて故郷へ戻ったのかも知れない。
代わりにダーマ神殿に行こうとして道に迷った剣士が宿泊している。
良い場所だから永住しようと思うと発言するが、宿屋の主人はダーマ神殿への行き方を教えてあげないのだろうか?

ロトの紋章

【アステア】がアリアハンに来たとき、入れ違いでジパングに向かった【アルス】一行に追いつくために利用しようとしていた旅の扉としてこの場所が選ばれている。
FC版に準じて『ダーマ東のほこら』の名前になっている。