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【ジパング】

Last-modified: 2019-12-14 (土) 00:42:06

DQ3 Edit

アリアハン大陸から船で北上するとたどり着ける小さな島国。モチーフは過去の日本で、名前の由来はマルコ・ポーロの東方見聞録における「黄金の国ジパング」から。
ちなみに「ジパング」は「ジャパン」の語源でもあるが、残念ながら当wikiの対象外であるため、どういう経緯でジパングからジャパンに変化したのか、そもそもなぜ「ジパング」というのか、本当にジパングは日本のことを指しているのかについては各自で調べてみてほしい。
英語版での地名はJipang(GBC版のみZipangu)。
 
他の地方と比べて文明のレベルは低いのか、店の類も一切無く、旅人をもてなす【宿屋】すらない。
にもかかわらず、【ダーマ神殿】で聞ける話によると、「黄金の国」として西方に伝わっているようだ。
一方で、【オリハルコン】から世界最強の剣を作り上げるほどの名刀匠の出生国であるなど、先進的な部分も見受けられる。
海外からは宣教師も訪れているが、その文明のギャップから神の教えを説くに至っていない。
ちなみに、この宣教師はなぜか片言。
この辺りは日本の刀の切れ味は弾丸を斬るほどという海外を中心に広がる都市伝説や、
フランシスコ・ザビエルによる日本へのカトリック・キリスト教の伝来がモチーフであろう。
ジパング国内には宿が無いため、回復が必要な場合は海を渡った北西のほこらにある【旅人の宿屋】を利用するとよい。
FC版【公式ガイドブック】ではジパングのページには同ほこらの宿屋料金が記載されている。
 
近くには【ジパングの洞窟】がある。
周辺に出現するモンスターは大王蟇豪傑熊という和風縛り。
洞窟も【メタルスライム】の大群を除いて同じ傾向がある。
おかげで敵の強さがバラバラだったりする。
 
国は【ヒミコ】と呼ばれる【女王】が治めており、集落の奥には大きな屋敷がある。
大蛇に若い女性を生贄に捧げなければならない中、娘を男と偽って育てていたり(元々DQ5までは子供は男の子限定になっている)、地下室の壷に隠れたりしている者もいる。
ヒミコの正体はやまたのおろちが化けた偽物であり、ジパングの洞窟で倒した後、ここでもう一度やまたのおろちとの対決がある。
おろちを倒せば【パープルオーブ】が手に入る。
ちなみに、男の子と偽っている子供は夜に訪れると「おかあさま」という寝言を言うが、ドラクエに登場する人物で母親をお母さまと呼ぶのは女性キャラだけなので、一応伏線となっている(現実世界には、別に男性でも『お母さま』という人はいるが)。
 
FC版はオープニングすら削るほどギリギリの容量の中、人々や建物のグラフィックには固有のものが多く、
音楽もジパングというここでしかかからない曲を使っている。
やまたのおろち&パープルオーブ以外のイベントが一切ないのにこの厚遇は、さすが日本産のゲームといえる。
 
なお、ジパングは過去の(独自性があった頃の)日本がモチーフだが、その年代はバラバラ。
現実の日本の歴史において、卑弥呼が治めていた邪馬台国は3世紀頃だが、ジパングという言葉は中世のもの。
八岐大蛇は邪馬台国以前の日本神話の世界になるし、宣教師が日本に来たのは16世紀。
また、そこかしこに箪笥が置かれているが、和箪笥が登場したのは16世紀。
ヒミコの屋敷前に鳥居が3つ置かれているが、このような形の鳥居ができたのは8世紀頃。
かなり雑多な寄せ集めの一方で、典型的な日本のイメージである武士や忍者がいないあたりに独自性が見える。

リメイク版 Edit

鳥居の下を通れるようになったり、汎用グラフィックだった子供の外見が金太郎っぽくなる、
座布団を調べるとメッセージが表示されるなどこだわりが増している。
また、ヒミコの屋敷では集落とは違うBGMが流れるようになった。
【ラーミア】復活後は先述の宣教師が民主主義を教えている姿が見られる。
ドラクエ3のほとんどの国は王政を採っており、民主主義国家は見られないのだが、この宣教師はどこの国から来たのだろうか。
 
SFC版およびGBC版では、クリア後に【しんりゅう】の願いにより井戸の中に【すごろく場】が作られる。

小説版 Edit

国名は「ジパング」だが、村の名前は「ヒミコの里」となっている。
ゲーム同様店も宿屋も無い未開の国という設定。

DQB2 Edit

DLC「和風パック」を購入することで【ポスト】に届く「さまよう旅人より」の手紙にて、その名前が確認できる。
手紙の送り主はジパングから【ワビサビ島】へと流れ着いた人間であり、その手紙の内容から、ビルダーズの世界においては、上の世界のジパングにもビルダーという存在が知られていること、和風パック購入で作れるアイテムは、実際に作中のジパングにて使われていた道具類であることが分かる。
ちなみに本作の舞台は、DQ3での下の世界且つ遥か未来であるDQ2の世界の中に生まれた異世界であり、一体何がどうなってジパングの住人がそんなところに流れ着いたのか興味が尽きないが、送り主は主人公が手紙を受け取った時点でとうの昔に亡くなっており、それを知る術はない。

ロトの紋章 Edit

別名黄金の国と呼ばれ、見た目は小さな島だが山ほどお宝があるとされる。
かつての鎖国体制は緩和されたのか、勇者ロトの伝説が伝わっている。
【ジャガン】【ロトのつるぎ】と対抗できる聖剣作りの為に訪れる。
【オモカネ】一味と復活したヤマタノオロチとの壮絶な戦い、ジャガンや【冥王ゴルゴナ】との決戦など、短いながらも激闘が続いた。
ジパングの住人は【ムー】の子孫で、不思議な力や文化技術を引き継いでおり、北の辺境・【エッゾ】【魔州湖】にあるオリハルコンの精錬場もムー由来の技術、などオリジナルの設定が多く追加されている。
また、古くから伝わる死者の霊を冥界に送るための習わしとして「御霊送り」という灯篭を川に流す。
冥界の事は「黄泉津比良坂」として伝わっている。
 
また、キラとヤオが祭りを通じてお互いを男女として意識し始めたり、ポロンはサクヤというガールフレンド(後に妻となる)ができたりと、ラブロマンスが芽生えた場所としても印象深い。

原作ゲーム同様に「日本」感はかなりごちゃまぜであり、3~5世紀ごろを彷彿とさせる人々の生活や豊穣の祭り、やまたのおろちとの怪獣大決戦(「ゴジラ」シリーズで手酷く破壊されるのは日本の大都市)、死者の魂を弔う灯篭流しなど、年代問わず「日本」を思わせるものが出てくる。

ちなみに、ジパング編には、【藤原カムイ】が本作と同時期に書いた古代日本が舞台の作品「雷火」と類似した設定が多く存在しており、同作のキャラがエキストラ出演する等のお遊びが見て取れる。

ロトの紋章 ~紋章を継ぐ者達へ~ Edit

大精霊を封じた「神器」が奉納された「神座(かみくら)」がある。
安置された神器から大精霊の力を引き出すことにより、世界中で【呪文】が生み出されている。この神器と神座の歴史は【ムー】の頃にまで遡るとされる。

しかし五年前、呪文の独占を狙った【クインゾルマ】の策略を察した【ティーエ】【アルス】に依頼して神器を持ち出させるも、【ラーミア】の襲撃によりシュライが暴走した事を切っ掛けに呪文消失事件「失われし日」が起こっている。
その存在は女王の一族や守り人たち、事件に関わったアルスなど極一部のみ知る……はずなのだが、子供の頃の【イヨ】は内緒といいつつ【サクヤ】にバラしていた。

この神器強奪による呪文独占は、百年以上前に大魔王【ゾーマ】が一度計画していたものの、ジパングに向かっていたクインゾルマが【オルテガ】達に封印されたため失敗している。