【棺桶勇者】

Last-modified: 2019-07-01 (月) 07:39:09

DQ3

【縛りプレイ】の一種で、分類するなら「少人数攻略」にあたる。
最初に主人公である【勇者】を殺して蘇生させず、残りのメンバーのみでゲームを進めるというプレイ方法。
DQ3では、クリアするまでは勇者を【ルイーダの酒場】に預けることができず、道中はずっと棺桶を引きずって歩くことになるため、この名前がついたのだろう。
強力な勇者を使わず、先述の通りクリア前に勇者を外せない為、必然的に3人以下での冒険となり、難易度は跳ね上がる。
 
まれに、勇者の生前の装備(【どうのつるぎ】【たびびとのふく】)を再利用もしくは売却するか、そのまま使わずに棺桶に入れておくかで議論になることがある。

FC版

【バラモス】撃破後は【ゾーマ】出現まで【ラーミア】がいなくなってしまう。
バラモスを倒すと暖かい光があたりを包み、パーティ全員のHPとMPが回復して死者も生き返るものの、この冒険を行っているのであれば、このときの勇者のレベルは1であるはずだ。
勇者はレベル7にならないと【ルーラ】を覚えないため、バラモスを倒したときにルーラを使えるメンバーがいないと【アリアハン】に帰れず、【ハマり】状態となってしまう。
そのため、この冒険中にルーラを使えないメンバーのみでバラモスに挑むときは、【キメラのつばさ】を忘れずに。
 
FC版ではパーティに死者がいるとメッセージ欄が赤色になる。
このプレイを敢行中は常にこの赤いウィンドウや文字を見続けることになるため、心理的なプレッシャーにもなる。
 
またバラモスを倒した後、一時的にルーラの行き先はアリアハンのみとなるが、アリアハンでゾーマが登場した後はルーラの行き先に上の世界15の町や村が強制的に再登録される(【ノアニール】【スー】等に行ったことがなくても)。
とことん初期状態の勇者(アリアハンしか行けない)にこだわるなら、バラモス打倒後アリアハンに戻ったら王様に会う前に【いざないの洞窟】から【ピラミッド】に向かって【ひとくいばこ】さんあたりに、再び勇者を棺桶に入れなおしてもらう必要がある。
むろんそれまでひとくいばこを開けずに残しておく必要がある。
 
裏技を使ってもよいなら【ランシールバグ】で勇者をメンバーから外すこともできるが、クリア前であれば勇者自身が1人でランシールに向かわなくてはならないため、ルーラの登録先を含めて素の状態の勇者をキープすることにはならない。

リメイク版

バラモス撃破後は暖かい光があたりを包んだあと、どこからともなく声が聞こえ、パーティ全員をアリアハンまで自動的に送り届けてくれるようになったため、ここでのハマりはなくなった。
 
他には、リメイク版では【なんと! カギあけの呪文とな?】というレアなセリフが追加された。
このセリフを聞くために、アリアハン大陸を棺桶勇者+魔法使い1人で旅するプレイヤーもいるという。
必然的にもらえる経験値が倍増するからだ。